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宿命と真実の炎
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宿命と真実の炎の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.23pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全48件 41~48 3/3ページ
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女刑事が登場するのですが、「若くて美人でスタイルがよくて巨乳の女刑事」ではなく、それとは逆なタイプなので好感が持てる。 「若くて美人でスタイルがよくて巨乳の女刑事」なんて男の理想論、読んでいて白けるしバカバカしい。 その点、貫井さんの作品はよかった。女性の方も反感なく読めると思います。 内容自体も読み応えあり、最後の最後まできっと何かある、と思い読み終えましたが、正に期待を裏切らないラストでした(後味は悪かったですが)。 素晴らしかったです。 | ||||
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後悔と真実の色の続編なので、読んでない方はそちらから読んだ方がいいです。 驚愕の結末…と帯に書いてあったので期待してましたが、それほどでは…。 ストーリーは楽しめました。 何より西條がしっかり立ち直っていて嬉しかったです。 | ||||
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序盤から犯人による「復讐」警官殺人が描かれます。 なので、犯人のキャラクターや背景・動機をめぐるミステリーと 警察の捜査vs完全犯罪を狙う犯人の闘い……のミステリー、 両方が、わかりやすい文章で展開され、楽しめたのでおススメします。 ただ、辞職した刑事=西條が中盤でからむまでは、 捜査一課の刑事らも、事件・事故を担当する所轄署も 捜査や推理がモタモタしすぎ≒鈍すぎるので、 (知恵袋=西條のすごさを描く都合とはいえ、) 実際の警察官の皆さんには、申し訳ないなぁとも感じました。 所轄の女刑事と捜一のオッサン刑事のコンビは面白いですけどね。 さて、序盤から主犯として登場する誠也の動機と生い立ち。 最初から提示される、彼の「警察への復讐」の動機などは、 最後まで読んで、納得する人と「どうだろう?」と感じる人に分かれるかも。 そのマイナスと、西條が活躍する次回作への期待のプラスで、☆4つです。 | ||||
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「後悔と真実の色」の続編ですが、前作より面白いです。 正直言って、「後悔‥」では、主人公の西條の性格もわかりにくいし(感情が乏しいかと思えば、関係の破綻した妻に固執したり、警察を追われたらいきなりホームレスになったり)、刑事達の人間関係もごちゃごちゃしていましたし、犯人の動機も個人的には「ふーん?」という感じでした。 本書では、前作で説明済みなので、警視庁捜査一課九係の個性的な面々に関してもさらりと流していますし、警察を退職した西條も性格が落ち着いてきて、違和感もなくすらすらと読み進めることができました。 内容紹介にもあるように、子供時代の警察沙汰で引き離される羽目になった2人が、大人になって再会し、警察への復讐を誓う‥‥という話なのですが、「動機として弱すぎない?無理がない?」と思いながら読み進めていたのが、最後の最後で「あっ!」と驚きました。「本当の狙いはそこだったのか!」という、まさにイマドキならではの犯人の本音! 最後の、西條と元上司との会話で、続編がありそうな予感がしました。楽しみです。 | ||||
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貫井ワールドに引き込まれました。被害者・小川の本棚に並んだ書籍からその人となりを推測する。。。興味深かったです。BL系に興味がある方なら直ぐにピントきたのでは・・・と思います。個人的には西條のことをもっと知りたいですね。西條のことが少し中途半端な感じに思えましたがこの作品は西條の物語じゃないですものね。この本の前に書かれた作品も購入済みなので西條の前は知ることができますがその後の西條のことをいつか書いて下さるとうれしいです。 | ||||
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著者が好きでほぼ全ての作品を読んでいます。 その中でも前作「後悔と真実の色」はかなり好きな作品なので、続編となれば絶対に読んでみたい!と思い、普段は文庫化を待つか図書館で借りるかが多いのですが、待ちきれず本書を購入。 相変わらずの読みやすい文章と、物語の視点が度々変わるのに最後には一つに纏まるなるほど感。 何といっても著者ならではの驚きの最後の展開、ダークなオチ?にビックリさせられました。 あまりに面白くて、図書館で借りて何度も読んだ前作ももう一度読み返してみたくなり、ついつい前作の文庫を買ってしまいました。 | ||||
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貫井徳郎の作品としては、ここ数年で一番の秀作。以前の作「後悔と真実の色」のメンバーが顔を出すので、こちらを先に読むとなお面白い。殺人者と警察、双方の心理描写に圧倒的リアリティが存在し、なかなかの読みごたえがある。「後悔と真実の色」で不祥事により警察を追われた西條が、孤軍奮闘の所轄署女刑事にアドバイスを送る場面など、微笑ましい部分もある。一方、殺人者側の悲しい過去にも目を向けさせられる。次回作が待ち遠しい。 | ||||
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後悔と真実の色が何故くどくど書かれていたのか分かった。 この本ではほぼ省かれている。 と言ってもまだ半分の読みかけ状態。 西條が御曹司の二男だったのは記憶がないが、後悔・・・・・の中で出てきた刑事連中はそっくり出てきて懐かしかった。 続編は5年程度の間隔があいてるが、実際は5年後ではない。 くすっと笑える場面があるとは・・。 読んでのお楽しみなので前編無視で読むと軽く扱われてしまいそうな物語になってしまう。 女性警察官が西條とコンタクトをとるまでの経緯はワクワクした。 読み終えてしまうのもったいない。 また西條ロスになってしまうのか私。 | ||||
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