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コクーン



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【この小説が収録されている参考書籍】
コクーン
コクーン (光文社文庫 は)

コクーンの評価: 3.88/5点 レビュー 16件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.88pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(2pt)
【ネタバレあり!?】 (1件の連絡あり)[]  ネタバレを表示する

既視感が続いたまま拍子抜け

1995年に丸の内で銃乱射事件を起こすシンラという新興宗教に絡む4人それぞれのストーリーと、その合間に1人の女性のエピソードが少しずつ挟み込まれる構成になっている。

新興宗教のテーマでは、
既に、八日目の蝉とか1Q84とか。メジャー作家による面白い作品が有るので、もう今さら感があり、
どこかで読んだ気がしてくる訳で、
この作品ならではの特別な面白さは感じられなかった。

4人のストーリーのそれぞれが絡み合ってる部分は、
この後にどんなに展開、驚きに成るのだろうかと、
ワクワクする。
なのに、何かオチがあるということでもなく、
単に短編が4つ有るだけで、それぞれがすっきりしない。
またそれも、行路病院や、差別や、近親相関などのちゃっちい悲惨な話しで、三面記事レベル。ウシジマくんを数話読んだ感じで、嫌な野次馬気分が残るだけ。

さらに最後も、なんか気持ち悪い人生観みたいなヤツでまとめられ誤魔化された感じ。

それぞれの視点で見ると、違う展開がわかるというような作りにしてあるといいのになと思った。
4つの話が絡むのに、複合的な面白さが無い。
コクーンAmazon書評・レビュー:コクーンより
4334911242

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