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昨夜のカレー、明日のパン
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昨夜のカレー、明日のパンの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.14pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全181件 121~140 7/10ページ
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本屋大賞の上位の作品が、以前に比較して、明らかに レベルが落ちて久しく、最近はあまり手にしていないのですが、 友人が面白かったというので、手にしました。 物語は、テツコさんと、ギフさんの二人暮らしが中心の、 もはやこの世の人ではない一樹さんが織りなす、短編連作の 形をとっています。 一つ一つが織りなす人の姿と、一つ一つがくすぐる心の かゆいところ、くすぐったいところ、涙腺をつねるところ。 一樹さんの姿も、一樹さんのお母さんの姿も、テツコさんの 岩井さんとあやなす世界も、ホッコリとした、バターを塗った 湯気の立つジャガイモみたいな感じです。 「くたくたになるまで生きますか。」 私には、その一言が、とても重く重く、深く深く、響きました。 75点。 若い人を死なせるのは、「ささらさや」でもそうですが、この 現代に、常套手段とは言え、あまりにも陳腐。 もう少し盛り上がりが欲しかった。 とはいえ、本屋大賞の候補作の中では久しぶりにいい作品でした。 | ||||
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ドラマを見始めてから、読んだ。 小説だけでも、充分、読ませ、楽しませるが、脚本家ならでは、なのは、 小説に描ききれなかった(と、勝手に解釈)部分が、テレビで判る、ところだろう。 一部の配役は、小説のイメージと異なっているが、それでも、駄目を出す程ではない。 小説だけ読むより、ドラマだけ見るより、両方をメディアミックスとして楽しんでほしい。 読んでから見ても、読みながら見ても、見てから読んでも、それぞれに面白いと、請け負える。 | ||||
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テレビドラマで見ると少し違うが、テレビも原作をうまく生かして面白い。しかし、作者の発想はさりげなくすばらしい。 | ||||
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悲しみの中にも静かに時間は流れていき、ささやかな微笑みもある。同じ思いをした人はきっと共感できると思う。 | ||||
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テレビドラマが始まって気になって読みました。 ギフとてつこさんと岩井さんそれぞれの微妙な距離感と切なさがとても良かったです。 個人的にはパワースポットの話が良かったかなと思います。 | ||||
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7年前、25歳という若さで逝ってしまった一樹。たった2年の結婚生活だった。一樹の死後、ギフと一緒に暮らし続けるテツコ。何気ない日常生活の中で、テツコは次第に一樹の死を受け入れ始めるのだが・・・。 25歳という若さで逝ってしまった一樹、遺されたテツコとギフ(義父)、どちらも切ない。けれど、テツコとギフの生活に悲壮感はない。喜びも悲しみもふわりと包み込み、淡々と日常生活を送っている。大きな事件など起こらない。あるのは、本当に平凡な毎日だ。けれど、その平凡な生活がいかに大切でかけがえのないものか、あらためて強く感じさせられた。はたから見れば夫に先立たれたテツコがギフと暮らし続けるのはおかしなことかもしれないが、ギフとの生活の中にテツコの居場所があることが痛いほど伝わってくる。家は、ただ眠ったり食べたりする場所ではない。そこには、温かな暮らしがなければならないのだ。 悲しみは決して消えることはないけれど、悲しみを思い出に変えて生きていくことはできるはず。「テツコの未来がキラキラと輝いていますように。」と、願わずにはいられない。 切なくて、温かくて、そして心に余韻が残る作品だった。 | ||||
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特別な事件が起こるわけでもなく、起伏の激しい展開もなく、それでも読ませてしまうのは、登場人物に血肉がやどりそれがいきいきと活写されているからだと思いました。 登場人物はそれぞれに繋がっていて、意外な登場の仕方をしますが、説得力があり。読んでいて、生きることのおかしみと何気ないセリフにせつない感情を蘇らせて、泣いたり笑ったりと忙しかったです。 若い人よりも40代以上の読者だともっとこの小説の世界観がわかると思いました。しかし清潔な生活感のある表現の数々そして読者の心を喚起する表現には感服しました。そういった意味で読者を選ぶ小説ともいえるでしょう。わたしとしては「実家の階段」の心象風景と小説のおわりに義父が言った言葉が特に印象に残っています。とにかく印象に残るセリフの多い名著だと思いました。 | ||||
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二人がいるこの家には、しっかりとした"暮らし"があって、家はご飯を食べて寝るだけの場所じゃないんだと気づかされた。 生きてるといろんなことがあるけど、全ては"暮らし"の中に溶け込んで行く。 | ||||
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みんな少し寂しさを抱えている人達ですが、それでも暮らしていくうちに楽しい時もある。 亡くなった一樹さんのギフと一緒に暮らすてつこ、てつこに想いを寄せる岩井 一樹の従弟、それぞれの目線で見た日常生活は、同じ事でも違うように見えます。 生きていくことの貴さ いつかは誰しも亡くなってしまう儚さ それまでの間を大事に過ごそうと思わせる本でした。 | ||||
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周囲に本作を絶賛する人が複数いたので読んでみました。う〜む。読み終わっての感想は「そんなに言うほどでもない」と言うものでした。いいお話でしたけど、大きな盛り上がりもなく、美しい模写もなく。何の期待もせずに読めば良書と思い、期待して読めばガッカリする本、というところでしょうか。 | ||||
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読み進めていくうちにじわじわと温かくて優しい気持ちになれました。 切ない気持ちや優しい気持ちや色々な感情が溢れ出してきます。 疲れて心が荒んだ時に何度でも読み返したいと思う1冊です。 | ||||
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皆さんのレビューを見て期待が大き過ぎたのか。琴線に触れることなく最後までいってしまいました。設定にも納得いかず。 | ||||
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短編集かと思いきや、最終的にはうまーく繋がっていく作品。さらっと読めて正直、何が印象的かと言われれば閉口してしまう。そんな作品。いい作品だなーという感想のみ覚えているかな。 | ||||
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ゆっくり変化していくことを受け止める登場人物のセリフが心に刺さりました。 | ||||
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とても評判が良い本なので、そのうち買おうと思っていたところ、プライスダウンしたので購入しました。大切な人の死、残された人のその後の生活などなどのお話しで、暗くなりそうなものなのに、コミカルでほんのり温かな短編連作。本のタイトルの意味は最後のエピソードで判明します。読後感の爽やかな素敵な作品です。 | ||||
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レビューが好評だったので購入しました。 人生の重みを伝える言葉が随所にちりばめられており、良書だと感じました。 ふと立ち止まって、自分を振り返ることができる本です。 ただ、事件が起こったり、ハラハラドキドキという場面はほとんどないので、 するすると読み終わりました。ドキドキ感を求める方には、物足りないかもしれないです。 本屋大賞のノミネート本は、これといい、ランチのアッコちゃんと言い、 癒しを求めている人が今の社会にはあまりにも多いのかなという印象を受けました。 殺伐とした社会に必要とされる本なのでしょう。 | ||||
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なんだろう・・・この感覚 最初はただ普通の物語で、なんの感情も湧かなかったが最後の方は「もう終わってしまうのか」「続きが読みたい」と 思ってしまっている自分に気がつきました。 子供のころ母親におしめを替えるのにシッカロールでパンパンされている様な、夏の縁側で土砂降りの夕立ちを眺めている様な そんなどこか安心した気持に僕は成れました。 楽しかったです。 | ||||
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読んでいて、ちょっと昔の家族を描いたドラマ(ホームドラマといった方がいいかも?) 「だいこんの花」とか、木下恵介劇場を彷彿とさせる話だな~と思っていたら 作者さんは夫婦連名のドラマの脚本家さん。 納得。 で、この小説は2014年の秋にNHKでドラマ化されるそうです。 夫を亡くした女性テツコさんは義父とそのまま住み続けています。 その二人を軸に、隣の女性、テツコさんの同僚 亡くなった夫のいとこ・・・などがからむ ほんわかとした、連作物語。 2014年の本屋さん大賞2位です。 確かにとても読みやすい本です。 そしてその筆致は安定しています。 でも、私としては「『ランチのあっこさん』よりは上だけど、2位ではないだろう」 というのが正直な感想です。 なんというか・・・「とっぴんぱらりの風太郎」に比べると この先お話はどう転んでいくんだろう・・というワクワク感が、ないんですよね。 一定のレベルを満たした良い小説ではありました。 | ||||
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中古本として注文したのですが、期待以上にきれいに使われていて、これからも注文したい。 | ||||
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見失いがちな、生きることのあり方やそのありがたみを振り返らせてくれる作品 | ||||
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