終末の鳥人間



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    初公開日(参考)2012年07月
    分類

    長編小説

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    終末の鳥人間

    2012年07月19日 終末の鳥人間

    片田舎で、特にやりたいこともなくて、成績もよくなくて、モテない高校生。無理矢理入れられた人力飛行機部も成果が出ず、顧問の教師は職員室でハブられていた。一方、東アジア情勢は混迷し、政府は場当たり的に戦闘準備を進める気配。あっちもこっちも行き止まり。それでも、飛んでみるしか、ないやないか。―。 (「BOOK」データベースより)




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    No.5:
    (4pt)

    鬱屈した社会描写が見事

    ごく平凡な高校生の生活から始まり、だんだん日本社会がきな臭くなってくるあたりから、陰鬱な気分にさせられました。筆者の書きたかった物が輝かしい青春物ではなく、閉塞した日本だったそうだから、この点作者は成功したと言えるだろう。いくつかの複線を回収せずに終わらせ、今後を読者の思いにゆだねている点がちょっと不満で、あと書きでも書いて欲しかったかなと思う。
    終末の鳥人間Amazon書評・レビュー:終末の鳥人間より
    4334928374
    No.4:
    (4pt)

    久々に楽しかった

    倉山先生に惹かれて読みましたが、う~ん、楽しい青春小説、久々に楽しい気分になりました。こんな首相はいらんが・・・
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    4334928374
    No.3:
    (4pt)

    リアルさのかけらもない日本でのリアルな鳥人間ストーリー?

    何があっても/何もなくても「日米軍事同盟に反対!」とか言ってる人が根拠レスにこんな世界が来るぞと言い続けてる/でも決してこない世界においての人力飛行機の青春小説。政治情勢にも国際関係にも戦争による生活への影響にもリアルさはないが、だからこそ、日本を舞台にした理想的なディストピア小説が成立するのだろうw帯の煽りは「ディストピア小説+青春小説=人力飛行機小説」意外はちょっと違ったかな。個人的には文体と相性が良かったらしく、とても読みやすかった。
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    4334928374
    No.2:
    (5pt)

    チャンネルAJERから。

    憲政史家の倉山満さんが執筆協力したということで読みました。
    近未来にカッシー(ハッシー)が首相になって、軍拡して、国内ではテロが多発して、北の人工衛星(核ミサイル)が北陸に向いている。設定がリアルでぞくぞくしました。
    部活での人力飛行機の製作を通して成長する高校生の青春物語。
    主人公に感情移入して読みました。
    http://www.nicovideo.jp/watch/sm18674493
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    No.1:
    (4pt)

    どう説明していいのか分かりません

    パラレル的な日本が戦争になり、青春を謳歌していた少年少女が
    戦いに巻きこまれていくというお話は、ライトノベルや児童小説、コミックでも目にします。
    けれどもそれらの多くは「日本をモデルにした架空世界」が舞台であり、
    ファンタジー色の強い物語世界、ゲームシナリオ的な物語世界という印象があります。
    そうしたジャンルの創作物を楽しめない私には、いまひとつ入り込めない世界です。

    このお話に登場する舞台は、実在すると思われる海辺のプラント地帯です。
    (実際は原発地帯でしょうか?)
    非常事態と化した際に施行される様々な法律や規則は、
    実際の法律をモデルにしていると思われます。
    そこで暮らす老若男女も、よくある悩みを抱えたり、
    ささやかな幸せを探したりしている平凡な小市民です。
    (異端な登場人物もいますが)
    なので、100%架空の日本と思えないものがあり、私でも入りこむことができました。
    逆に、愛読しているライトノベル的なお話を期待して購入したらしい20代の職場後輩は、
    このお話には入りづらかったと話していました。
    そのためこの本を譲り受けました。

    読みながら感じたイメージは、甚大地震の予兆でした。
    今でこそ私たちは地震の予兆に敏感になりましたが、
    東日本大震災や阪神大震災を経験する前は、
    余震が続いても「いつものことだ」と軽く流し、
    空に奇妙な輝き方をする雲(地震雲)が出ていても
    「キラキラした雲だなあ」と呑気に眺めていました。
    そのあげく激震に襲われ、人々はなすすべもなく逃げ惑い、国は混乱しました。
    災害パニックのお話ではないのですが、そんな頃のイメージが浮かびました。

    非常事態に突入したことから、主人公たちは「戦い」に巻きこまれていきます。
    けれども主人公たちは武器を手にするわけでも、
    少年少女軍のようなものに組み込まれていくわけでもありません。
    私は主人公たちの選択した、主人公たちならではの「戦い」に好感を持ち、
    ラストまで応援し続けました。
    職員室でも生徒からもバカにされ続けていた、部活の顧問の先生の「戦い」も。

    そのラストシーンは、どう説明していいのか分かりません。
    絶望のラストだったのか希望のラストだったのかも分かりません。
    喝采を叫びたくなるような、哀しくなるような、
    本当にどう説明していいか分からないラストでした。
    (高い読書力がある人はもっと深い部分まで解釈できるのだと思いますが、
    私はフィーリングで読むタイプなので……)
    終末の鳥人間Amazon書評・レビュー:終末の鳥人間より
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