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サラバ!
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サラバ!の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.97pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全266件 101~120 6/14ページ
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| 直木賞受賞作。主人公の圷歩(あくつあゆむ)の独白で進む4人家族の物語。歩はイランで生まれ、父親の勤務の都合で日本、エジプトへ。受け身で過ごして無難にやり過ごすことを覚えた歩に対して、自己顕示欲が強いあまり「ご神木」と学校で苛められる姉。無口な父親と精神的に不安定な母親は交わることなく家庭には不穏な空気が。エジプトで歩はヤコブという尊敬できる友人に出会い、友情のつながりを確認し合う合い言葉「サラバ」を覚えます。 上巻は、中巻・下巻に続く伏線を張り巡らせてあるような印象です。 | ||||
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| 上巻50ページ程度読んだところで恐らく自分に合わないと思い読むのをやめた。ただ多くの登場人物の説明や些細な描写が続き先を読もうという意欲が失せた。 これが3部構成とは。。。正直私は受け付けませんでした。 | ||||
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| なんだなんだこの終わり方は? 文庫本300ページで上中下3巻付き合わせられた挙句これか? 自分探し?なのかわからないがグダグダを繰り返し 最後は小説を書く?なんだそりゃ。 いや途中は結構面白いんだ、中巻あたりは。 巻貝とかサトラコヲモンサマとか。 これは様々な女に人生振り回される男の話かとその辺りで思った。 もしかして太宰のオマージュかとも。太宰の話もでてくるし。 話のリズムがやっぱり最後まで合わなかった。 この手の作品はピタリハマる人にはこれ以上ないものなのだろうけど 自分にはぜんぜんだった。特にラストは。これが破綻でなくてなんだろうか。 ついでに言うと巻末には某芥川賞作家芸人の「解説」がついているが、これがまた…。 | ||||
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| 展開が面白い!上中下と分かれていて自分は特に中が好きでした。 | ||||
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| 最後の主人公の成長はもう少し丁寧に、しっかりと書いて欲しかったです。 正直そこまで変わった感じがしないまま終わった感じです。 評価がすごく良かったので期待して読みましたが、老いて外見が変化した事をウジウジ悩んで過去の全然大したことの無い栄光に縋り中身の成長していない未成熟人間の人生をダラダラ嫌な気分で読み続けただけでした。 | ||||
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| おもしろかった。主人公とその家族の半生が綴られていた。それぞれの人生を凌駕する方向で。それぞれの幸福と醜悪と誤解が絡み、紆余曲折しながら、生きる糧を模索する普通の家族の物語かな。イラン、エジプト、日本にステイト、震災、テロが、織り込まれ、宗教、音楽、映画、小説が散りばめれ、細かい描写が淡々と綴られている。淡々と綴られているところはストレスなく淡々とと読めてよかったし、このまま淡々と落ちもなく続いてもおもしろいなと思った。でも飽きて半年くらい止まった。が、また読み始めたら一気に読み終えた。最後まで読むと “「サラバ!」僕は、左足を踏み出す。” とありこの小説の最初の “僕はこの世界に、左足から登場した。”に繋がる。また読み始める。さらにおもしろい。輪廻である。謎が解け読み返すとそれぞれの人物に愛着がわく。 また、一人の半生と家族を含めてた周辺を細かく描写し少しの創造力を混ぜれば小説になるんだぁと思った。自分も小説を書いてみたくなった。 | ||||
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| 登場人物が全員「自分探し」をしている。 個性的な登場人物たちは、みんな魅力的で忘れられない強い印象を残すのだが、私の身の回りには一切いないタイプばかりで、実在感は薄い。 そのせいか「これは私自身の物語である」という共感は持ち得なかった。 けれども、著者ならではの熱量で大作を読ませる筆力には感服。 | ||||
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| 大好きな小説です。こんな本は他に読んだことがなく、宇宙人が書いたのかと思った。 言語が違うのに何故か言葉が通じること、鯨のこと、私も子供の頃に経験したかもしれないという気がする既視感。 上巻は夢の中のような、子どもならではの視点で書かれており、その後に通じる人間形成段階のストーリー。 伏線を回収するような類の小説では無いけれど、下巻ではもはや主人公とシンクロし、そちら側の気持ちで色んな感情を味わうことになる。 上巻がつまらないと感じる人は下巻のそれも感じることができないかも。 文章を読むのでは無く、読んでいると心の中で勝手に物語が進行していく、不思議な小説だ。 ただ心を裸にして感じる本だと思う。 | ||||
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| 読むのが楽しみすぎて、最後の100ページくらいはそれを読むための快適な場所で、誰にも邪魔されないように読んだくらいに好きな小説。 こどもが読んでもいいし、心が子供みたいな大人が読むと自然に泣けると思う。 | ||||
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| 入浴中や、筋トレのインターバルに読んでたんだけど、 こまぎれでも、全然おもしろかった。 恵まれた前半の人生から、徐々に自分を見失っていく主人公たち。 そしてそこから立ち直っていく物語。 自叙伝的小説なんだろうな。 文才ないけど、小説書いてみたくなった。 私も、「信じるもの」を見つけられるかな? 私も逃げずに立ち向かっていきたい! そう思わせてくれる、 前向きになれる本です。 オススメ♪ | ||||
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| 主人公が成長し、姉の奇異ぶりが強調される。甘酸っぱい印象。 | ||||
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| 私にとって親や兄弟のように近しい関係にある人であればあるほど理解できていないし理解しようという努力もなかなか出来ません。親は親、兄弟は兄弟でしかなく、そうした自分との関係以前に親兄弟もそれぞれ一人の男性、一人の女性、一人の人間なのだと受け止めるのは人生半ばに差し掛かった今の私にも難しいことです。 幼少の頃から青年期にさしかかるまで両親や姉、そのほか周囲の人々を自分との関係においてしかとらえていなかった主人公が、やがてそれぞれの人をさまざまな悩みや葛藤を抱えた人間として理解しようという兆しを見せるようになる、その痛みを伴う成長過程が描かれた小説であるように私は感じました。 主人公はさまざまな迷いや行き詰まりをも経験します。自分の考え方、捉え方が根本的に間違えていたのかも知れないという戸惑いは、主人公をしばしば自己嫌悪に陥らせることにもなります。子供のときから貫いてきた外界に対する「静観」という姿勢が時として人を傷つけてしまうこと、憎しみの対象であるはずの姉から愛されていたということ、いちばん薄幸であるように見えた人が実はいちばん幸せな人であったということ、 自分自身の未熟さ、卑小さへの自己嫌悪はしばしば主人公の歩みを停滞させますが、一方ではその自己嫌悪が次の出会いや気づきに向けて背中を押してくれているようにも思います。 最初から終わりまで主人公の「僕」には勝利の栄光といえるものが何一つありません。何かを成し遂げたいという願望はあるけれど、結局何も成し遂げられず、敗北と挫折を心の片隅に感じながら生きている私のような人間にとって共感するところの多い物語です。 主人公のアンバランスさ、とりわけ家族の中での自分を被害者的にとらえている所などはかつての私に重なるところがあり、全編を通してまるで自分のことを書かれているような一抹の不快感もありましたが、読後感はとても爽やかでした。 | ||||
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| 上中巻を読み終え、下巻でまさかの思わぬ展開になる。ひっくり返る、という感じ。しかも自分と重なる事もあり、共感していた。どの世代にも楽しめる事間違いなし!! | ||||
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| 僕が37年かけてたどり着いた、大げさに言えば人生の目的が綴られている。小さい頃から感じやすい姉と共に暮らし、母親と姉との折り合いが悪い中で自然と物事をやり過ごす力、傍観する力、受け身で生きる力を身につけた僕が、中年の手前になって人生の大きな意味に気づいた物語。初めは脇役だったおばちゃんが、実は大変な役割を担って物語を、世界を動かしている。 人により感じ方は違うと思うが、「嫌われる勇気」の内容と通じるものを自分は感じた。他人に左右されるのではなく、自分が信じるものを自分の価値観を持って見つけることが大事だな、と自分には感じられた。 自分の中に信じるものを持っている人はどのくらいいるのか。信じるものを会社の役職、年収、車、家にしか見出せない人生でよいのか、と考えてしまう。いまの大人の過半数は信じるものがないか、あっても即物的なものしかないのではないか。 | ||||
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| 内容は薄いが、本は厚い。他の方も書いているが、とにかく長い。 私が終始この世界観に入りこめない訳を分析するに、 ・文章が下手。風景・情景・感情etcの切り取り方も凡人の枠から全く抜け出せていない。およそプロとは思い難い。 (プロならもう少し捻りだそうよ。その創造力をさ。) ・各々のストーリーがしょーもない。 (もうね、幼稚園のクレヨンの話とか、とある新興宗教の謎が明かされる話とか。。。 下らな過ぎて呆れてしまいます。) ・そのストーリーの構成も、、、 「この年頃の時って、こういうこと思うやん?」「あるぅあるぅ」 「こんなのも付け足したら面白いし、深みも増すんちゃう?」「あるぅあるぅ」 と、この作家は頭の中では思って書いてるんだろうなーと。はっきり言って、スベりまくってます。 ・文中に「!」を多用してるんだが、それが鬱陶しいし、素人感をさらに増す結果となっている。 総評すると、「西加奈子様、もう少しストーリー、文章を勉強して読者が引き込まれるような作品を作って下さい。」 です。ただ長く書けばいいってもんではない。 | ||||
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| 自己肯定と他者を比較することの愚かさみたいなものが伝わってきた。しかし、その展開はどこか劇的すぎるところがあり(つながりが良すぎる)気が引けた。また、実は他人を馬鹿にしている自分という像が描写からわかりずらかった。 読者の想像を掻き立てる文章は早く次のページをめくりたくさせ、作者の力を感じたのだった。結果的にみれば、読みやすく、それが良いところでもあり、その読みやすさがこの作品の欠点でもあると思う。 | ||||
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| 頑張って半分ほどまで読みすすめたが、全くストーリー(と言ってよいのかも疑問)に引き込まれず、苦痛となりギブアップ | ||||
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| 東京に出てきてからの主人公が、妙に恵まれ過ぎ。 最も性欲が旺盛な時期、それを満たす対象に困らない主人公。 父や矢田のおばちゃんから遺産(財産)をもらい、金に困らない主人公。 好きで適正がある事に他者からのニーズがあり、それが自然に仕事に結びついている主人公。 上記3点に絞っても、本来それらを悶々と渇望しているのがノーマルな若者。 そんな中で何の苦も無く、努力もなく、渇望もないまま青年期の主人公はそれらを享受している。 この黄金時代はその後の伏線にもなっているのだが、それにしても妙に恵まれ過ぎ。 読んでいてかなり興醒めしたのは事実なので、星マイナス1 また、少年期のヤコブとの精神的ホモセクシャルな関係も「?」 大概の人は似た経験があると思うのだが、当方も子供の頃、アホのように特定の友達と つるんでいた時期があった。 子供ならではの知見、世界の狭さから、その友達との絆が人生の8割9割に感じられるくらい 濃密な関係性。 ただ主人公が同性愛者なら別だが、相手の体臭をも愛おしい?? どんなに仲が良くても性の対象でなければ、相手の匂いは不快な筈。 それを精神的ホモセクシャルと言う何だか分からん概念で言われても、「はぁ?」といった感じ。 どんなに友情が深まっても、同性愛者じゃない限りその境界は明確に存在するかと。 このあたりも納得いかなかったので、さらに星マイナス1 クドクド難癖つけたが、良かったところは澄子との別れのくだり。 輝かしい恋愛遍歴に暗雲は立ち込め始めたものの、澄子に対しては上に立っていると 信じて疑っていなかった主人公が・・・ このあたりのダイナミックな展開は、久々に本に飲み込まれるような没入感を味わえた。 最後に直木賞受賞、本屋大賞2位、そして文字数多めと言えば、恩田陸著「蜜蜂と遠雷」と 重なる部分が多いが、本書の方が圧倒的に良かった事を付け加えておく。 | ||||
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| 家族が突然イラン行きを告げられ、日本に戻り、エジプトに行く過程で、父母関係が悪化する様などが主人公である、僕の幼少期視点より語られる物語。姉が独自の精神世界もち、クラスからも浮いた存在であるところから始まり、色んなマイノリティーが社会との関わり方を探し続ける。エジプシャンと歩が「サラバ!」の合言葉のもと、互いに精神的な支えになっている。歩むは元々卑猥な写真を見せられたことから始まったか。母と姉をつないでいた父が母と言い争いが絶えず別れることになり、これから彼らはどうなっていくのか。次巻に期待。 | ||||
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| 2019年8冊目/1月8冊目/『サラバ! (下)』(小学館文庫)/西 加奈子/P.295/2017年/★3.3 上中巻では万能感があった主人公・歩も人間関係や頭皮の悩みからどんどん落ちぶれていく、そしてその先に自分の今までの「信じるもの」への回帰が始まる。西加奈子の作品に共通しているのは、自然災害への畏怖と、文学に対する敬意である。自然災害では多くの命が一瞬で消えていく。そのことに対して自分は何をすべきで、何をできるのか?文字を連ねて誰かにメッセージを投げかけることができ偉大さと尊さを噛みしめる。「信じるもの」とは「ビジョン」であると思う。それをとうとう歩は見つけられたのだ。文字を書くという作業を通して。 | ||||
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