(短編集)
幸せすぎるおんなたち
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恐怖描写のほとんどないホラー。 霊がほとんど出てこない怪談。 サイコが出てこない異常者小説。 妙にコミカルなイヤミス。 ・・・と表現するのが適当なのかな。 強烈な恐怖感が後を引きます。 田舎に住む人を小馬鹿にする話かと思ったのですが、 そうではなく、地方自治体の裏事情を揶揄する内容でした。 どこまで事実に基づいたものか、どこからが創作されたものか 判断がつかないんですけど、どのエピソードも実際にありそうで怖い。 全国なになに第一位というランキングの裏事情って こんな感じなのかもしれませんね。 ここまで書いて大丈夫なんだろうかと 読んでいてヒヤヒヤしたりもしましたが この本を知るきっかけとなった記事によると 作者の故郷では 上野千鶴子さん福島瑞穂さんのジェンダー本や 政治色の強いアーティストの絵画が 県の意向に沿わないとして圧力撤去される事件が起きたり 住民の自主講座が圧力的に中止させられる事件が起きたりして 作者はそれに対して複雑な思いを抱いた・・・と書かれていたので このことも執筆のモチベーションになっているのかなと思ったりしました。 深読みかもしれませんが。 イヤミスのなかでもかなりイヤ度の高いラストなので 作品そのものの評価は☆マイナス1にしました。 (あまりにも後味の悪い話は・・・個人的にゴメンナサイ) でも、こういう題材を書いた作者の勇気に☆プラス0.5しておきます。 | ||||
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F県(作中ではX県)に暮らす女たちを連作形式で描いた小説。 なんかこの作家はどちらかというと変な話ばかり書いているような気がする。 これも相当ヘンテコな話である。 タイトルからするとなんとなく微笑ましいが、中身は純然たる嫌ミス、いやそもそも ミステリーと言えるかどうかもわからない。 だが面白い。それも抜群に。 ただ作者は相当故郷には屈折した思いがあるんだろうな、とは思う。 個人的にはF県に縁もゆかりもないが、常識的には悪意をもってデフォルメしたと思しき描写も なんとなくさもありなんと思えて仕方がない。 とりあえず読んでみることをおすすめする。 | ||||
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