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悪徳の輪舞曲



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【この小説が収録されている参考書籍】
悪徳の輪舞曲
悪徳の輪舞曲 (講談社文庫)

悪徳の輪舞曲の評価: 4.43/5点 レビュー 68件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.43pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全68件 1~20 1/4ページ
No.68:
(5pt)

考えさせられる内容だった

御子柴礼司シリーズ4作目は、考えさせられる内容だった。加害者家族の不幸。犯罪を犯した息子の母親の気持ち。読んでいて辛かった。東野圭吾の「手紙」を思い出した。最後に倫子が出てきて明るくなったのが救い。とりあえず5作目を読もう。
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406220973X
No.67:
(5pt)

作者の企みに見事❗引っかかってしまいました。素晴らしき哉、〝逆転の構図〟です。

最終盤の二人のやり取りに、「お見事>著者の中山七里さん」て快哉(かいさい)の声を上げてました。読み手をまんまと騙しきったこの逆転の構図に、ふっと、昔堪能した連城三紀彦氏のミステリ、例えば『夜よ鼠たちのために』での超絶技巧のはなれわざを思い出したりもしてました。

本書で最も唸ったのは、今挙げたひっくり返し技でしたが、もうひとつ印象に強く残ったのは、母親の弁護を託された御子柴(みこしば)のいつにない変調の気配でした。冷徹無双かと思っていた御子柴であっても、やはり平静ではいられないプレッシャーがあったのだなあと。まあ、御子柴当人は「そんなことあるわけないだろう」と否定するでしょうけれど。

あと、もうひとつだけ。
文庫本巻末の「解説」で下村敦史さんが書いておられるように、《本書のテーマは加害者家族です。犯罪者を身内に持つのがどういうことなのか、徹底的に描ききっているのです。》p.375  かつて、御子柴が起こした事件のせいで、母親の郁美(いくみ)と妹の梓(あずさ)がどれほどの迫害を受けたのか。それが、むしろ淡々と記述されているだけに一層、ひたひたと身内に迫ってくるものを感じまして、心がしんと冷えました。ぞっとしましたわ。
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No.66:
(5pt)

御子柴礼司の生きざま

御子柴礼司シリーズを一気読みしています。
今回は御子柴の家族観が更に詳らかになり…御子柴の冷静冷徹な判断に今までには無い感情が入り混じり…またまた先読みが出来ない話でした。
中山七里の作品は社会派小説の色が濃いので私はハマっています。
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No.65:
(5pt)

とにかくヘビーでした

御子柴シリーズ初めて読みました。とにかくヘビーでした。他の御子柴シリーズを読みたくなりました。
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No.64:
(4pt)

事実を判断の根拠にしましょう

こう言うと裁判官の心証を悪くする。ああ言うと心証をよくする。裁判員レベルではわからないではないが、裁判官の判決まで、影響を与える事があるとは、わかってたとは言えアンフェアである。裁判官は虚心に事実をみつめ、事実だけを根拠に判決を下すべきであろう。マスコミにも、被告は反省しており云々との言がのるが、単なる情緒的な判断である。この小説でも裁判官の心証をよくしようとする場面がいくつもでるが、筆者の筆力が優れているせいもあり、説得力を持つ。感情を排しbased only on facts が肝要だと改めて、考えさせられた。
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No.63:
(4pt)

加害者家族

被害者家族を描く作品は多いけれど、ここまで加害者家族に踏み込んだ作品は珍しいと思います。
誰の立場に立っても苦しいです。
御子柴礼司がこの事件を請け負ったことで、何かが少し変わったのではないかと思います。まだ光は見えないけれど。
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No.62:
(5pt)

なんだかんだと心温まるラストだった

郁美さんがかわいそうだ。なんだかんだ言いつつ息子を思っている。この話を書いた中山七里さんがすごい。
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No.61:
(5pt)

なんともドンデン返しが過ぎる

最後の御子柴の弁舌のスピード感と熱量、そして最後に明かされるドンデン返しにジェットコースター気分になる小説。
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No.60:
(3pt)

同じ事が繰り返しているだけで話が長引いてる感があり、読んでいて疲れる。

同じ事が繰り返しているだけで話が長引いてる感があり、読んでいて疲れる。
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No.59:
(5pt)

最強のどんでん返し

前回、御子柴シリーズ第3巻目で、次は違う本を読もうと決めてましたが、「次読むのにオススメ」で出てきたこちらの第4巻。あらすじを読んだら、読まないわけにはいかないほど、あらすじから引き込まれていきました。
同シリーズで、「どんでん返し」を一番強く感じました!本当に引き込まれて、読むのが合間合間の楽しみになってます。
次はもちろん、第5巻読みます!
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No.58:
(2pt)

ただただ間延び感

わざわざこれを書く必要があったのかなと思うくらいにどうでもいい内容でした。御子柴に対する世間のイメージの記載が何度も出てくるのでもう知ってるからいいですよ、て感じになりました。母や妹とのやりとりも毎回同じで何の面白味もありません。そういった無駄な部分をカットすれば短編小説としてまだましだったような気がしますが、最後に以前の小説で登場した子供を無理矢理出したのが全てを台無しにしているようにも思われました。これまでのシリーズに比べるとどんでん返しもお粗末。
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No.57:
(5pt)

裁判に勝つ弁護士が分かる作品

有罪と思われた被告を無罪に導く弁護術、意外な展開に驚きました。
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No.56:
(5pt)

期待を裏切らない

毎度のことながら予想外の展開でとてもおもしろかった。
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No.55:
(4pt)

予想通り

読み始めてすぐにその場面が意味するであろうことが予想でき、そのスジで読み進めると、結局その通りになった。まとめ買いした4冊目となる今作も、就寝前の二晩で読み終えてしまうほど面白かったのだが、正直拍子抜けしてしまったことも事実。なんとなくうやむやする気分を、最後はまた倫子ちゃんが救ってくれた。
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No.54:
(4pt)

良い状態です

読むには問題ありません。おおむね良好な状態で届きました。ありがとうございました。
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No.53:
(5pt)

痛快なダークヒーロー

現実社会では決して好きになれない主人公も、本シリーズ読破後は寂しさも感じる。犯罪と冤罪、被告人と被害者。色々な立場から色々考えさせられるが、自分のなかで何が正しいのかは最後まで答えは分からなかった。ストーリーは最高に没頭出来ました。
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No.52:
(5pt)

最終巻が楽しみになります。

今回は結末は2回目の公判が終了した時くらいから、判決の結末は想像が出来ていました。
でも、意外だったのは、礼司の父親の死の真相でした。最後の郁美の説明のページを読むまで、郁美が自分の意思で殺害したのだと思っていましたが、やはり中山七里作品、最後まで分かりません。
やはり親は親ですね。感動しました。

最終巻で、御子柴礼司が本当に人間味を取り戻すのか、楽しみに最終巻を読みたいと思います。
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No.51:
(5pt)

イッキ読み!

シリーズ化された作品は、だんだんと設定にムリがあったり、アラが出てきたりするものだが、御子柴礼司シリーズはそれどころか、どんどんと面白くなる。シリーズ第1作から第4作のこの作品まで構想していたのかな。
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No.50:
(5pt)

倫子ちゃんが気になる

今回は自分の母親を弁護すると言う、ありえない状況。
母親は再婚したが、その夫を自殺に見せかけて殺したと言う疑いで、誰も弁護を引き受けなく、御子柴礼司が弁護をする事になる。
御子柴礼司の父親も自殺をしたが、再婚した夫の自殺の状態とよく似てるから、こちらの方まで疑われ最悪な状況に。
そして、またまた意外な結末です。最後の母親の話も複雑な思いになりました。
14才で猟奇的な殺人をした人が、この様な凄腕の弁護士になったのが、いまだに不思議です。
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No.49:
(5pt)

流石に七里さん

七里さんだから、読者の納得できないような「大どんでん返し」ではないよね…と思いつつ、この導入部からどのようにオチをつけるのか少し心配しながら読み進めていたのですが、さすがは七里さん。
「そうきたのね!」と思わず納得のエンディングでした。

御子柴礼司シリーズの作品はどれも面白いですね。

かなり昔に要潤主演でのドラマもありましたが、それも面白かった。
※要潤さんは御子柴礼司にドはまりでした。
またどこかの局でドラマを作ってくれないかな…
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