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失踪者



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【この小説が収録されている参考書籍】
失踪者
失踪者 (講談社文庫)

失踪者の評価: 4.21/5点 レビュー 14件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.21pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全10件 1~10 1/1ページ
No.10:
(5pt)

面白かった

冒頭に提示される最大の謎は、おそらく大半の読者が途中でうっすら想像できてしまうレベルのものだし、低評価をしている人が書いているとおり、山岳小説としても、いくつもの突っ込みどころがある作品です。
 ただ、娯楽作としての評価を「最後まで退屈せずに読み切ったか」という基準で判断するなら、私にとっては十分な作品でした。今は亡き「あの人」がチェックをしたのであればなおさら、素人が細かなことを指摘せずに満点をやれよ、と思います。
失踪者Amazon書評・レビュー:失踪者より
4062202573
No.9:
(5pt)

素晴らしい

素晴らしかった。各登場人物の思いが胸を打つ傑作です。ぜひ読んで欲しい。
失踪者Amazon書評・レビュー:失踪者より
4062202573
No.8:
(5pt)

ため息の出る読後感

淡々とつみかさなってゆくストーリーは、後半に向かうにつれ静かに躍動し始め、ミステリーを解くようなラストシーンに見た真っ直ぐな信頼に、深い感動に満たされて、ため息の出る読後感となりました。
失踪者Amazon書評・レビュー:失踪者より
4062202573
No.7:
(5pt)

タイミング

著者の本を読むのも初めてならば、特段山岳に興味があるというわけでもなくunlimitedで出てきたおすすめを日々なんとはなしに読んでいる私がこのタイミングでこの本に出会えたのは感慨深いものがありました。数日前、平出和也さん、中島健郎さんの滑落のニュースを目にし心を痛めていたところこちらの本を読んで彼らが最期に目にした景色、情景が浮かぶようで胸が苦しくなりながらも読破しました。そして最後の著者のコメントでまさに、監修に中島さんが入られていたことを知りその僅か6年後にこのようなことになろうとは誰も思わなかっただろうなと思いました。ストーリーも繊細で、山岳無知識の私でも面白く読むことができたので著者の他の本も読みたいと思います。
失踪者Amazon書評・レビュー:失踪者より
4062202573
No.6:
(5pt)

非常におもしろかった

生還者に続いてこちらの失踪者を読みました。個人的には断然失踪者の方が面白かったです。ザイルで結ばれた信頼が最後まで失われていなかったことが感慨深く、気持ちよく読み切ることができました。山へ向かう者たちの山やパートナー、仕事への気持ち。ああ、そうだよな、と至るところで気持ちに同調することができました。読んでよかった。この二人はずっと心の底で相手を信じ続けていたんだな。
失踪者Amazon書評・レビュー:失踪者より
4062202573
No.5:
(5pt)

面白い、とにかく面白い

迷ってるなら読むことをお勧めする。
個人的には生還者より、失踪者のほうが面白い。
最後は涙、涙だった。
友人だったら、面白くなかったら私がお金を返すから読んでみて。と言いたいレベルで面白い。
失踪者Amazon書評・レビュー:失踪者より
4062202573
No.4:
(5pt)

面白かった!

期待以上に面白かったです。集中して読む時間がとれないのですが、他のやるべきことを後回しにして読みました。
物語がよく練り上げられ、全編にわたって計算されたストーリー。
樋口という男はかっこよかったです。
海外の本で、「サードマン」という山での実話がありますが、その一部と重なる部分があり、作者はそれも参考にしたのかな?などと思いました。
失踪者Amazon書評・レビュー:失踪者より
4062202573
No.3:
(5pt)

失踪者

この人の小説は今回で二度目の読書となりますが、いずれも心に感動を覚える内容でした。
失踪者Amazon書評・レビュー:失踪者より
4062202573
No.2:
(5pt)

一気読み

山岳小説になると、どうしても読むペースが落ちて、ちょっと苦手感があるが、これは、一気読み。
今まで読んだ山岳小説で最高峰。
下村敦史さんは、2015年デビューで、続けざまに6冊程出しているが、ほとんどハズレが無い。
失踪者Amazon書評・レビュー:失踪者より
4062202573
No.1:
(5pt)

日本山岳小説の新たな傑作

日本の山岳小説はあまたあれど、どれもしっくりこなくて、正直言って名作とされる井上靖『氷壁』、新田次郎『孤高の人』、夢枕獏『神々の山嶺』なども肩透かしだった。むしろ沢木耕太郎『凍』、佐瀬稔『残された山靴』などのノンフィクションのほうが感銘が強かった。と――。ミステリー出身のこの新進作家はそんな呪縛を一気に解き放ってしまった。前作『生還者』よりもぐんと深みが増した。山男の心の絆を描き出した作品としては屈指ではないだろうか。日本山岳小説の歴代トップクラスにランクされてしかるべき傑作だと思う。
失踪者Amazon書評・レビュー:失踪者より
4062202573

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