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カラフル
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カラフルの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.25pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全316件 261~280 14/16ページ
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中学生向けの小説なのかな、読み口は軽くて、とても読みやすかった。 一度死んで漂っていた魂が、自殺した中学生の身体に入ってもう一度生きなおすという話。 その中学生は、母親の不倫を目撃してしまい、父親の利己主義を目の当たりにし、兄のいじめ、さらに憧れていた下級生も援助交際中・・と、どん底の状況だった。 主人公は、他人の身体を通して、生きるって何?親って何?友達って何?を知っていく。 ものごとの見かた次第で見えてくる世界も違って見える。 読後感がとてもよかった。 ちゃんと周りのひとを愛したくなる。 | ||||
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とてもかわいらしい本です。読んだあとすっきりした、幸せな感じに包まれました。 世界は愛にあふれている、ほんとうそう思うよ。この本を読んで思ったことがある。 なにかをやりたい、走り出したい。でも勇気が足りないときは、ホームスティだと 思えばいいの。ぜんぶ。そしたらぐっと強く大きく羽ばたいていけると思う。中で 二万円のスニーカーを買っちゃうシーンがあるんだけど、あれは買わなきゃいけな いものなんだって思った。今必要なの。今ほしいの。ひろかの台詞が深く残る。好 き勝手に強く生きればいい。途中ちらちら見え隠れする、みんなの孤独。でも明る くも考えることできるよ!ってこの小説は言ってくれる。カラフル。軽やかで読み やすい、お話です。 | ||||
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森絵都の小説には、桃(もも)が似合うと思う。 それは、ちょっぴり非日常であり、それでいて日々の生活に なんの違和感もなく溶け込む。 仕事かえりの猥雑なビルディで、『カラフル』を読んだ。 読み進むにつれ、主人公の小林真のシャープな小気味のよい 感覚に呑み込まれている自分を発見し、没個しすぎてはならん、と ブレーキをかける。 それなのに、真の兄、いつもはつっけんどうな満とのやりとりのシーンまで きたとき、どうにも思わず泣いてしまった。 「物心ついたときからそばにいた、ぐずで、ぶさいくで、頭悪くて、 いくじなしで、病的な内弁慶で、ともだちもできない、だから年中 おれのあとばっかりついてまわってた、せわのやける、目のはなせない、 十四年間、まったく目がはなせなかった弟が、ある朝、なんてことのない ふつうの朝にとつぜん、ベットの上で死にかけてた。しかも自殺だ。 自分で死んだんだ。どんな気分になるか考えてみろ!」 いつでも弟に厳しい兄が、なぜ自分は医者になるため勉強しているのか、 なんのために今、生きているのか、という問いかけに答えるシーン。 これほど、明朗に弟に答えるシーンは、全編中どこを探しても、ない。 「以上」という無機質な会話の締めくくり方に、キツさの裏に潜む 兄の倫理がみえる。 世の中をカラフルに彩るのは、自分でしかない。 いざ、生きよ、というシンプルなメッセージに心が打たれた。 | ||||
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はじめて知ったのは、確か中学生のころ。図書館に置いてありました。この本で宿題の感想文を書いている人がいて、それで興味があって読んでみました。 テンポがよく、最後まで一気に読めると思います。途中でなんとなく想像できてしまう部分もありましたが、物語終盤では涙目になって読んでました。現代風のお話なので、若い人は入り込みやすいと思います。 | ||||
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もともと「蘇生モノ」は好きだったけど、やっぱりこれもよかったです。 話に無理がないというか、一番良いところにたどりつく流れがいいです。 そういう展開なので話の途中である程度ラストが予測できてしまいますが、 オチを求めるお話ではないので問題ないでしょう。 満とひろかのキャラクターがよかったです。 | ||||
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とても面白いです。読み終わったあと、元気になります。 コミカルなのに大切なことが見つけられます。 生きていれば、必ず新たに見つけることがたくさんあるのだと思いました。 | ||||
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家族のこと、学校のこと、友達のこと、自分の体のこと、恋や異性のこと・・・人生ってうまくいかないことだらけ。 「なんで自分だけが!」「苦しいだけの人生なんて意味なんてあるのかな?」そんな風に考えてしまうことってみんなあると思う。 でもこの本を読めば分かります。そんな風に悩む自分はおかしくないし、むしろ普通なんだってこと。見渡せば不器用で頼りないけど一生懸命、自分を支えてくれるひとたちがいること。 僕たちはみんな、前世の記憶を消され、生きることの意味を教わらないまま、期間限定でこの体にホームステイさせてもらっている。どうせ数十年の期間限定だ。傷つき苦しみながらも自由に生きたらいい。 悩める中学生に是非読んで欲しい本。非常に重要で重いテーマなのに、軽快にさらりと読めて前向きな力が湧いてきます。人生にちょっと疲れた僕たち大人にもおすすめです。 | ||||
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表紙の鮮やかな黄色のように、とても読みやすい話ですが、その中に、生きる事とか、家族の愛とか、人の優しさとか、弱さとか、そういうものがたくさんつまっています。 思わず涙が出てきたり、真と同じように私もショックを受けたり、でも、どんどん先が読みたくなり、読み終わってももう一度読み返したくなる作品です。 読み終わった時に、あーもうちょっと生きることを頑張ろうと思えます。 | ||||
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半身浴しながら一気に読みました 途中でなんとなくラストは想像できたけど、それでも面白かったです 私も真と同じくらいのときは何もかも投げ出したくなること たくさんあったから うーーーん、中学校のときに読みたかった。 と思いながらも今だから昔の自分を思い出せて共感できたのかも。 | ||||
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世の中は醜くて、汚くて、ぐちゃぐちゃした色。だけど、きれいで、美しくて、いつでも癒してくれる色もある。 それが混ざってひとつの『カラフル』な世界になってるんだ。 しかし、果たしてその世界に生きる意味はあるのか、自分が宿ったこの『小林真』のからだを復活させる意味はあるのか、 抽選に当たってしまったあるひとつの魂が面白おかしく物語りを進めてくれる。 魂に絡む、父、母、兄貴の満、そして初恋の相手、ひろか。 いきなり現れた勘のするどいちび女、唱子。 初めて出来た友達の早乙女。 それぞれのキャラクターたちすべてが個性的な色を持っている。 最初から最後までハマる。とにかく面白い。最後のどんでん返しの結末は息を飲む。 森絵都さんの独特な世界観にあなたもきっと入り込む! | ||||
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この本をよんで、私は、自分はホームステイをしている、と思って気楽にいきればいいんだな、と思うようになりました☆自分の人生、だと思うと臆病になったりするけれど、自分は少しの間人の体を借りてホームステイしてるんだ、とおもえば人生楽しく生きれるんだと思います。私はこの本のおかげで大分楽になったような…☆最後にああ、そうだったのか!とどんでん返しがあってびっくりします。感動は少ないかもしれませんが、軽い読書にいいとおもいますよ!! | ||||
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今まで読んだ本の中でも、感動して印象があったのがこの本でした。 ストーリー終盤なんかは、泣けます。 森絵都さんが書く物語は全部おもしろいです! | ||||
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P>軽やかに紡ぎ出されていくストーリー、 それを支える言葉たち。 この二つは見事に絡み合い、まさに「カラフル」な何かを、 私たちに与えてくれます。 語彙力がなくても大丈夫。漢字を読むのが苦手でも大丈夫。 決して難しくはない言葉たちは、重みを伴って読後もずしりと余韻となって響きます。 小学校の高学年からそれ以上の年齢の方々、誰が読んでも損などしない、 素晴らしい本だと思います。 | ||||
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おすすめの一冊というのを全校集会で発表するのですが、 そのテーマに選ぶほど、とてもおすすめしたくなる一冊です。 真と満の歪な関係。 真と母の歪な関係。 真と父の荊のような関係。 そしてひろかと真の悲しい関係。 真と唱子の意外な共通点。 そして天使プラプラとの不思議な関係。 どんなポイントも逃してはいけない、とっても面白い本です。 そして此の本のタイトルがどうしてカラフルなのかという意味がわかる 一言も、見つけて下さいね。 その言葉は、私からずっと離れないんですが。 とにかく、小学校高学年ぐらいから読めますんで、 是非読んでみて下さい。 | ||||
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途中、うるうるっときました。 怖がらないで、閉じこもらないで、正直に気持ちをぶつける事は、時には人を傷つけたりもするけど、でも大事なことなんだなぁと今更ながら思いました。 やっぱりな、と思える落ちなのですが悪い意味ではなくて、期待通りの良い展開です。 そして主人公の心の変化が気持ち良いです。 軽いタッチで読みやすい本です。 | ||||
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読んだ後涙が止まりませんでした。 人が死んで悲しいという涙ではなく、すっと心がうなずくようにするする涙がでてきました。 私が中学生のときにこの本を読んでいたらどうなっていたんだろう、 もっと楽しい思い出を残しておけただろうなと思いました。 でも大人になった今でも、響く言葉ばかりです。 (このamazonでいろいろ見ているうちにこの本を知って買いましたが、皆さんのレビューは的確なことが多いですね。) 毎日をささやかに生きることの大切さ、人間は悪い面も良い面もひっくるめて一人の人として生きているという実感。 くすんだ頭の中身で見回しても、何も本当のことは見えてこない。 そんなことはみんな当たり前に知っていても、どれだけの人が実感して毎日生活しているんでしょう? いろんな人にプレゼントしたくなる本です! | ||||
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シンプルできれいな黄色のカバーに惹かれて手に取った本。 最初から最後まで一気に読めました。 いろいろ悩みはあるけれど、勇気づけられた気がします。 そして家族や友達に感謝したい気持ちになりました。 最後はじーんと心にしみて、この本を読んでよかったと思いました。 是非、読んでみてください。おすすめです! | ||||
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本屋さんへ行くたびに面白そうな本だなっと思い、ずっと買いたかった本でした。正直買って大正解でした!!この本の天使が私は大大大好きです!!そしてまんまと騙されました(笑)最後の主人公と天使の会話には思わずホロリと涙が流れました。本当にいい本です。一度読んでみては如何でしょうか? | ||||
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感想文を書かなくちゃいけない中高生。もちろん小学生でも、だまされたと思って手にとってみて。 人間って弱いよね。その年代その年代で耐えられない!ということがあるもの。 でもじゃあそこから逃げちゃう? だれでも完璧じゃないよ。そう、失敗を繰り返して、反省して、そして いろんなことを乗り越えていくの。 読んでごらん。絶対に損はさせないから。 命の大切さ、自分は一人じゃないということがわかるよ。 | ||||
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この本で一番私か好きなのはやっぱり、最後の意外な結果。 あれはすごく驚きました。 私は3年前にも1度読みました。 2回見てもすごく面白い本です。 | ||||
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