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家康、江戸を建てる
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家康、江戸を建てるの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.27pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全104件 61~80 4/6ページ
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何気なくAudibleで聴いて、あまりの面白さにKindle版も購入してじっくり味読しています。一つ一つの物語は家康が主人公ではない。家康が抜擢した家臣たちの活躍を描く作品群で、当時の京都・大阪から見れば湿地帯の広がる辺境の荒れ地に過ぎなかった関東を世界に冠たる大都市江戸にまで育て上げた現場監督こそまさしく家康であり、その家康の期待に見事応えて江戸を作り上げた男たちの物語、ワクワクしながら聞きほれ、読みふけりました。 Audible版もなかなかいいですよ。東正実さんの朗読がきびきびとテンポがよく、通勤中に聴いていて危うく電車から降りるのを忘れかけたことも何度か。今年一番の収穫だった。 | ||||
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子供が学校の図書館から借りてきて、ハマったようです。 本人が忙しすぎて「借りる期間を延長、延長してるけどなかなか読めないから」 と購入を頼まれました。 中古ですが、他の方のレビュー通り美品で、発送もスムーズでしたので、 満足しています。 | ||||
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東京、関東の地理と歴史上の人物が生き生きと結び付く。歴史の大局を一目でわかるように示しながら、人物描写やそれぞれの事業の細部が必要十分に描かれ、飽きることなく、疲れもせず読めていく。なかなかの分厚さだが、読書が止まらなくなる。 | ||||
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家康が江戸をどのように都市として機能させていったか、あまり表舞台(小説)にはでてこない人物を中心に水利や貨幣について描かれている。単に家康が江戸を開拓したという事実にとどまるのでなく、その背景にあった多くの人々がどのような苦労をしながらそれを成し遂げたが手に取るようにわかるような本である。 | ||||
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徳川家といえば徳川四天王に代表される本多忠勝、井伊直政などの武将が思い浮かぶ。 しかし、実際に知恵を働かせ、人を集め、江戸を造ったのは聞き馴染みのない名の文官たちだった。 同時代では世界最大級の都市として栄えた江戸を、どのように家康が青写真を引き、部下が造り上げたがわかる歴史の裏方を書いた作品。 治水工事に始まり、貨幣の鋳造、飲み水の確保、上水道の整備など都市が機能する上で絶対に必要なパーツを組み上げてくストーリーが展開する。 ゲームで言うと「信長の野望」よりも「シムシティー」が好きな方にうってつけ。 シムシティー大好きな自分は「武」の歴史は何度も読んでいるが、初めて「民政」を書いた作品を読み非常に新鮮だった。 こういった裏方にスポットライトを当てる作品をもっと作って欲しい! | ||||
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河川工事、小判、江戸城の石垣、壁など、様々な側面から江戸の成り立ちを描いて とての面白い。 | ||||
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江戸を開き、新しい都市として築く上で、如何に多くの人々が代第関わった か、また徳川の初期将軍がその英知を如何に引き出したかが紹介され、治水 築城、その先見性は現代でも将来を考えると参考になる。 | ||||
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徳川家康による江戸という新都市建設のプロジェクトを様々な挿話で描いて読ませた一冊。こういうのを読むと、都内在住なのであっちこっちに行ってみたくなりますね。着眼点の妙と著者の筆力の見事なコンビネーションだと思いました。 なお、利根川流変の話は、以前読んだのですが、竹村公太郎氏の『日本史の謎は「地形」で解ける(文明・文化篇)』(PHP文庫)も面白かったです。 | ||||
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本好きの義理弟は幅広くいろいろ読んでる。”海賊と呼ば..” はイマイチだったが、これは武将中心の歴史ものと違って喜んでいた。 大阪 豊中服部 出身なので かつての京都関西中心の政治が家康により江戸・東京に遷都してただの湿地帯からいかにしてこんな大きな都市をつくったかということに(彼に限らず)興味があるに違いない。 | ||||
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家康の部下としては武将たちが有名である。天下をとるまでは、当然そういう部下たちが活躍する。しかし、一方で、家康が来るまでは、ほとんど何もなかっ たに等しい江戸を首都として建てていくには文官たちの活躍が必要になる。 治水、利水という都市建設には当然の工事から、貨幣鋳造のようにへ~という分野まで、どのように江戸が建てられていくのかを興味深く読んでいける。 | ||||
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家康に興味があったので、読んでみた色々な事が分かって、勉強になっつた。 | ||||
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戦とは違う、街造りの視点から描かれた戦国ストーリーが非常に面白かった。 家康公がどのようにススキ野原を東京(江戸)に変えて行く基盤を築いてったのか。 大阪の陣の前の家康公は豊臣家を潰す謀略を企てているイメージしかなかったが、なるほど、江戸にはこういう時間が流れていたのかと | ||||
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徳川家康が江戸をどのように開発してきたのか、物語として読ませる。利根川を曲げて鹿島灘に注ぐようにしたこと、全国で使えるお金を流通させたこと、都市の住民が生活できるように、上水道をひいたこと、そして江戸城を築いたことーーこれらが江戸の未来を見据えた巨大な都市計画プロジェクトであることに驚愕した。さらに、川を曲げるプロジェクトなど、個々のプロジェクトを指揮する人々の苦悩や苦労については、その行動が今の東京が世界に通じる都市であることを支える成因であろう。こんな大規模プロジェクトを推進できた家康がうらやましい。権力を持っていただけではなく、その先の未来を見据えることができた家康の偉大さに敬服。その偉大さは、現在も残る地名にある。銀座、井の頭、水道橋、もちろん丸ノ内や大手町なども。 | ||||
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戦国武将で信長、秀吉、家康と取り上げられ、なにかと比較されがちだが、250年近く「江戸」という時代の基盤を作ったという意味では、家康の功績は大きいと思う。 どうしても戦の駆け引きの方が話としては面白いが、ここでは、そういった話は全く取り上げられない。 湿地だった江戸をいかに人が住めるように、米が作れるように腐心した物語であって、ある意味「プロジェクトX」的な要素を持つ。 金貨鋳造や上水の引きこみに関わった人々のやりとりが生き生きと描かれている。 大判(十両)つくりをやめ、小判(一両)を作らせた家康の意図など、政治家としての側面がみられ、興味深く読み進めたし、地名の由来なども事例と共に紹介されており、大変面白い。 軍記物を期待される方には、お勧めしないが、江戸の街づくりや家康の戦国時代後の仕事を知りたいと思う方にはぜひ、読んで頂きたい。 | ||||
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小説としては特に面白くない。たとえばこれが架空の都市の話だとしたら、読むに耐えないだろう。 本書が面白いのは、いま私たちが住んでいる「東京」がどのようにできたか、それを小説という形で 解き明かしてくれている点によると思う。 だからこそ、歴史的資料にあたって書いていてほしいし、そうでないなら本書に価値はないと思う。 いや、さすがに調べてないということはないと思うけれど、参考文献が一切載っていなかったので・・・。 一抹の不安を覚えた読了時でした。 | ||||
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徳川家康が江戸で幕府を開くために、色々な策を施したことを今でいうプロジェクト形式で短編集で纏められている。各々がプロジェクトだから、家康が指示する目標は高い。そのため、色々な難題や課題が発生するが、配下の家臣は色々と考えて解決させる。非常に読みやすく、興味深く、面白いです。江戸城の天守閣のエピソードは感慨深い。 | ||||
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その人を如何思うかは、誰からその人の説明を聞いたかに多分に左右される。 私は“家康”のことは数年前に山岡荘八に説明を受け(の本を読み)、今では日本一傑出した人物と思う様になっている。 そのため表題からして気になり手にしたのが本著であった。 ショートショートの構成で江戸の建築に携わった人が5名出てくる。 利根川の流れを変えた伊奈忠次。 日本の通貨を支配する小判を作る橋本庄三郎。 今で言う井の頭から江戸に水を引いた六次郎と、赤坂の溜池及び神田明神の名水を発見し江戸に配水した大久保藤五郎。 伊豆の石切りの親方吾平と江戸の石積みの親方喜三太。 江戸城の大工頭中井正清。 こういう個人に光を当てる小説、個人的に好きです。その背景に家康がいるのだから面白くない訳がない。 | ||||
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いかに江戸がつくられたかを知ることができる良書です。 歴史小説では、とかく武士の活躍が脚光を浴びますが、 数多の職人に着目し、その努力と想いにより大江戸八百八町が生まれたことが分かります。 江戸から東京に生まれ変わり、これからどのように変化するか楽しみになる一冊です。 | ||||
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「徳川家が江戸を作った」当たり前の史実だけど、実際に手を動かすのは無名の職人たち。その職人たちの目線で描かれています。 どうやって何もなかった湿地帯の関東平野を開拓して行ったのか?そこから今ある都内の地名の由来にも納得。 今の東京は全てここから始まった。 今日の東京関東の発展は全て徳川と無名の職人たちによって作られたのだと思いを馳せてしまう物語でした。 | ||||
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江戸の街が築かれる様を描いた面白い作品でした。本も中古の本とは思えないほど綺麗でした。良かったです。 | ||||
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