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死の天使ギルティネ
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死の天使ギルティネの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.08pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全6件 1~6 1/1ページ
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Q太郎さんのを読んでレビュー入れたくなりました。だってホントに、この本のダンテが可愛すぎるから! 前作『パードレはそこにいる』で 、事件捜査を任されたコロンバに協力する形で出会ったダンテ。 前作は話がもたついてる気がしたのと、イタリアの人名を覚えておくのに疲れました。 でもキャラは気に入っていたので、続きのこの本を見つけて喜んで読んだ。ら、前よりも読みやすかったです。 雰囲気に慣れたっていうのもあるかも。 事件の内容もシンプルになってて、その分、登場人物を一人一人覚える余裕ができ、ドキドキしながら読めたん じゃないでしょうか。 6歳で誘拐、11年間監禁され、助けられた後は独学で学び小中学校の卒業資格を取得。今は失踪人捜索専門のコン サルタントをやってるダンテ。 重い過去のせいで閉所恐怖症と薬物依存症。コーヒーの好みがマニアックだし、映画オタクで、タバコ吸いすぎ。 そんな彼ですが頭はすごく良い。 指紋から個人を特定できるように、ダンテは動作で人を見分けることもできます。あと針金で鍵を開けられる。 コロンバの好きなタイプ(多分ちょっとマッチョ)と、自分(コロンバに言わせると「釘みたいにがりがり」)がかけ 離れているのを知ってるから、告白して気まずくなるよりは友人でいようとして。 でもやっぱり彼女に長時間触れてると冷静ではいられなくて〝体のある部分にじっとしているよう言い聞かせる〟 とか(笑)。 コロンバには気づかれてませんが、彼女の前でよく赤い顔になってたり。 若くてかわいい女の子にセックスしたいと本気で誘われても、誠実にお断りして(この時のセリフがまた可愛い) でもキス1回ならアリらしい。 コロンバと仲良さそうな男には嫉妬だってするんです。 2人の関係については、訳してる清水由貴子さんまで〝今回何度も歯がゆい思いをした〟そうで(笑)。 この巻のあとがきで〝ひょっとしたら何らかの進展があるかもしれない〟と、最終章を楽しみにされている様子。 あ。もうそれ出てるんですね? 早めに読もうと思ってます。 それにしてもラスト。これヒーロー? ヒロインじゃなくて(笑)? 後に続く三部作完結篇『パードレはもういない』の上巻では、レビューだけ先にチラ読みしたら、コロンバが すごくがんばってるようだし。ヒーローみたい。 でも、お約束みたいな、男だから女を守る!じゃなくて。 2人がそれぞれの得意分野を生かしながら、守り守られ、助け合う。それがこのシリーズの面白いところで、私の 一番好きなところでもあります。 それに今回のダンテ。恋にヘタレでも、それ以外では非力ながらに体張ってがんばってるんですよ! 最後がああでさえなければ…どうなるんだろう。ハッピーエンドだと信じて読んでみます。 ダンテの片想い、実はまったく望みがないわけでもなさそうだから。楽しみ♪ | ||||
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イタリア好きにはたまらない、イタリアンミステリースリラー第二作!! タイトルですでにネタバレ感ありありですが、1作目よりもテンションが高く、より濃密な人間ドラマが楽しめます! 登場人物もより複雑で、あのジョーカーを思わせる不思議な魅力の敵役は、所々で背筋が凍るほど・・・。 それほどテンションが高くそして、、『ルーク、お前は父親は私だ!』的なラストに。。。。 イタリア好きにはたまらない、映画化が最も楽しみな一作です!! | ||||
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猟奇殺人を、取り扱い注意なプロファイラーと女性捜査員のタッグが解決してゆく話。 事件の設定や犯人の正体には興味をそそられ、ストーリーテリングもなかなかだが、とにかく主役のプロファイラー、ダンテが世話のやける男でかわいげがある。読んでる側はストーリーから気持ちがそれてしまい、「またかよ!」という女捜査員のぼやきを共にしながら、ダンテが次にどんな馬鹿をやらかすのかに期待してしまった。 (つまりは女性向きです) 二人のあいだに恋愛感情がありそうでないところも、さっぱりしてていい。 | ||||
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下巻まで通しての感想です。 良くできた娯楽小説でした。 前作で活躍したコンビがギルティネと呼ばれる殺し屋を追います。 ギルティネはなぜ人を殺すのか、そしてギルティネを追う謎の組織とは。 前作よりも派手目な展開です。映画化を意識しているのでしょうか、ダンブラウンのように。 興味がある方は前作「パードレはそこにいる」を先にお読みください。 最後まで読めばわかりますが、このシリーズはまだ続くようです。 次回作も楽しみです。 | ||||
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後半はやや冗長+ちょっとやり過ぎだよ、という展開もあったが、冷戦時代の話や前作との関連も絡めつつ最後までグイグイ引き込まれます。 ギルティネの正体や、恐ろしい時代背景、伏線の回収など、見どころも盛り沢山です。 最終章とされる「第3章」の発売が待ち遠しい。 最近のつまらないハヤカワ文庫の中では出色の出来の本である。 とにかく、アクション小説の復権を望んでいます。 | ||||
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前作「パードレはそこにいる」の続編。コロンバ刑事とダンテのコンビが、「死の天使」に迫る。 ある日、特急電車の先頭車両にいた乗客全員が原因不明の症状で死亡。ISが犯行声明を出した。 現場に到着したコロンバ刑事は事件を担当することなるが、事件はそう単純ではない展開を迎える。 前作よりもスピーディに話が進むのと、過去と現在を行き来する展開は引き込まれるものがある。 前作が好きな人はもとより、万人にお勧めできる。 しかし早川書房は全然アクション小説を出さなくなった。 トム・ウッドやジャック・コグリン、スコット・マキューエン、ダン・シモンズのシリーズも途中まで刊行してあとは放置。 読者フレンドリーでは全くない。非常に残念です。 | ||||
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