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昨夜のカレー、明日のパン
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昨夜のカレー、明日のパンの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.14pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全144件 1~20 1/8ページ
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これが木皿泉氏の初小説だったのですね。 大変な難産で書き終えるまでに数年を要したとそうですが、そんなことはつゆほどにも感じさせない巧みな構成の小説でした。 息子の一樹を亡くした父と一樹の嫁が、すでに一樹が亡くなってから何年も経っているのに一緒に暮らしているという不思議な設定からいきなり話が始まるのですが、父、嫁、嫁の恋人など一章ずつ様々な人の視点からストーリが語られ、なぜ今も二人がそんな生活をしているのか、少しずつ明らかになっていきます。 最後の方には一樹の章もあって、それまで様々な人の視点で語られてきた優しくてやたらと女性にモテた一樹が、実際には心に傷を抱えたセンシティブな青年であったことがわかり切なくなりました。 何も派手な出来事は起きませんがじんわりと心に染みる良い小説でした。 | ||||
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ドラマがとてもよかったので読んでみた。 小説もすごくよかった!ドラマは、この小説の世界観を丁寧にすくいとって 作られていたんだなあと。 独特の温かい世界観で、おすすめです。 | ||||
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テレビをみていたので、そのセリフを思い出しとても楽しかったです。 | ||||
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ストレスにさらされる日々を生きてきて今、ほっと幸せを感じられるひと時がいい。穏やかな気持ちになって、今日は休もう | ||||
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本が好きではない。と思っていた。 一気に読み終えてしまった。入り込んでいた。私は本が好きだったのかもしれないと初めて思った。笑ったり大粒の涙が出たり、私には本当に心がゆらぶられた素晴らしい本でした。ありがとうと思いました | ||||
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楽しく読めました | ||||
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大変丁寧で受け取った商品にも満足しています | ||||
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大事件が起きたり、ハラハラドキドキの展開があったりというものとは全く無縁な、淡々とした物語なのであるが、なんだかあたたかいものが心に沁みてくる、それこそ昨夜(ゆうべ)のカレーのような安らかな気持ちにさせてもらえる、連作短編集。 一話ずつ主人公が違い、それぞれの想いや悩み、苦しみといった感情を知ってゆくにつれ、その人間関係が、重層的に深みのあるリアリティをもって目の前に現れてくる。 最も感動したのは、夕子の章。ちょうど彼女と同世代にあたる私は、いわゆる合理化の波の中で失われていったものを見ていたし、彼女と同じようないたたまれなさも感じていた。また、彼女の感じる「見すぼらしさ」にも共感できた。 別れゆく先輩加藤さんからの言葉「世の中、あなたが思っているほど怖くないよ。大丈夫」この言葉は、夕子を支え続けたのではないだろうか? 死を覚悟した最期の場面、加藤さんのこの言葉を思い返し、金色に輝く庭を見ながら幸せな気持ちに浸っている夕子の姿は、尊くも美しい。 | ||||
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ホッコリするような本です | ||||
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久しぶりにこういう本が読みたくなって買いました。まだ途中ですがジワーッと素敵な話です。この作家さんの本をまた読みたいです! | ||||
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いい温度感の本で安心します。定期的に読みたくなります。 | ||||
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昔この作品のドラマ版をたまたま観て、それから何度も何度も繰り返して観るほど大好きな作品になりました。 今回初めて原作を読んで、本当にこの世界観が好きだと改めて感じました。 あたたかくて冷たくてふわふわしてるけどキチッとしてて。 登場人物ひとりひとりが大好きだし亡くなった方もみんなそばにいると思えて、心から癒される作品です。 書き下ろし部分も最高でした。ときめきました。 | ||||
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タイトルが気になって購入しました。最後のほうでタイトルの意味がわかると気づきなるほどと思いました。一樹を透して関わる人の関わりテツコ、ギフの感情これは読んでみないとわからない一冊ですね。 | ||||
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ほのぼのしたいい小説でしたが、終わり方が…。 結論を求めてしまう私の性格に問題があるのかもしれませんが、はっきりして欲しかった。 | ||||
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読み終わって、ふんわり幸せな気持ちになる本です | ||||
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面白いです。 | ||||
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数人の登場人物が、章ごとに登場するが、徐々につながってくる構成が面白い。 一冊通して良く練られた作品だと思う。 個々の事情に笑ったり、泣いたり…… 最後のページまで行ってからすぐに再度読み始めてしまいました。 細かい小道具一つ一つにも意味がある。 | ||||
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生きることは物語を紡ぐこと、誰かとの別れは終わりではなくて、続いていくことなんだと感じました。私たちの身近にあるだろうささやかな物語が日々の困難や迷いから解放してくれる本です。 | ||||
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ほのぼのとした味わいを持つ小説ってなかなか読めないですね。現代のファンタジーかもしれません。ギフとテツコさんの関係すら、世間ではありえないと言われる設定なのですが、それを読者に何の疑いもなく示して展開するところに、作者の卓越した筆力を感じます。 短編ですが、全て関係する人物ばかりですので連作の形式を取っていました。優れた脚本家として活躍されている作者ですので、人物の描き方は上手ですね。それぞれ心情移入しやすい設定ですし、現実には在り得ないない言動や立場すら、読者に信じ込ませる巧さを持っています。 それ以外の登場人物も皆風変わりなところがありますが、良い人ばかりが登場しました。このホノボノ感が読者を安心させ、読み続けさせ、魅了させるのでしょう。穏やかな空気に包まれる時間も人の生活には必要だと思います。 本屋大賞2位になったそうですが、読者の支持も含めて、このような味わいの小説を待っていたのかもしれません。 上手さを感じさせない文章ですが、達者な書き手だと思っています。 | ||||
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ほっこりしました。色んな家族の形があって良いですよね。 | ||||
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