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屋上の名探偵
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屋上の名探偵の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.29pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全7件 1~7 1/1ページ
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イチゴミルクジュースってなんだ?上履きと靴が混ざってしまってわけわからん。まだ読んでいる途中だが、最後までいけるか自信がない。この出版社ってこんなに甘かった? | ||||
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「名探偵の証明」シリーズの第4弾。 「みずぎロジック」「人体バニッシュ」「卒業間近のセンチメンタル」「ダイイングみたいなメッセージのパズル」の4話が収められている。 蜜柑花子の高校時代を描いた短編集だ。学園生活のなかのちょっとした事件を扱っている。水着が盗まれたり、喫煙を見つかって追いかけられた生徒が「消えた」り。 いかにもな学園ものなのだが、どれもあからさまに謎のために構成されたという感じで、もうひとつ楽しめなかった。 | ||||
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名探偵・蜜柑花子の学生時代を同級生である中葉悠介の視点から描く…… という構成ですが、「本格推理小説」としても「学園物」としても中途半端です。 ・動機やシチュエーションの使いまわし ・高校生にあるまじき機動力 ・「皆から愛されている優秀な生徒会長(中葉悠介の姉)」が 「優柔不断で肝心な時に動けない無能」にしか見えない など、奇妙な部分が多かったです。書き下ろし作品が大半なので 良心的ではありますが……。 | ||||
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東京からの転校生が名探偵だと知っていた、高校2男子が 姉で生徒会長の水着が盗まれたらから、解決してくれ!と、同じ2年の女子に泣きつき、 容疑者を絞り、動機を仮定し、水着を取り返す。 実に、くだらない思えてしまう「みずきロジック」。 3年の男子生徒が、生徒指導教員に逆恨みし、手間ひま、お金をかけて仕込み、 男子もいるチアリーディング部、PC部を買収して、罠にはめて、土下座から離職に追い込もうとする 「人体パニッシュ」は、謎解きを読んだ後味も悪く、学校自体のレベルが心配になる。 卒業制作が破壊される「卒業間際のセンチメンタル」は 破壊のされ方の違いから、しっかり既読感に染まった謎解きへ。 大学に進学し、東京へ引っ越した姉が帰省する5月に起こる傷害事件「ダイイングみたいなメッセージのパズル」。 本当の殺人事件ではダイイングメッセージは、まずない、ということを、 さも作者だけが知っている事実のような書き方をするほど、世の中に疎いのか、とうんざり。 最後まで読むことはできるが、登場人物、高校生活、設定の場所など、 総てが中途半端で、惹き付けるほどの魅力があるように描けていないのが、残念。 | ||||
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鮎川哲也賞受賞作家の市川による連作短編集である。本作は、女子高校生探偵「蜜柑花子」が活躍する4編を収録。 受賞作品である「名探偵の証明」がなかなか面白そうということでチェックしていて(残念ながら未読である)、同じ作者の新機軸シリーズが出たというので読んでみたというところ。感想としては、うーんどうなんでしょうこれ。 タイトルもそうだが、帯紙の文句、裏表紙のアブストを読んで、てっきりこの名探偵さんは安楽椅子探偵なのだと思い込んで読み始めたのだが、別にそういうわけではないらしく、少々肩すかし。名探偵・蜜柑花子は、高校の校舎屋上でお弁当を食べながら事件のあらましを聞くや、自ら関係者の聞き込みに回る。そしてもっぱら論理的消去法に基づいて、最終的には犯人と目される人物を特定するのだが・・・という感じの話である。 ワトソン役の「おれ」や、他の登場人物の面々の言動が面白すぎるというところは案外楽しめるのだが、もっとも、ちょっといくらなんでも漫才ちっくだったり、ありえんでしょ度重なるこの怪しい設定、といったところはだいぶ読んでいて気にはなる。まぁ、学園ものミステリということで、そんなに細かいところに目くじら立てずに面白おかしく読めばよろしい、ということなのかも。(たぶん根本的な問題は、本作とどうやらつながっているらしい前作を読んでいないことな気がします。それはそれでどうなんでしょうという気もしますが。) | ||||
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学園モノの軽いミステリだからなのか、全体的に文章のタッチが軽がるしい。 これは人により好みが分かれるぐらいなものかもしれない。 ・主人公が全校生徒600人を聞き込みで調べあげ、事件のアリバイやらなにやら把握! ・放送部が校舎の一日として、カメラで(何の意味もない) 正門やらを一日中とってた映像から、外部犯じゃない! まぁ、いいたいことも必要性もわかるけど、もうすこしましな表現にできなかったのか。 あと1話と2話のちょっとしたオチ被りや、ロジックの展開もしっくりこず。 1つ1つは些細なことかもしれないですが、色々積み重なってきて、 作者の感性を好きになれないというか、合わないなという感想。 | ||||
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『あとがき』によれば,少年と少女の成長や救済がメイン,ミステリは少々とのことも, 最後の篇,しかも終盤がそれっぽいだけで,他からはそういう雰囲気は伝わってきません. そのせいか,ミステリの部分は,都合のいい解釈や消去法などに今ひとつの感が拭えず, 展開されるロジックや,明かされるトリックについて,気持ちの良さや驚きはありません. また,目の前の状況を説明しすぎるかと思いきや,ほしいと思う情報が足りないことがあり, 何気ないやり取りから,鍵となる建物の構造まで,『絵』が浮かびづらいのも引っ掛かります. 名探偵の少女が内に抱える暗部にしても,学園ミステリや学生探偵にはよくあるもので, 推理を口にすることを自ら禁じ,相棒となる少年を介して事件を解き明かしていく展開も, 二人で考えはするものの,『答え』を彼に伝える場面はなく,『制限』は活かせずじまい…. 謎や解決篇の見せ方,似たような背景など,全四篇にしては『被り』が多いのも気になり, 青春もミステリもキャラクタも中途半端という,物足りない作品になっているのが残念です. | ||||
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