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サラバ!
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サラバ!の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.97pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全266件 81~100 5/14ページ
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| 中巻を読み終えてみて。上巻と比べて、ずいぶん日常的な身近に感じられる巻だったなという印象(全然悪い意味ではない)。それもそのはず、イラン、日本、エジプトというワールドワイドな舞台で描かれていた上巻とは違い、中巻では主人公・歩はずっと日本にいるからだ。 上巻は歩のずいぶん幼い時期が描かれた一冊だったが、中巻では歩の小学5年生〜25歳までという、青春〜大人になるにつれての人生を一気に描いている。しかし、そのどれもの時期が丁寧で、興味深く感じられるのは、作者・西加奈子さんの手腕によるもの! ずっとずっと受け身で我儘な意見を言わず、心に閉ざしていた歩だったが、自立していくにつれ、世界が広がってゆく。 ヤコブとの思い出はさっぱり過去の記憶に(だが、生きていく上で幼少期の思い出が過去のものになるのは仕方なく当然のことだ)。姉のような"はみ出しもの"にならないためにサッカーを習い始めたりする。そして、そこで数々の親友ができたり。また、自分の恵まれた容姿に気づき、女には困らなかったりする。童貞もちゃっかり学生時代には捨てたり! また、就活しなかった割には、フリーライターという職業に付き、結構いい位置にいっている風だったり。 歩の人生は、その「一人」の姿で見ると、結構順風満帆にいっている風に見える。 しかしながら、自由すぎる母親、姉、また意外な結末に父親までもが、歩の思考の範疇をはみ出す生き方をし始める。 矢田のおばちゃんの「サトラコヲモン」の予想外な結末、姉にあの時言った言葉とは…? 日常をひたすら描いた本だが、そういった謎が最後に解けるのも、読後感がスッキリする。 …まぁ、歩は全然スッキリしていないようだが(笑)。とにかく、割と普遍的な成長をした歩が、下巻でどのようになるかが気になってしょうがない。また、どこまでの年齢を描いているのか(死ぬまでだったり?!)。作者がこの大きな物語にどのような結末をつけるのか、心から楽しみだ。 少なくとも、現時点で全く飽きていない。早く次巻のページをめくりたいくらいだ! p.s. この中巻にも、ヤコブのような、心残りがあったり切ない悲しげな別れがあったりする。西加奈子さんが描くそういった部分が、自分は好きなんだなと思った。 | ||||
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| 破天荒な姉の弟として生まれ、愛情は注ぐが「子は親の言うことは絶対」という価値観を持つ母親、仕事の都合上海外や日本を点々とする父親、という両親を持つ主人公・歩。そのため幼い頃から日本〜海外と転校を繰り返す。また、手のかかる反抗的な姉を見ているから、歩はそれを反面教師として、家庭や学校でも良い子、「諦観」という姿勢を一貫する。 この物語は、そんな性格だからこその主人公・歩の後悔や悔しさ、情けなさ、怒りといった感情が、静かに、随所に散りばめられていると思う。 現時点でまだ「上」しか読んでいないが、読み終わった時の感情は「悔しさ、どうしようもなさ、(良い子ならではの)情けなさ」といったものを覚えた。 とはいっても、舞台はイランから日本、エジプトと幅広いので、楽しく読める。初めて知ったのだが、作者の西加奈子さん自身も同じ土地で暮らしている(いた)らしい! だからこんなに読んでいて鮮明な描写が頭に浮かび上がるのか! また、歩を取り巻くその時々の人物もコミカルで面白い。 みやかわさき、義一、文也、向井さん、ヤコブ。姉、牧田さん等。それぞれが個性的で、それぞれに対し主人公が持つエピソードも面白い。間違いなくこの物語の面白さ、飽きの来なさとしてスパイスを添えている。 中でもやはり、ヤコブだろう。歩の親友、それとも恋人としての好きなのか際どい感情を書き連ねている。しかも、両親が「不穏」な時だ。だからこそ、より一層、歩にとっての支え、救いである人物だったのだろう。 しかし、抗えない運命、避けられない「不穏」が身に降りかかった時に、ヤコブとはとうとう別れざるを得なくなる。 選びたかったわけじゃない運命、両親の「不穏」のせいでこうなってしまった運命を、良い子で「諦観」の姿勢を貫くことに慣れてしまった主人公・歩は、どうしても心から不満を口に出すことができなかった。本当は嫌だ、寂しい、悲しい、苦しい、辛い胸の内を。感情を剥き出すことが得意な姉とは対照的に、どうしてもできずにいた。 そこで読者は、歩に共感し、もどかしい、わだかまりのある思いを胸に、一巻を閉じるのだろう。 今後歩がどのように成長していくのか、どんな性格になって生きていくのか、ヤコブとはまたいつか会えるのか、それとも幼き頃の淡い思い出となったままなのか、たくさんの気になることを胸に、中巻に臨みたいと思う。もっとも、続きが楽しみなだけなのだが。 歩がいつか晴れ晴れとした幸せを感じられることを願って…。 | ||||
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| 新興宗教めいたものの勃興と主人公の姉のそれへの傾倒、大学生になった主人公の生き様など、下巻につながるエピソードが連なっている。 | ||||
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| 大学を卒業後、ライターの仕事をしていた主人公の奇跡的な高校時代の親友との再会。エジプトへ行って小学校時代の親友との再会。父親の出家、母親の再婚と離婚。姉の結婚と変貌。などなど、家族と友情の問題が重層的に描かれていて、上巻・中巻・下巻をを通して読み応えのある作品である。 | ||||
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| 目立たず、かといって周囲の同級生から無視されないように気を遣っている主人公。父の赴任先のエジプトに同行して、やっと出会った親友とも、両親の離婚を機に日本に帰国することになり、辛い別れを経験する。現在小学生の主人公が、中下巻以降どう成長していくのか楽しみである。 | ||||
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| 過度なカバーの汚れ、破れがあります。 | ||||
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| 松坂桃李の登場人物によって使い分ける声の巧みさに魅了されました。 | ||||
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| 姉をもつ長男の気持ちがよく表現されていて、自分の過去と投影され、痛く感じ入ってしまった。 上巻のエジプト編から、ある程度落ちが予想付いたけど、しかるべきところに落ち着いて、安心した感じも正直ある。でも、面白かった。もう一回読もうという気になる数少ない本です。あ、audibleですので、もう一度聴こうが正しいですね。 松坂桃李君の朗読は、素晴らしかったです。100編ぐらいaudible聴きましたけど、5本の指に入ります。 | ||||
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| Audible で拝読しました。幼稚園のクレヨンのくだりで大変苦痛になってきて、返品させていただきました。これのどこが面白いのかよく分かりませんでした。つまらない箇所が一箇所もない貴志祐介氏の本と比較してしまいました。 | ||||
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| Audible で拝読しました。幼稚園のクレヨンのくだりで大変苦痛になってきて、返品させていただきました。これのどこが面白いのかよく分かりませんでした。つまらない箇所が一箇所もない貴志祐介氏の本と比較してしまいました。 | ||||
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| 朗読の松坂桃季のアクセント間違いが少し気になったが、彼の口調や声はこの作品に合っていると思った。内容が個人的には興味を惹かなかった。 | ||||
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| 1年半前に原作を読んで、感動しましたが、まるでラジオの劇を聞いているかのような、松坂桃李さんが登場人物ごとに声色を変えて朗読をして、原作の感動が蘇り、時に感動の涙で頬を濡らしながら聞き続けました。 主人公の歩と松坂桃李さんの声が最初は結び付かなかったのですが、個性豊かな登場人物の会話を演じ分けるのは、さすがに松坂桃李さんだからできたことだと実感しました。西加奈子さんの作品の中でもサラバ!は非常に読みごたえが周作ですが、オーディブルになり、松坂桃李さんの朗読により、魅力が一段と増しました。 | ||||
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| Book OFFで購入してもこんなプライスはけして張り付けていない。他人にまた貸しもできない。 | ||||
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| キムタクが面白いと | ||||
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| 状態もよくキレイでした。 梱包も二重にしっかりされていました。ありがとうございました。 | ||||
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| 希望通りの商品でした | ||||
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| 筆力で読まされたかんじ。心から夢中になって、ページをめくる手が止まらない……という体験はなかった。直木賞で本屋大賞だからって、自分にとっておもしろいとは限らない。内容は他の方が描いてあるとおり。裕福な男の主人公は、この作者自身なのだろう。 | ||||
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| 主人公の人生を幼少期からの回想で振り返っていく。視点が一人称だから、読書をあまり嗜まない自分としては読みやすかった。 | ||||
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| 主人公の歩が小学校高学年から物書きになった26歳までの独白。 両親は離婚。父は出家して母は身勝手に再婚、姉は宗教にはまり奇抜なアーティストに。一家が空中分解するなかで大学生になった歩は東京に出て、いわゆるリア充と呼ばれる満たされた生活を送ります。受け身であることを処世術としてきた歩は、何もせずに頑張っている人を馬鹿にしているだけではないかと恋人に見抜かれ、初めての失恋を経験します。 物語に深みを与えているのは、博識ながらも実力を隠してひっそり生きる須玖への敬意、異性だが友達として付き合える鴻上との出会い。伏線を回収する下巻に続きます。 | ||||
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| 抜け落ちる毛髪に悩み、定職にも就けず受身であることが処世術ではないと歩は気づきます。 親友の須玖と鴻上が交際していることを知った歩が悪意に満ちた言葉を投げかける姿は読むのが辛かった。 沼のような自己嫌悪に陥った歩に姉は「自分の信じるものを見つけなさい」と毅然とした態度で諭し、父親は二人が結婚するまでの秘密を明かします。 啓示を受けて再訪したエジプトでは過去の親友のヤコブと再会。自分には見えていても言葉に言い表せない化け物を書くために人生を捧げようと決意します。 「サラバ」とは、別れや友情を意味するだけではなく、自分が背負ってきた経緯や偶然を受け入れて、それでも前に進もうとするための合い言葉でもあったのです。 | ||||
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