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六月の雪
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六月の雪の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.17pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全24件 21~24 2/2ページ
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東日本大震災が起きた時、台湾全土から送られた義援金の総額は250億円にものぼると言うニュースを知り 何故そこまで良くしてくれるのかと疑問に思いつつそのままになっていました。 本作は入院した祖母を元気づけるため、祖母の生地である台湾の古都、台南を訪れた杉山未來が主人公。 7日間、未來が祖母の人生を辿りながら台南で過ごす中 戦前の日本人の涙と無念、台湾人を襲った悲劇などを知る事になります。 フィクションでありながら実際にあった事実が盛り込まれているので ノンフィクションの様に錯覚しながら読み進める事になりました。 アーケードの様になっている亭仔脚(ていしきゃく)や所狭しと走り回るバイク ごちゃついた街の様子などが脳内映像に絶えず浮かんで来ます。 未來の7日間をサポートする覚束ない日本語を話す人達。 早口で話し、意思疎通が難しい中にも思い遣りと温かさを感じます。 未來の立場で読み進めて行くうちに、今まで全く知らなかった台湾の事を少しですが知れて 家族の在り方、国同士の在り方、死生観など様々な事に思いが巡りました。 そして涙が溢れて来るエピローグ 丁寧に描かれた重厚感ある作品です。 読後、欖李花(ランリーファ)を検索したのは言うまでもありません。 | ||||
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ふいに思いつき、祖母の生まれ故郷台南を訪ねた主人公未来。 案内してくれる台湾の人々。 探り当てた祖母の故郷に暮らしている一家の話。 祖母に認知症の疑いが生じ、日本でも新たな家族の問題が。 ほんの一週間ほどの滞在で、未来本人も変わっていく。 台湾の持つ様々な姿。 家族との関わり方。 語り方は決して重くないが、重厚な1冊だった。 著者の熱さに、読み手もすっかり呑みこまれた。 | ||||
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今まで見えていなかった台湾の地理・歴史・文化などを詳細に知ることができた。そのため、読み進めていくうちに、台湾に誘われる、台湾に行ってみたくなる、そんな気分をそそられ、読者を本から離さない、魔力あふれる良本だと思う。でも、親切にしてくれた台湾人の外見や食事にケチをつけたり根に持つ主人公の態度は腹立たしいが。 | ||||
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台湾のことを考えていた私にとって、いろいろ知ることができてよかったです。 | ||||
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