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(短編集)
黒い蘭―ネロ・ウルフの事件簿
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黒い蘭―ネロ・ウルフの事件簿の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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○登場人物欄が欲しいです。 3編共通の一覧はついているのですが、各中編ごとのものがありません。中編といえども、スタウトのミステリ には人物がたくさん登場します。整理しながら読むのは大変です。文庫ならともかく本書はハードカバーなので すから、紙幅にゆとりはあるはず。ぜひ付けてください。 ○全体に読みづらいです。 短い文章量の中に、膨大な情報量がぎっしりという印象が強いです。セリフ主体で本来なら読みやすいはずなの に、スタウトの作品が本邦であまり好まれないのは、ここらに原因がありそうです。地の文やセリフの中で、人 間関係やできごとは、繰り返し細かく説明されますが、代名詞やほのめかした言い回しが多く、読み手に明確さ を残しません。 ○ウルフの褐色砂岩の家の間取りをつけたのは、すばらしい配慮です。ありがとうございます。 | ||||
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イタリア版ドラマのネロ・ウルフは良かった。最新技術による映像も美しかったし、配役も秀逸だった。 レックス・スタウトがネロ・ウルフシリーズを書き始めたのは1930年代。それなのに今でも古く感じない・・何故だろうか。 その理由は二つ。 一つは解決前に全ての証拠がフェアに示されること。よくウルフはクレイマー警視に「あなたたちの持っている情報と同じものしか持ってませんよ」と言う。私達もそう言われているのだと思う。自分で考えてみるのだが、ウルフの解決にビックリばかり。私達もクレイマー警視やグッドウインと同じかもしれない。 もう一つはその「ヒューマニズム」。それが読後感を素晴らしくしている。私の読んだ範囲では「編集者を殺せ」と本書に収められた「にせものは殺しのはじまり」がウルフとグッドウインの人情味を一番味わえると思う。 この二つがあるネロ・ウルフはシャーロック・ホームズより上ではないか。早すぎる絶版の出版社のある中で、論創社さんはレックス・スタウトの刊行に取り組んでくださる。ありがたい。 | ||||
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何故日本では、ネロ・ウルフは人気ないのか?確かに太っているし傲慢な性格だし、取っ付き難いと思うけど読み進むうちに細かい事は気にならなくなる。短編は話が分かりやすくテンポが良い、是非一度読んで欲しい。 2巻の発売が今から楽しみです。 早川書房、光文社、東京創元社どこでも良いので全集出して下さい、シャーロック・ホームズはもう出し過ぎです。 | ||||
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