シーザーの埋葬



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初公開日(参考)1987年11月
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長編小説

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シーザーの埋葬 新装版 (光文社文庫)

2004年03月12日 シーザーの埋葬 新装版 (光文社文庫)

全米チャンピオン牛の栄誉に輝いたというのに、シーザーの命はまさに風前の灯。飼い主で大衆レストラン・チェーンの経営者トマス・プラットが、店の宣伝のためにバーベキューにしようというのだ。そこへ呑気に迷い込んできた巨漢探偵ウルフと彼の右腕のアーチー。周囲の猛反対をよそに、セレモニーの時間は刻々と迫っている。ところが厳重警戒の牧場で、一頭の牛と反対派の若者の死体が発見された。ウルフは謎のパズルをつなぎ合せようと…。 (「BOOK」データベースより)




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シーザーの埋葬の総合評価:8.40/10点レビュー 5件。Cランク


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No.5:
(5pt)

料理と美女と動物と

邦訳されているネロ・ウルフシリーズの中で一番好みだ。
大都市ニューヨークの狭いオフィスではなく、開放感あふれる田園地帯が舞台。

探偵仕事のために外出することのないウルフが、蘭の品評会のために外出し、シーザーという堂々たる牛と出会い、殺人事件に遭遇し・・・
ここでのウルフの行動原理が、市民としての義務感でも良心でもなく、ただもう座り心地の良い椅子を求めてというところ、ちょっとニヤリとさせられる。

アーチー・グッドウィンの恋人リリー・ローワンが初登場する。それまでどんな美女に心動かされてもお付き合いまでいかなかったアーチーが、降参した女性。さすがの登場ぶりで、そのへんの男性には手に負えないだろうなと思わせる。
ウルフとアーチーとの会話はいつも以上にウィット豊かな気がする。
チキン・フリカッセという料理が出てきて、これが美味しそう! ほんの小ネタだが料理人のエピソードも楽しい。

牧場とか動物とか田舎とかが好きならおすすめ。
でも、ウルフが見抜いた真相は、動物好きには切なかったりする・・・
シーザーの埋葬 新装版 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:シーザーの埋葬 新装版 (光文社文庫)より
4334761399
No.4:
(5pt)

マニアなファン向け

「料理長が多過ぎる」ばかりが有名なネロ・ウルフ シリーズだが、今読むとシリーズを通して、文や会話が おしゃれでスマート。グルメなところや、食事の描写が緻密でリアルなところも今風な気がする。ミステリーファンの筆者もこのシリーズには、本格ものとはまた別の、特別な思い入れがある。この1冊はネロウルフ シリーズを堪能しきった人には かなり薦められる。珍しくウルフが外で活動しているし、アーチーの見せ場も他と違う。いい意味でマンネリな二人の、違う舞台での行動や思考が楽しめる。解決の仕方は他と較べ強引だが、事件の背景などの設定は、人間関係を面白く読ませる妙味がある。よくこのような妙な事件を思いつく。
シーザーの埋葬 新装版 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:シーザーの埋葬 新装版 (光文社文庫)より
4334761399
No.3:
(4pt)

ネロ・ウルフ事故に遭う

1987年に出版されたものの新装版。
 バーベキューにされそうな全米チャンピオンの牡牛シーザーを巡り、連続殺人が起きる。犯人は牛なのか、それとも?
 ネロ・ウルフが交通事故に遭ったり、シーザーに追いかけられたりと見所が多い一冊だが、解決が強引すぎる。
 アーチーの恋人となるリリー・ローワンの登場作でもある。
 シーザーは肉牛ではなく乳牛だし、去勢していない牡牛の肉は酷い臭みがあるはずだが、バーベキューにして本当に美味しかったのだろうか。
シーザーの埋葬 新装版 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:シーザーの埋葬 新装版 (光文社文庫)より
4334761399
No.2:
(3pt)

雄牛にまつわるミステリー

全米チャンピオンの牛シーザーを巡る、奇妙な事件の顛末を
出不精の探偵ネロ・ウルフが珍しく現地で事件を解決します
(蘭の品評会のために外出してただけですが)
本格物の流儀に則って全ての証拠を真っ当な状態で
出し惜しみなく読者に提示する、ストレートな作品です。
ネロ・ウルフは依頼人から依頼料を取ることにしか
関心がないことが良く分かりますよ
シーザーの埋葬 新装版 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:シーザーの埋葬 新装版 (光文社文庫)より
4334761399
No.1:
(4pt)

楽しい楽しいミステリ、でも本格だよ。

美食家で巨漢、あまり家を出たがらない安楽椅子型探偵のネロ・ウルフが、珍しくも車に乗って外出する。田舎町で開かれる蘭の品評会に自慢の蘭を出品して、ライバル愛好家に一泡ふかせるために。
不可思議な事件と名探偵は切っても切れない縁で結ばれているようで、この田舎町の牧場でなんとも変わった事件が起きる。象のような巨大な牛のかたわらに男の死体。牛の角で突き殺されたように見え、事故として処理されようとするが、ネロ・ウルフが調査をはじめたことで一騒動持ちあがる。
いつもながらの傲慢、尊大、もったいぶった態度のネロ・ウルフ、お近づきにはなりたくないが、端から見ている(読んでいる)となかなか愉快な人物。助手のアーチー・グッドウィンは、事件と関係のない無駄口が多いのだが、この会話がとてもおもしろい。
殺人事件の話しなのに、ユーモアにあふれ、ジョークが乱れ飛び、牛に追われるドタバタ劇と、楽しい楽しい作品です。
シーザーの埋葬 (光文社文庫―海外シリーズ)Amazon書評・レビュー:シーザーの埋葬 (光文社文庫―海外シリーズ)より
4334706479



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