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サラバ!
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サラバ!の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.94pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全256件 121~140 7/13ページ
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「あなたが信じるものを、誰かに決めさせてはいけないわ。」 姉のこの言葉が、小説のテーマになっている。 前半、主人公(歩)が青年になるまでは、非常に退屈なストーリー展開だ。 この退屈が後半の重要な伏線になっており、 青年期までの幸せで満たされた生活を文学にすれば非常に退屈で、 幸福は小説の題材にはなりづらい。 主人公が大学に入学したところから、ストーリーは動き出す。 詳細は省くが、冒頭の姉の言葉が筆者がこの小説で最も伝えたかった事だ。 自分が信じるものを、自分が選択し、自分で自分の芯をつくる。 自分の芯ができない間は、本当の意味で自らの人生を歩んでいるとは言えない。 自分という芯ができた時、容易にはブレない、強く魅力的な人間となる。 そして、真の人生が始まるという事だ。 | ||||
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「あなたが信じるものを、誰かに決めさせてはいけないわ。」 姉のこの言葉が、小説のテーマになっている。 前半、主人公(歩)が青年になるまでは、非常に退屈なストーリー展開だ。 この退屈が後半の重要な伏線になっており、 青年期までの幸せで満たされた生活を文学にすれば非常に退屈で、 幸福は小説の題材にはなりづらい。 主人公が大学に入学したところから、ストーリーは動き出す。 詳細は省くが、冒頭の姉の言葉が筆者がこの小説で最も伝えたかった事だ。 自分が信じるものを、自分が選択し、自分で自分の芯をつくる。 自分の芯ができない間は、本当の意味で自らの人生を歩んでいるとは言えない。 自分という芯ができた時、容易にはブレない、強く魅力的な人間となる。 そして、真の人生が始まるという事だ。 | ||||
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「あなたが信じるものを、誰かに決めさせてはいけないわ。」 姉のこの言葉が、小説のテーマになっている。 前半、主人公(歩)が青年になるまでは、非常に退屈なストーリー展開だ。 この退屈が後半の重要な伏線になっており、 青年期までの幸せで満たされた生活を文学にすれば非常に退屈で、 幸福は小説の題材にはなりづらい。 主人公が大学に入学したところから、ストーリーは動き出す。 詳細は省くが、冒頭の姉の言葉が筆者がこの小説で最も伝えたかった事だ。 自分が信じるものを、自分が選択し、自分で自分の芯をつくる。 自分の芯ができない間は、本当の意味で自らの人生を歩んでいるとは言えない。 自分という芯ができた時、容易にはブレない、強く魅力的な人間となる。 そして、真の人生が始まるという事だ。 | ||||
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面白いと聞いたので、遅ればせながら読んでみました。各人の様子に興味がわきます。先が楽しみです。 | ||||
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中が若干の中だるみだったけど、さすがに締めましたね。それぞれの成長が見て取れて、気持よく読み終われました。 | ||||
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正直、中は間延びしているが、下でまとめに入るので、ある程度必要な部分ではあるのか?間延びが若干長すぎると感じた。ただ、まとめの下巻では今までの長い生き方の集大成になっており、それぞれの生き方の最後は圧巻である。 | ||||
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うわー、これはなかなか、体重の乗った一撃というか。 力のある語り口でグイグイ読まされてしまう。 上巻は「僕」がこの世に生まれ落ちた瞬間から、 物心をつくまでのお話がほとんど時系列で続くんだけど、 それは決して成長の記録にはなっていなくて、 初めから決まってしまっている世界に対する自分の立ち位置を確認し、 受け入れて行く主人公の視線から、 その理不尽さ加減を眺めるといった趣の物語。 特に幼少期の姉のエピソードは強烈で、 まー、通常の生活を送るにはちょっと眼に余る破天荒さを生まれ持ち、 誰にもコントロールすることができないその姿が だんだんと理屈を超越した高貴さというか、 美しさをすら感じるようになってくるから不思議。 子供を持つ親としては恐怖におののくばかりだけれども。 イランやエジプトでの生活が緻密に描かれるのも このお話の強度を増している。 これは作者の体験も含んでいるのかな。 理不尽の美しさ。 そこに相対する人のいじらしさ。 いーい視点持ってくるなあ。 | ||||
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幼少期から青年期へ、大した苦労もなく輝ける時代を過ごす主人公と 相変わらず暗闇をのたうち回る姉の対比。 それから、身近で起こる謎の新興宗教の勃興。 なんとなく受け入れるでも遠ざけるでもなく付き合っていくことになるけれど そこには神様を信じる信じないの少し手前にある 信仰のもっと素朴な部分が描かれている。気がする。 信仰とはなんだろう。 そして、そういうものから距離をおいて、 なんだか冷めた処世術だけで生きている主人公は どこへたどり着くのだろう。 | ||||
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うおお。気持ちがしっかり揺さぶられる物語終盤。 何か熱い塊を渡された感覚のある良い読後感です。 ふう。 流れに任せて受け身ばかり取っていたら いつの間にか人生の土俵際に追い詰められていた主人公と、 流れに逆らい、そのつどひっくり返り転げまわって ついに強固な足場を手に入れた姉。 ここまでそれなりに主人公の生き方には、 まあそういう状況だったら自分もそうなるかなー、 と意識を同調させていただけに下巻の展開はこたえる。 ずっと誰かの中に自分を見出そうとしてきた主人公は、 人から注目されなくなった途端にバランスを崩してしまうわけだけど、 でもそれって誰しも少しは覚えがあるんじゃないかという えげつない芯の食い方。その末路。 信仰に寄り添い生きる人々の間を通り抜けながらも どこにも寄りかかるものがなく身動きが取れなっていく主人公。 それでも最後は過去との邂逅から再生へと向かうのだけど その時この物語そのものが一つの重要な役割を果たすという メタ構造に驚かされ、思わず膝を打つ。という。 文章を読むことは祈りに似ている。 それを書き記すことは研鑽であり布教だ。 それは自分を世界につなぎとめておくための ひとつの信仰なんだ。 | ||||
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内容は主人公の37歳までの人生の自叙伝で、作中で何かしらの事件が起こるとかの類ではないです。 以下はこういった作品をほとんど読んだことがなかった人間の感想です。 ハードカバー版(下巻)の帯に「本年度最大の衝撃と感動」とありますが、衝撃とか感動とかを求めて読む本ではありませんね。 先述の通りの自叙伝的作品なので、山場とかの展開に乏しく、感動はともかく衝撃は全くありません。 この帯を考えた編集者のセンスを疑います。 簡単に言うと人生イージーモードで生きてきた男の転落とその中での救い、のような話です。 共感できる方には非常に共感する内容かと思います。 私個人は全く共感しませんでしたが・・・。 | ||||
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読みたくて買ったので、しばらく読み続けましたがどうしても先に進まず物語に入って行くことが出来ませんでした。珍しく途中で読むのを諦めました。 | ||||
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友達から勧められて購入。 累計百万部突破!第152回直木賞受賞作 ! とだけあって、面白くて上中下巻、すぐに読み終えてしまった。 | ||||
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主人公が私自身と境遇が似ていた。自分の判断を恐れ、他者にそれをゆだねてしまう。「周りがどのように自分を見るか」が常に自分の行動を決定づける基準となってしまう。しかし、主人公が一番悩んだ原因(その人のせいで自分の人生をどれだけかき乱されたかわからない)であるはずの姉が、そのような主人公の性格をズバリ言い当て、主人公に、人生で一番大切にしなければならないことを教え諭すことになる。 不思議な巻き貝、サトラオコオモンサマ・・・主人公は姉が“人から見られたい、注目されたい”という思いからそのような奇妙な行動に出るものだと思っていた。しかしそれは違った。姉は必死に”自分が信じるもの”を探していたのだ。姉は常に不安定で揺れていた。でも、自分が信じるべきものを自分の力で見つけた。 「あなたが信じるものを誰かに決めさせてはいけないわ。あなただけが信じられるものを見つけなさい。」 この言葉は、今後の人生を生き抜く上で私を支えてくれる大切な言葉となるだろう。 | ||||
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個性的な登場人物がたくさん出てきて、面白かったです。3冊があっとゆう間でした | ||||
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手も目も止まらず、ぐいぐい読める作品だった。 信じることは生きること。私も何かを信じながら生きているのだと気づかせてくれた。でも、まだ何を信じているのかがわからないので、それを探しに行こうと思う。 学生時代の主人公の考えや行動が自分と重なるところがあり、読んでいて非常に身につまされるものがあった。 | ||||
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以前に書店のPOPで ”サラバ!ロス” という文言を見て、 それ程惹きつけられる作品なのか?? と関心を持っていた。 で、最近ようやく読んだ。 上巻、中巻と淡々と丁寧な描写が続いていて面白く、 どうなっていくのか?という期待に胸膨らむ。 それが、下巻でまとまりを見せ始まると、 姉貴子の手紙辺りから、 これはもの凄い作品かも! ととても興奮したが、 エンディングは残念だった。 主人公の歩には共感する部分も多かったこともあり、 もう少し深く突っ込んだ描写、宗教的・哲学的というのだろうか、そういうものを期待してしまった。 それゆえ、 え!!これで終わり?? という肩透かし感になり、残念に思う。 いや、自分が作者の深い意図を読み取れてないのか? そんなことを思ったりするが、 そう思わせる本は初めてだということを考えると、 もう一度改めて読むべきか、と悩んでもいる。 | ||||
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評判が良いので買ってみたが、面白くもない思い出話を延々と一人称で語っているので、非常に退屈。せめて一人称での語りはやめて欲しかった。つまらない話に輪をかけて読みづらくなっている。半分読み終えたが、苦痛。あまりに面白くないので、評判を確認したら、やっぱり、同様の人がいるのね。けど、直木賞取ってるし、本屋大賞も2位を取っているので、一般的には面白い話なんだろうなー。3巻まとめて買ったのだだけど、どうしよう。 | ||||
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非常に面白い書き口でひきこまれました。いろいろ大事なことについて考えさせられますが、読んだ後に人生がたのしみになります。 | ||||
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【ネタバレ注意!】狂おしい人間の感情、パッと浮かんでくるような鮮明な背景や登場人物の生き様の描写に完全に魅了された。下巻では散々家族を傷つけ、振り回された挙句に言われた姉の言葉や、自身の見た目の変化は、歩にとって辛かっただろう。しかし、どこか姉の言うことを無視できない気持ちは、とても自分にもよくわかった。家族に言われたことは無視しよう、ブラックボックスに入れようとしてもできない。それは、図星なことが多いからだと思った。最後に、歩が信じるものを見つけ前に向かって進めたことで、生きていくには、信じるものを持つべきことの大切さを教えてくれた。また、物語の中で宗教についても軽く触れてるのあるので、神様を信じることとは何か考えさせられた。自叙伝風だが、この本から学び取り考えさせられることはたくさんあったと感じた。 | ||||
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中近東の日差しに似合う強烈な女たち(でも日本人)と、大人しい男たち。語り手は弟だけど、これは、破壊的な姉の魂の遍歴の物語。生きることは許されることなんだなってほろっとする。 | ||||
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