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半身
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半身の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.25pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全16件 1~16 1/1ページ
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若干真犯人に関して、ぼかしてますが、色々書いてますので、ネタバレ注意です。 茨の城がそこそこ百合的に好みの内容でしたので、同じ作者つながりでこれも読んだらこっちは超バッドエンド。 中だるみと後味の悪さが印象に残りました。 ラスボス(便宜上)が超外道でひどすぎ。 真相がわかってから冒頭の場面を読み返すと、奴の演技派なまでのクズっぷりに一層腹立ちマックスです。 その場面での被害者があそこまで繊細でなく、 真相を、あの場面でのラスボスの声量に負けないくらい、本気だした時の千葉繁さん並みの大声でわめき散らしていたら、そこで全バレして、後に主人公がひどいめにあう事もなかったのに。 ラスボスが作中なんの報いも受けず逃げおおせてるのもひどい。 とにかくなんで百合小説でストレスフルなバッドエンドみせられなあかんねん、な方には絶対おすすめしません。 世界観の構築や主人公の設定は上手いんですけど(本作の場合そこがバッドエンドに高い説得力持たせてます、良くも悪くも)。 個人的に、もし、もしも続編とかでたら、ラスボスが主人公に、ニコールホーンがマックスペインにされたような復讐される展開希望。 | ||||
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こういう作品、面白いんでしょうか? いえいえ。 ずるずると長く、もったいぶって、何かしら謎が続き、さあ、ラストに近づいた!いままでの不思議は何だったの?と読み進めれば、ああた、これまでのことはぜえんぶウソだったのよお。え?ナゾの解決は? そういう作品としか私には思えません。 字は読めるのでつい読みきってしまい、失った時に思いを馳せて、その復讐としてこの本を捨てました。 | ||||
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久しぶりに最後まで読みきれず、投げ出した本でした。鳴り物入りと言った感じの評判と美しい装幀とは裏腹に、 とにかく何が良いのかさっぱり分からず、ただただ退屈な内容。 蓼食う虫も好き好きとは申しますが、これを面白いと感じる人が本当にいるんですかね。 実際、面白くはないでしょう? | ||||
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はなからミステリーだとわかって読んでたはずなのに...幻想小説としてぐいぐい引き込まれて呼んだのが間違いのもと。最後に謎解きなどされてしまっては重厚な味わいがすべてぶち壊し。くれぐれもミステリーとして呼んでください。 | ||||
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ミステリー=娯楽作品だという思い込みがあったので、ひたすらゴシックミステリーを楽しみにしていたのにそれとは程遠い作品でした。 他のレビュワーの方が書いている翻訳に問題がある、というのは読み終わった後ではそうかも、と改めて思いました。読んでいる最中は舞台が昔のイギリスだからなのかな、と思いつつ読んでいましたが、もしかしたら翻訳が不自然でストーリにのめり込めなかったのかも。。。 読んでカタルシスを感じたい、という人にはおススメしません。 | ||||
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ミステリー=娯楽作品だという思い込みがあったので、ひたすらゴシックミステリーを楽しみにしていたのにそれとは程遠い作品でした。 他のレビュワーの方が書いている翻訳に問題がある、というのは読み終わった後ではそうかも、と改めて思いました。読んでいる最中は舞台が昔のイギリスだからなのかな、と思いつつ読んでいましたが、もしかしたら翻訳が不自然でストーリにのめり込めなかったのかも。。。 読んでカタルシスを感じたい、という人にはおススメしません。 | ||||
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全編ほとんどが、長い長いプロローグのよう。 そして、ミステリーを読みなれた人なら、中盤で容易に想像がつく結末。 「このミス」「文春」ともに1位なのだから、その予想された結末のあとにさらに展開が、、、 と思ったのにそのまま話は終わってしまった。 この本に、謎解き、思わぬ展開、意外な結末などなどを期待して読むと、 最後に思いっきり落胆します。 ミステリーと思わなければ、あるいは、短編だったら、もっと違った感想があったかも。 | ||||
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違和感を感じながら最後まで我慢して読んだら、、、延々と書いてあったことはなんなの?ミステリはこうあらねばならないというような考えはないけど、これほど多くのページ数を費やす必要があるのだろうか。好みは人それぞれですが、途中まで読んできて退屈だなと思った人はそこで止めたほうが賢明です。辛抱が報われることはありません。 | ||||
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長時間のフライトの前に「機内で退屈しのぎに何か集中して読める面白い本を」と思い探していたときに、成田空港の本屋で「2003年度第1位 宝島社「このミステリーがすごい!」(海外編)」という背帯と大好きなクリヴェッリの絵がカバー絵に使われているのに惹かれて買いました。話に引き込まれ14時間以上のフライト中も眠ることなく一気に完読しましたが、物語の理解度は依然として「???」のまま。それからも内容が気になり自分の頭が悪いのかと悩みつつ何度となく読み返しましたが、やっぱり語がよくわからない。時間が過去になったり現在になったり、書き手がシライナになったりマーガレットになったり、人と時空を飛び交って話が進むので私の頭の中も混乱しました。(追記)あまりにも理解できなかったので、やっと原書を入手して読みました。こちらの方がすっきりと明快に読めました。日本語版で「シライア」と訳されていた名前、「セリーナ」が正しいのではないでしょうか?念のためネイティブの人、しかも同じ英語圏でも違う国の人、何人にも聞いてみましたが、皆「セリーナ」と。「シライア」と読む可能性は?と聞いてみましたが、一様に「ない。」とのこと。他にも翻訳で気になる点が。 | ||||
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妖しい魅力のミステリィの絶品…、監獄、霊媒、謎とくれば、これはぜひ読まなきゃ!と思い購入しました。始めは日記の内容や監獄の描写にワクワクしましたが…、途中から同性愛に共感できず違和感を覚え、結末に読むに至っては、何だこれ?と思ってしまった。そこには推理の楽しさはなく、監獄という非日常、独身女性の寂しさ、霊媒の怪しさ等があるだけのただただ暗い話でした。 | ||||
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このミス1位ということで購入しましたが、はっきり言って星1つさえ付けたくないくらいくらいです。ミステリーとして読んだからなおさらそう感じたのかもしれませんが、お金と時間を返せと叫びたくなる作品でした。時間と中世貴婦人の世界を贅沢に感じたい方はどうぞ。 | ||||
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私はミステリーファンではあるが、謎解きは得意ではない。そんな私でも落ちが割と簡単にわかってしまった。読みながら、まさかそんな安易に終わらないよなー、と思っていたそのものだった。だから、これはミステリーではないと思うが、と言って「薔薇の名前」のような、背景の緻密さや作品自体の深みも感じられなかった。また他の投稿にあるように、確かに読んでいて違和感のある箇所が多かった。モーム賞を取った作品なら、もっと丁寧に訳していただきたかった。とても残念。文章の魅力について宣伝にあったが、翻訳版では流れるような…とは行かなかったようだ。正直、値段の価値は無し。中古で買っても良かったかもしれない。もしくは、洋書を買って原文で読めば良かったのか。それなのにそれなのに、「このミス」は一体どうしてこれを選んだのか?今一番のミステリーであり、犯罪である。 | ||||
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表紙の絵とヴィクトリア朝ロンドンが舞台のミステリーという点に惹かれて買いました。裏表紙の紹介文「幾多の謎をはらむ物語は魔術的な筆さばきで、読む者をいずこへ連れ去るのか」に期待していましたが、結末はがっかり・・・ただ、どんな結末になるんだろうと期待しすぎたせいかもしれませんが。個人的には、ロマンス要素が強く、ミステリーというよりはアンハッピーエンドの同性愛ゴシックロマン小説という感じを受けました。探偵(警察)が殺人事件を解決するという正統派(?)スタイルのミステリーをお探しの方にはお勧めしません。 | ||||
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あ~、疲れた。読後の素直な感想です。 ミステリの欄にカテゴライズするのは、あまりにも乱暴です。サマセットモームやジェーンオースティンなどが好きな女性読者には受けるかもしれませんが、某有名ミステリランキング1位という形容は、すべきではないとはっきり言いたい。 すべての謎が明らかになるのは本当に最後の2~30ページ。たしかに「あ~そうなのか」と驚嘆はするのですが、そこにいくまでのまわりくどい情景描写や女性の抱く同性への思慕の描写を読んでストレスがたまってしまったのは、私が健康な男性だからでしょうか? 想像力の翼を飛翔させるような読書への熱まで奪われてしまったような気がします。お口直しのオモシロイ本でも読みます。 それにしても、なんで一位なのか?それこそが最大のミステリ!? | ||||
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粗筋を見る限り、私の好きな類のミステリーではなかったが、2004版このミス、2003文春ベスト10で共に1位ということで、話の種に読んでみた。予想通り、私にとっては、苦しい読書体験だった。いつ面白くなるかと楽しみに読んでいたのだが、たぶん私にとっては高尚すぎて、面白いと感じる箇所が全くなかった。本のオビには「魔術的な筆力」と書いてあるが、「魔術」を感じるまもなく、「睡魔」に襲われてしまい、読了まで2週間もかかった。改めて言うまでもないが、「1位」の本が万人受けするとは限らない。「1位」という「魔術」にダマされぬよう、書評、粗筋とうで自分の好みと照らし合わせてから購入した方がよい。 | ||||
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本当なら星4つに値する文学作品ですが、翻訳が結末とテーマを変えてしまっているので、星1つにせざるを得ません。原書と比べれば一目瞭然ですが、最後の1行が原文とかなり違うのです。また、最後から二つ目の日記のほとんど最後にも誤訳があります。どちらも、解説者の言う「支配のテーマ」に合わせてしまったための誤訳でしょう。この小説のテーマは「支配」ではなく、愛における半身についての考察であり、その否定だというのに。ヒロインの暗い物語の最後に、実は、英国小説の伝統であるピカレスクが顔を出します。が、翻訳ではそれが消されてしまっています。翻訳者はピカレスクの伝統や、水晶宮や月のシンボルの意味をきちんと考慮したのでしょうか。また、ビクトリア朝には、裕福な娘と貧しい娘を主役にした有名な小説がありますが、それが背景にあることをわかっているのか。いずれにしろ、本来なら明るさをもって終わるべき小説が、暗いまま終わってしまっています。残念です。 | ||||
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