あちん



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初公開日(参考)2008年05月
分類

長編小説

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あちん (幽ブックス)

2008年05月14日 あちん (幽ブックス)

暗い雨の日には、お堀ばたを歩いてはいけない。オホリノテに、影を喰われる―舞台は現代の福井、平穏に暮らす公務員・奈津美が見たものは何か。雨の日に這い出す藻草、タブノキの下に埋まっているもの、午前2時19分に鳴る公衆電話、出られないトンネル…実話から織り上げた珠玉の怪談小説。第2回『幽』怪談文学賞短編部門大賞受賞作。 (「BOOK」データベースより)




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あちんの総合評価:9.20/10点レビュー 5件。Bランク


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No.5:
(5pt)

あたたかいホラー

雀野日名子さんの「あちん」「トンコ」背筋の凍る怪談と言うよりは、ハッピーエンドホラーなので読んでいて暗くもならずにすみました。
特に鉄五郎がせつなくて好きですね!
あちん (幽ブックス)Amazon書評・レビュー:あちん (幽ブックス)より
4840123225
No.4:
(3pt)

昔ながらの怪談

どこか懐かしい感じがする。それだけでも作者の力量は本物だとわかる。
しかし、これだけ怪談ホラーがあふれている現代。
少々インパクト不足なのは否めない。
安心して読める?怪談本としてなら、ありだとは思った。
あちん (幽ブックス)Amazon書評・レビュー:あちん (幽ブックス)より
4840123225
No.3:
(5pt)

表題作「あちん」が半端じゃない怖さ。びびりました

「あちん」と「タブノキ」、冒頭とそれに続く短篇ふたつの怖さが、格別。黒くて禍々しいものに、白い画用紙が徐々に塗りつぶされ、埋め尽くされてゆく・・・・・・。地霊というか、土地の氏神というか。その土地に古くから根付いている大いなるものが、ずるりずるりと迫ってくるような、そんな雰囲気を持つこの二篇。最初のうちはさほどでもないかと感じていた話の空気が、次第次第に邪悪なものに覆われ、ただならぬどす黒さを帯びてゆく気配。ああ、怖かったなあ。

 オホリノテと呼ばれる、影を喰らう黒い藻草(もぐさ)。顔半分が潰れた片腕の年寄り、鉄五郎。何やら不吉なものがひとつ、またひとつと出てくる話の中は、今しも土砂降りの雨。北陸のF市、県庁への帰路を急ぐ主人公が、化け物じみた鉄五郎とぶつかるところ。「私」の足元を見た鉄五郎が、<あちんあちんあちんあちんあちんあちん!>と、鋭い声を出す場面に、まずやられました。主人公が履くパンプスの黒い汚れ、その不快な悪臭が鼻にこびりついて離れなくなるのと同時に、<あちんあちん>の声が、耳の中で渦巻くように反響しはじめるんですね。第2回『幽』怪談文学賞の短編部門、大賞を受賞した表題作「あちん」は、半端じゃない怖さで、びびりました。

 著者の作品では、先日手にした書き下ろし短篇「きたぐに母子歌」(東 雅夫 編『怪談列島ニッポン』所収)も、面白かったな。この短篇に登場する部長と営業部員のコンビ、そのコミカルな味がどういうわけか、かなり気に入りまして。連作短篇のコンビニじゃない、コンビ・キャラにならないかなあと、ひそかに期待しています。
あちん (幽ブックス)Amazon書評・レビュー:あちん (幽ブックス)より
4840123225
No.2:
(5pt)

地元密着型作家の誕生!

私と同じ某市に在住の日名子さん。
よって、地元の方には「うんうん」とうなずけるところ多々あり。
地元の方でなくても全く大丈夫。
怪談系が苦手な方の入門編にぴったりです。

これからの梅雨の時期をのりきれるような、さっぱりとした読後感です。
是非御賞味あれ。
あちん (幽ブックス)Amazon書評・レビュー:あちん (幽ブックス)より
4840123225
No.1:
(5pt)

才能あり

土地の者なら誰もが聞いたことのある地元の噂、幽霊話を元に
怪談を仕立てるという仕掛けが良いです。
これで自然と話に引き込まれます。
会話に方言が使われているのですが、この語り口がキレがあって心地よく響き、
これによってもまた話に引き込まれます。

白眉は「迷走」という短編ですが、最後の短編に向けて恐ろしさを盛り上げています。

ただ最後の短編のラストについては、小説としては有りですが
怪談としては物足りないと感じました。
まぁこれは個人の好みの問題ですけど…

総じて、この作者は非常に才能があり次の作品が楽しみです。
あちん (幽ブックス)Amazon書評・レビュー:あちん (幽ブックス)より
4840123225



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