■スポンサードリンク
さくら
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
さくらの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.17pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全157件 81~100 5/8ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
西加奈子の「さくら」を読了。売れているみたいですね。本書の感想はタイトル通り。非現実な設定に非現実的な登場人物達が自由気ままに振舞う。そして起こる事件は、唐辛子が利きまくったようなことばかり。現実にはこんなにスパイス効かないでしょう、てなことばかりです。 期待してたんです。以前エッセイを読んで、作者の自然体な姿に共感したし、テレビで太宰を語る彼女に近親間を覚えたものでした。でも本作はダメだ。小川糸「食堂かたつむり」と同じダメな匂いがする。 ふと解説をみると、同じ人間であった。。。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
帯の感想は当てにはならないと痛感。 この程度の本で幸せのため息が出る人にため息が出る。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
人間の可能性は,無限大だと感じました. 不幸な事故により,バラバラになった家族が,ある事をきっかけに,再び心を一つにし,とてもとても愛情溢れるミッションを完結させてくれる. とてつもなく不幸なことが起きても,この本を読むと,元気になって,前向きに生きられる気がします. 私的には,西加奈子さんの本の中でベスト3に入るくらい,好きです★ | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
私は主人公の年齢に近い学生ですが、読んでいて全然現実味がありませんでした。 こんな小中学生いないですよ。 家族の性格、学校での出来事など、なんだか現実味がない設定が多いです。 舞台になっている町の状況は私が住んでいた町に近いものがありましたが、ちょっと他が非現実的すぎて感情移入できませんでした。 現実味がなくても後味が爽やかなものならまだ少しは楽しめたのかもしれませんが、死を扱っているだけに全体的に暗い印象ですし、ラストもなんだか納得がいかなかったです。 また、死んだ人物に深く同情できるわけでもなく、筆者が何をしたかったのかなぞです。 容姿端麗で人気者の兄弟妹が、自分たちの恵まれた環境に目を向けず、ブラコン・シスコン・元カノへの未練のはてに、自暴自棄になってうじうじしている話。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
裏切られても、報われなくても、 なんで人は人を愛してしまうんだろう? もちろん、そんな問いへの答えは書いてありません。 ただ、ありったけの、息のつまるような愛がこの本には詰まっています。 ぎゅうぎゅうに。 凶暴に。 99%は普通の家族小説なのに、 どうしてこんなに切なく、美しいのか。 最終章、暴走トラックのような強引極まる展開に唖然としますが、 それも最高。 文句なしにおすすめします。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
そう。 いつも神様は打てないボールは投げていない。 日常はいつもここにある。 何も変わらない日常が。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
正直なところあまり見どころのないストーリーで、 別に読まなくても良かったかなぁと思ってしまった。 随所に登場する性に関する描写も好きになれなかった。 お父さんの存在もなんだか曖昧である。 ヒーローの兄と美形の妹のキャラクタは割と魅力的だったのに、 その味付けを間違えたような印象がある。 もう少し焦点を絞っていれば面白い作品だったと思う。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
お兄さん、行けども行けども薔薇また薔薇の少年時代、栄光が強過ぎる幼年期を送ると非常に挫折に対する耐性が弱すぎる人格が形成されるとのこと、小さく小さくちょっとづつ傷つく、欝にならない程度に無力感を味わう、お兄さんはこれが無かったのだと思う。あまりにも万能感の去勢が遅れすぎた、しかも普通に屈折した人生を送った人でもきつい災難、前半のなんだかおかしな薄気味悪い多幸感漂う家族模様はある意味フリですね。ただやっぱりお兄さんのああいう決断はいやだなあ。速すぎる、自分がきつい状況になったら結局そういう思いにとらわれる。今までの輝きはまやかしだったってことですよね。圧倒的な弱者の感覚が分からなかっただけ。フェラーリ氏とのゲームも王侯貴族のハンティングのように楽しんでいただけだったのでしょう。ああいう人の哀しさをそのときは無理でもあとから分かったというわけではなかった。ようやく手痛い目に遭って本当の本当の人生の味が分かる機会だったのに。やっぱり生きていて欲しかった。ああいう決断は理解できます。理解できますがこういう栄光に満ちた人が選ぶと余計に嫌味な感じなんです。お前は強いのではなく屈辱を知らなかっただけじゃないかと栄光に恵まれなかった人間は思ってしまいます。本当のヒーローじゃない、ただ運が良かっただけの人。 あとお父さん以外が過剰に性的というか放埓な感じ。お母さんが営みのことをとくとくと説明する場面は反吐が出そうでした。正直無理です。ああいうのが作者の理想の家族なんでしょうか。それともあくまでそういうのもあるという描き方なのでしょうか。とにかくきつい。あんなに濃厚に性と生を説いた上でお兄さんにああいう決断をとらせたことを思うと作者は冷ややかに見ているような気がしてならないのですが。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
友人が「一番好きな本」ということで貸してくれたのですが、 え? 驚きました。 高校生くらいの女の子が、これいいでしょと思いながらもすまして書いた 感じがして。。これが出版できるんだなあという感想です。 私が年とったのかなと思ってしばらく我慢して読んでいたのですが、、こそばゆいです。 こんなにがんばる必要があるかなあと思ってここでのレビューを見たら、 納得。これは読まなくていいな。返却します。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
すごく期待して読んだ本です。しかし、後味最悪。コミック的とかいう感じは、わからなかったけれど、こういう家族って、現実にいたら、すごく気味が悪い。中学生の兄弟の性生活(?)さわやかさもなく、気分悪いだけ。人には薦めません。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
んー 途中までは良かったんですけれど ほのぼのしている感じや 登場人物の色づけや たわあいのない会話のゆるさ加減が。 ただし 読み終わったあとの収まりのつかない心もとない感じがありました。 なんだろう? 途中までワクワクして読めたのが 読み終わってがっかり という不思議な感想です。 それは何だったかはよくわかりませんが。 私にとってそういう本でした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
さくらという犬を中心としたある家族の物語。 この家族は全員が、本当に波瀾に満ちた人生を送っていると思う。だからこそ、一層感情移入できたと思う。日常の生活の中で、うれしいこと、悲しいこと、楽しいこと、悲しいことが次々と起こる。そのひとつひとつのシーンが記憶に残る。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
読んでいる途中から、不幸になるのがわかってしまったので、読むのがきつかった。 結局は少し救いがあったけど、好きな話ではないなぁ。 全体的に思い苦しい話です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
西さんの作品は初めてでしたが、一気に読んでしまいました。 仲が良すぎるほどの家族はまさに理想的で、読んでいて幸せの溜息が出てしまいました。 お兄ちゃんと薫とミキの三人の兄弟の関わり方、それぞれの恋、そして失恋。 お父さんの存在と、いつも明るく賑やかなお母さん。 いつもみんなの真ん中にいる犬のさくら。 みんな少し風変わりながらも、順風満帆に毎日が過ぎていきますが、突然の不幸な出来事が家族を襲います。 そして本当のことを知った時、私はミキに失望させられました。 なんてむごいことを。ただただ残念です。 ミキは幼すぎたのでしょう。大人になって振り返った時に事の重大さに気付くのでしょうか? 結末としてはハッピーエンドですが、この先がつい気になって勝手に想像してしまいます。 それほど、色々考えさせられた作品でした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
心の傷を封印し、何も壊れてないふりをしながら壊れてかけていた家族が、過去に向き合って再生する過程が、やわらかな言葉でつづられている感動的な物語、なのだと思う。 しかし、とにかく文章が気持悪くて自分には全く受け入れられなかった。わざとらしい比喩、過剰な軽やかさ、そもそも「〜とゆう」という表現が馬鹿っぽくて耐えられない(わざとなのだろうけれども)。テーマ自体もそれほど目新しさはない。ほっこり癒し系(?)の文章で書かれているから、逆にインパクトがあるように感じられるだけではないだろうか。 文章と相性が合う人なら感動できるのだろうが、そうでないと金と時間の無駄なので、まず数ページ読んでみてから買うことをお勧めする。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
幸せだったあの頃・・ 幸せは身近にあるということを教えてくれる 心温まる本です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ストーリーはともかく、描写に使う表現において言葉を飾りすぎていて 最後まで馴染めませんでした。無理して言葉を美化しようとしてる感じがして かえって臨場感に欠ける感じがしました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
こういう泣かせの小説は苦手です。悪いやつが一人も出て来ない。そんなきれいなばっかりの人間って、私にとっては魅力ない。っていうか、そんな奴、いねーよ、と思う。セックスとかもやたらきれいに描かれているし。全然、まったく関係ないのですが、「ハッシュ!」という小説を読んだ後だったので、余計に比べてしまいました。(映画化もされたゲイの男二人と、一人の女の話) 結構長い話ですが、無駄な部分、多くないですか? 最初の方、とばしとばしで読みました・・。 だけど、この小説読んで、泣かない人っているんですが!? 泣くのは無駄な体力使うし、泣けたからいい作品なわけはまったくないのですが、ただ文字が見えないぐらい泣けました。っていうか、死ぬ=涙、は小説や映画では当たり前すぎて、もう読む前から、はいはい、泣きますよーって感じ。そういう重いテーマを取り上げながら、喜劇のような笑える小説みたいなものを読んでみたいですね。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
いろんなキャラクターを描くのが楽しかったんだろうなっていうのは伝わってくるけど、それだけじゃ小説にならないよなと思った。 前半の、家族が幸せだったころの場面、幸福さを表す描写がこれでもかと出てきたが、どれも鼻につく表現でいらいらした。表現力の無さを隠すために、近親相姦とか同性愛とか自殺とかをてんこもりにして、展開だけでも起伏をつけようとしたのかなと思った。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
結論から言うと、私には合わなかった。小説の世界には現実にはありえないことが たくさんある。そのことを充分認識して読んでも、何か違和感を感じずにはいられ なかった。日常のさまざまな描写も、思いつくままにダラダラと書いた脈絡のない 言葉の羅列としか思えない。とにかく無駄な描写が多すぎて、なめらかに読むことが できなかった。家族の人物像の設定もまるでマンガの世界のようだ。読者を感動 させようとする作者の気持ちは感じられるが、メリハリのない作品で読後感もいまいち だった。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!