聴き屋の芸術学部祭
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日常の謎あり、殺人事件ありの学生ミステリです。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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書店においてなかったのが買えて嬉しいです。 | ||||
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最近のユーモアミステリではよくあるタイプのようだが、個人的には第一作目で引っかかってしまって以後どうも乗り切れなかった。基本、レビューではネタバレしないように書いているのだが、以下疑問点の指摘においてはっきりネタバレしているのでご注意。 1.以前に自分の絵が壊された時には大ショックを受けていた筈の先輩が、いくら自分の水彩画を消すためとはいえ、他人の絵にもダメージを与えるスプリンクラーを作動させるという方法を取るのは性格的にも辻褄が合わない。自分の絵を消すためだけならもっと別の方法がいくらでも考えられたと思う。 2.また、「スプリンクラーで自分の水彩画が流されたのに先輩が聴き屋に愚痴をこぼしに来なかったのはそれが自分の望んでしたことだったから」という作中のロジックは、むしろ「自分の行為で他人の絵を駄目にした懺悔をするために聴き屋を訪れるべき」という新たなロジックで上書きされなければおかしい。 3.「学部の名誉を守るために盗作の証拠を隠そうとした」という大学事務員の動機の異様さはともかくとして、それでいきなり殺人放火に及ぶ前にもっと穏当でかつ充分効果的な方法が取り得た筈である。例えば、申請に必要だからと問題の写真を含む十数葉を預かった上で展示の許可を出さない、出しても問題の写真は返さない、などの方法で十分対処出来たと考えられる(封建的な事務員であれば当然やりそうな事である)。今日この日に展示の機会が奪われれば、盗作の露見の可能性は相当低くなったと思われるからだ。 以上のように、重要な場面においてその人物の行動に必然性がなく、それを補足する説明もないのでミステリとしては破綻している。頭に「ユーモア」と付けば許されるというものでもないと思う。 | ||||
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軽く読める推理小説。 気に入ってしまった。 日頃はガチガチの本格がメインだけれど、これはスッと入ってきた。 ただ1つ! とても残念なのは、半ば以降先輩のシーンがほぼ無くなってしまったことだ! それ故星4つ。 | ||||
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日常の謎解きジャンルであったが、殺人事件も起こった。作者があとがきで力量不足のごった煮と弁解している。でも、小説もあとがきも面白かった。ともに軽快である。 軽快な理由は、舞台が芸大だからだと思う。芸大を舞台にした本は何冊か出ているが、どれも変人をモチーフにしている。そして、この本も変人だらけだ。 特に先輩のキャラが秀逸。人見知りすぎて、不器用で、でもおそらく賞を取るくらいの才能と努力が垣間見える。聴き屋と先輩だけでもキャラをもっと掘り下げてほしかった。 読みやすいミステリー短編集だったが、からくりツィスカの余命だけは難しかった。これだけ日常の謎のようで本格ミステリーである。 | ||||
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テンポいいです。 ヒロインとして?先輩が出てきますが、もう少しいじってあげたほうが、私的には楽しかったと思います。 謎解きと言うより、読み物かなと思いましたが、楽しかったです。 | ||||
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