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暗闇のアリア
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暗闇のアリアの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.90pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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読み終えて、落胆しています。スケールの大きな、しかし薄っぺらな作品です。経済産業省のキャリアである夫の自殺に疑問を抱く雑誌記者である女性が、ノンキャリアの警察官(主人公)と競うようにして真相を探っていく前半。展開はそれなりに面白いのですが、この両者がどちらも共感できない嫌な奴ら。根拠のない上から目線で、人の話や態度の裏ばかり読み、相手の思惑などを勝手に決めつける。その上二人とも図々しく、自分勝手で、読んでいて不快になります。 後半は、北アフリカの内戦にロシアやアメリカが絡み、フランスやウクライナといった国々も登場する一方、国内では広域指定暴力団の最高幹部まで登場するといった派手な設定。ただ、気ぜわしいばかりで、凄みもサスペンスも伝わってきません。 「あり得ないことをありそうに」描いてみせるのがミステリーの魅力の一つですが、この作品はいかにも作り物という印象で、リアリティーがなさすぎます(なお、作中、経済産業省の「局長補佐」という役職が出てきますが(p-49)、そのような役職はないと思います。経済産業省のHPで幹部名簿を見ればすぐ分かります。こういう点からも、細部の取材が甘いのではないかという疑念がわきます)。 全体として、「ゴルゴ13」の中のイマイチの1作(しかもゴルゴ13が出てこない)というレベル。真保裕一さんでもこの程度のものを書くのかぁ、というのが総括的な感想です。 | ||||
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ホワイトアウトなどは面白かったが、ここ数年の作品はつまらない。 正直有名作家だから売れるのだろうが、全く魅力を感じない。 なぜ、まだ売れっ子作家扱いなのか??「誘拐の果実」や「アンダーカバー」は本当につまらなかった。 粗製乱造ではなく、真剣に大作を書き上げて欲しいと思います。 | ||||
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直前にサラリーマン兼業作家のぺらっぺらな後だしじゃんけん小説を読んでしまったので、「赤毛のアンナ」で泣けた分よけいに期待したんだが・・・ 共感持てるキャストが一人も現れない。だから泣けないし感動もない。 1. 女記者。気持ちの離れた夫の死因に疑問を持ったとしても、あそこまで気合い入れて真相究明に奔走するか?愛しているならわかるが。 2. てめえの浮気が原因で妻に自殺され、自暴自棄になってる程度の刑事が、あそこまで使えるか? 3. 元いじめられっ子が、なぜ人命救助に燃えていたのか、そしてなぜ大量連続殺人者となっていったのか、説得力ある描写がない。 あーーー残念だ | ||||
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