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悪い夏
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悪い夏の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.76pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全71件 21~40 2/4ページ
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社会福祉事務所のケースワーカーとして働く佐々木守が主人公。同僚の2人のケースワーカー、ケース(生活保護を受給者)、ケースからお金を巻き上げるヤクザ、それに手を貸すケース。登場人物は少ないが複雑に絡み合い、しかも不自然さはなく物語が進行する。 佐々木は受給者の女性を好きになり同棲までするが、バイアグラと嘘をつかれ薬物依存症になる。 途中に出てくるシングルマザー古川佳澄の存在が不審だったが、佐々木に生保の相談に行きおかしな対応をされるという納得の役回りだった。 最後は佐々木がケースになる。人生はあざなえる縄のごとし。 | ||||
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それなりに面白く読んだ | ||||
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まず登場人物の大半が救いようがないですね。 ラストはかなりドタバタ感がありますが 皮肉の効いたラストが私的にとても好きです。 著者の後書きで、自分の身に降りかかる可能性はゼロではないというのも間違ってはないので もし我が身にこのようなことが降りかかってきた時、自分ならどうするのかな?。 | ||||
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このタイトルに惹かれて読んでみると、悪い奴しか出て来ない感じなのですが、面白くてはまって行きます。 染井ワールド凄いです。 | ||||
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とにかく登場人物がハチャメチャなんだが、テーマが生活保護とかに絡むので、面白いけど何とかならんものか…と悲しくなりながら一気に読まされる。 主人公→真面目なケースワーカー。仕事にのめり込む感じで生活保護を受けていたバツイチ子供ありの女性との結婚生活を夢見るが… 主人公の同期の女性→正義感が強く悪い事をしている上司を徹底的に糾弾し告発しようと動いていたのだが… 主人公の上司→生活保護の女性の弱みに付け込んで見逃す代わりに体やお金を要求する悪人なんだが… 生活保護の女性→あまり幸せな生活を送った事が無くすべてにおいて投げやりな生き方。一度は主人公との生活に幸せを感じるのだが…。とにかくこの子の存在でまとまる話もどんどんひどい方向に…。 生活保護の女性の友人→風俗店に勤め、暴力団の店長の女。 風俗店の店長→もと新宿でヤクザやってて名前を挙げたがトラブルで田舎に飛ばされ、もう一度都会で頭を取ってやる!と燃えている。人を殺すのも何ともない。 生活保護を受けている男性→元証券マンでタクシー運転手から腰痛で首になり生活保護。風俗店の店長の薬の売人の仕事もやってて何とか一発当てたいと… こんなメンバーでドロドロでグロいシーンの連続。ただし最後の方ではあっと驚くどんでん返しもあり、小説としてはとんでもなく良くできている。しかも生活保護に関しての裏知識のようなものまで書かれているので勉強にもなる。 この作者しばらく読んでみたいです。 | ||||
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生活保護者の悲惨さとそれを取り巻く悪意の描写が最後の方まで続く。続くが最後は酷すぎて何故か爆笑してしまった。ひどすぎる。著者があとがきで「悲劇と喜劇」と表現しているがピッタリだと思いました。ただ、子供だけがかわいそうです。 | ||||
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現代社会のゴタゴタ 綺麗な回収 ほんまええ作品やで | ||||
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作品のテーマは、身近にありそうで、息つくヒマもなく読破したが、ラストにホッとするものが欲しかった | ||||
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問題無く予定より早く到着しました! | ||||
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タイトルはすごく怖いんですが…。めちゃくちゃスリリングで日本の今をリアルに表現されていて、超おもしろかったー! | ||||
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まずとても読みやすいです。斜め読みしても何日か開けて途中から読んでも違和感なくすっと入ってくきます。 物語自体は生活保護担当の公務員が嵌められて堕ちていくもので、出てくる人はみんな悪い人ばかりなのですが、イヤミスというよりは最後はドタバタの喜劇みたいだな…と思っていましたら、あとがきにまさにそれを狙って書いたとあり、すごく納得しました。 本人にとっては悲劇でも他から見れば喜劇。なんだか、あとがきが心に響きました。 | ||||
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あまりにも読み応えがあり娘にも紹介しました。 娘も「めっちゃ面白かった‼︎」と一気読みだったそうです。 圧倒的没入感を味わえました。 この登場人物全員が、もし自分の身内や近しい人間だったならば、自分には一体何ができたのだろうと考えさせられた小説でした。 | ||||
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レビュータイトルは誉め言葉です。 ノワールは好きなのですが、本作品は読むのがちょっときつい。 なぜなのか?と考えたとき、現実で実際にあったことを上手く盛り込みつつフィクションに仕上げているので、現実味が強くてしんどいのです。自分の生活の傍にありそうなので嫌になる。 つまり作品としてはとても良いのですが、心がこの世界に没頭するのを拒否してしまいます。 私は半分読んでギブアップしました。救われないお話は好きだが、現実的だと嫌だという、何とも身勝手な自分がいるなと驚いた次第です。 星マイナス1つの理由は、人物が多く出てくるせいで個々の性格や背景描写を細かくしすぎないようにしているために(文章量が増えすぎないために)、その人物たちの行動に疑問を覚えるなーというのが、少しあったからですね。 総合して良作だと思います。 | ||||
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登場人物が多いのに、個々の状況、情感が掴みやすくストーリーに入り込めました。因果応報とばかり言えない人間の浅ましさや愚かさが見事に描かれていました。 | ||||
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こんな面白い本、個人的には20年ぶりです。一日で貪り読みました。外用と家用2冊持ちです。昔の貴志さんやらもさん並の久々の大物かも?です。他の本も読んで行きたいです。 | ||||
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私達は正義は勝つ、いや勝って欲しい、良い人は救われる、いや、救われて欲しいという、意識が無意識にある人が多い。 それは、生まれてから今日まで、育ってきた環境下で見聞きしてきた、メディアや本、様々なものに起因している。 もちろん、この物語はフィクションではあるが、ある意味生々しい物語の側面はあるところに面白みがあります。 | ||||
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色々な人の人生が線で繋がっていくのが面白かった フィクションですが現実的でリアル | ||||
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生活保護を軸に展開するストーリーを読み進めるうちに、善悪・正義とは何なのか、そして、他人事が自分事になると、いかに人は脆く危ういものなのかと背筋が寒くなる秀作だと感じました。 | ||||
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展開がポップで飽きなく最後まで楽しめた。 だけど、最後の最後がドタバタ劇みたいで今ひとつ残念かな〜 | ||||
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登場人物たちの心境の変化がこまかく描写され、それぞれの理論や世界の中で生きていく様が興味深かった | ||||
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