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トンコ
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トンコの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.07pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全6件 1~6 1/1ページ
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学生時代にリングなどの日本のホラー作品が流行りだった。角川ホラー文庫もその波に乗って本屋の書棚に多く置かれており、自分もいろんな作者の作品に触れたその中の一つにトンコもあった。 当時はホラーというものを広くとらえようという動きがあり、特に角川ホラー文庫は「怖い」作品であればひとまとめに「ホラー小説」と扱っており、殺人鬼も謎の怪物も病原体も一緒くたにしていたので、短編集であることや、家畜の豚が逃げ出してという表題の作品にも偏見なく触れることができたように思う。 読んだ感想はこの作品集、ひとまとめに怖い作品をまとめた「角川ホラー」の体裁をとっているだけで、内容がホラー作品ではない。別のジャンルの作品をホラーとして扱われる家畜の擬人化の生理的な嫌悪や、ゾンビといった要素を埋め込んでいるだけなのだ。 日本ホラー小説大賞短編賞を受賞した表題作も少しだけある「怖い」は添え物程度なので、怖いホラー作品を求めていると肩透かしを食らうだろう。 短編は上手にまとまっているので同作者の作品を求めているならお勧めする。 | ||||
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「トンコ」は豚を主人公にした物語だったので ついつい映画「ベイブ」のような意表を衝く結末を勝手に期待したら ベトナム戦争時代、徴兵されて戦場に送られる若者たちを 屠殺場にトラックで送りだされる肉牛に見立てて憐れみを歌った反戦歌「ドナドナ」の結末だった。これじゃ、当たり前すぎてなんのひねりも無いじゃん! そして全体の流れはどこかでなじみがある展開だと思ったが 昭和の世にシングルレコード最高セールスを記録した「およげ!たいやき君」と酷似しているのに気づいた。平成生まれは 古いことは知らんだろうから二番煎じでもいいのかもしれないが。。。 三つの短編の中では 「ぞんび団地」がホラーとしてほのぼのと読めるレベル。 | ||||
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読めたもんじゃない。紗央里ちゃんの家の方がまだ数倍まし。この作品を高評価した林真理子が凄すぎる(笑) | ||||
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読んだ後、……で?って感じだった。どこを楽しんだら良かったのかわからず、何がしたかったのかわからず。 一番ウンザリしたのは放屁のくだり。くどい。何か嫌だった。俺には向かなかった。それだけなんだけど。 | ||||
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全てが低いレベルで しかも中途半端 怖さは皆無 今後の伸びにも期待無し ちょっと久しぶりに酷かった 小学生の作文コンクールならまだ許せるけれども 他の受賞者が当たりだったので 期待したけれども | ||||
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あらすじを読んで「まさかこんなオチではあるまいな」と思っていたら、そのとおりのオチなのである意味ビックリしました。 過度に誰かが悪人であり、過度に誰かが善人である(そしてその内面は存在しない)という、子どもの描いた人形劇のような人物模様は、きっと私の読んだことのない携帯小説というジャンルと同じなのかもしれません。ちょこっと怜悧な現実でも書いたつもりのラストが一層寒いですね。 以下、一行でネタバレするので、未読の方は飛ばしてください。 ・逃げ出したブタがまた捕まって屠殺場送り 「不治の病の人が死にました」話と同じです。そういうお話が好きな人だけが読めばいいでしょう。私はもううんざりですが。 ブタが最後まで畜生のままだった点は唯一評価できるかも? そんなん当たり前だけど | ||||
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