■スポンサードリンク
望楼館追想
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
望楼館追想の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.19pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全1件 1~1 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
アーヴィングとカブるという意見には賛成ですね。しかし『ホテル・ニューハンプシャー』ほどにはキャラが立っておらず愛おしさに欠けるので、まったく感情移入できませんでした。「このまま望楼館に閉じこもっていたい」(訳者あとがきに書かれていたと思う)などという気分になれないくらい陰鬱な世界観だったし、主人公のフェティシズムは不気味ですらありました。外部からやってきた異端者(村上春樹作品に出てきそうな女性)によって湿っぽい閉塞的空間(望楼館)に風穴が開けられますが、せっかく舞台設定が良いのだからもう少し爽快感が演出されてもよかったのではないかと残念です。とはいえこの作家の今後の作品には注目したいと思います。モラトリアム世代を代弁してくれる期待の星となるかも。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!