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砕け散るところを見せてあげる
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砕け散るところを見せてあげるの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.66pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全65件 1~20 1/4ページ
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最近じゃ猫も杓子も叙述トリックで、特段ミステリーの根幹に関わるようなものじゃなければ、叙述トリックは使わない方が美しいと思う。これもあまりうまくない。あと、この作品に限らずドラマの展開上なのだが、警察に行けばいいのに警察に行かず(一応理由はつける)、不合理な行動を取りピンチになる作品が多すぎる。かなりイライラする。著者だけの問題じゃなく、「まずは警察だろ!」って作品が多すぎるかな。警察行ったら話終わっちゃうから、しょうがないのかもしれないが、読んでて行動が不合理極まりない。でも、まあ読む価値はあると思う。 | ||||
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叙述小説を作りたくて強引にミスリードを ぶち込んで来たような作品。 トリックが分かった時の爽快さが皆無。 所詮ラノベ。 | ||||
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最初に読み終えたときは腑に落ちなかったが、改めて冒頭を読み、再び終盤を追いかけてみたら とんでもない爽快感が待ち受けていた。 本当に最後の瞬間、明らかになった主題を知って、確かに帯のとおり、ちょっとだけ涙ぐんでしまった。 残酷ながら、読んだあとには温かい何かが残る、素敵なストーリー。 | ||||
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え、ほんとに? どうやって? となるすばらしいタイトル だが実際に読んでみようとまでは思わない はっきり言うと虚仮威しだろうなーと思ってしまう 砂の女、とかのタイトルとかのほうが興味をそそられる | ||||
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題名が良いと思います。BAD ENDしかないだろうと思っていましたが。 帯裏の市川紗椰(モデル)さんの言葉が全てを物語っています。「気が付かない内に、凄い場所に連れて行かれる。想像を絶する展開に胸を突かれる。まるでひき逃げにあったよう。」 何年か前に買ったのですが「そのうち、そのうち」と思いずっと放置していました。帯には2020年5月8日全国公開と映画の宣伝がしてありましたがコロナの影響で2021年になりました。やってるの知ってたけど原作をまだ読んでなかったので観れませんでした。 終わりの方が意味がちょっとよく分かりませんでした。映像でみれば主語が誰なのかはっきり分かると思うんだけど。 | ||||
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ストーリーはちょっと読めば想像できるけど2人の気持ちにひっぱられて心臓いたかった… | ||||
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映画化されてから読みました 映画の出来の良さを改めて感じられ、文章ならではの細かい描写等に引き込まれ楽しめました 映画見て気になった方も読み得です | ||||
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ライトノベルの域を越えない、作品だと感じてしまった。所々、辻褄の合わないところが出てくる。なぜ、早く通報しない?これに尽きる。 また、冒頭の絶叫のシーン、ヒロインになんらかの精神疾患があるのかと思った。トラウマだけでは説明出来ないと思う。似てると書いている方がいたが伊坂幸太郎とは、格が違う。 | ||||
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タイトルの、ナニが砕け散るのかが知りたくて購入。 のっけから主人公既に死んでいます。 複数の登場人物の一人称で語られる時系列が飛び飛びのエピソードで構成されてるせいか、語り手や時系列が誰なのか読み取れないとわかりにくいのかもしれません。 でも私は凄い傑作だと思いました。 軽妙な青春小説の体裁ですが、ラノベっぽい体裁ですが、甘酸っぱい恋愛小説の体裁ですが、サスペンスっぽい体裁ですが。 実体のない「愛」というもの、愛そのものを描いた小説だと思います。 しかもド直球。世界の中心で叫ぶだけじゃなくて、宇宙の全てに満ちる愛。 私は本気で泣けました。 | ||||
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「なんて素敵にジャパネスク」読んでる時に感じたようなまっすぐな疾走感を思い出しました。 時代は現代で、瑠璃姫が男の子になって。 今村夏子さんの本のあとに読んだのですが、竹宮さんのこの本もまさに魚座ワールド。 。。。。。。。。 | ||||
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これは若い子向けでおじさんには若すぎた。最初は良かったがだんだんついていけなくなった。 | ||||
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終盤に、急に話がコンパクトになり過ぎて、お話がしりつぼみになってしまった感があります。 | ||||
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タイトルの私なりの解釈としては 玻瑠が、清澄にUFOが砕け散るのを見せてあげる。ということか。 | ||||
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「おまえに出会えたことが、俺にとってはもうあり得ないぐらい、桁はずれの、最っ高の、超、超、超幸せな、大奇跡だ」 、、「私が?」 「そうだよ」 「、、それで、いいんですか、、?」 「それじゃなきゃだめだ」 クラス中からイジメられていた女の子をひょんなことから助けた俺。 コミュニケーションはとれないわ、逆切れされるわで、少し後悔。 でもしだいにこころを開いていった彼女は、自分の受難を「UFOからの攻撃」と称した。 おれも、UFOを打ち落とす、とはいったもの、、 玻璃、君の悩みはたしかに「UFO」としか表現できない、遙かな、手の届かない、 認識されない、捉えるのが困難なものだった。 でも助ける。だって俺はヒーローになりたいから。父さんのような。だって、、玻璃は奇跡だから。 そして、もう一度、君の笑顔がみたいから。 これは、俺と玻璃の物語。そして、それ以上。ラスト20ページの怒涛の展開についてきてくれ。 え、でも、これ、ほんとに映画化するの? | ||||
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安定の竹宮ゆゆこ。うん、ヒロインと主人公のいちゃラブ最高!もう少し見たかったけど。 砕け散るところをみせてあげるって何の?と思ったけど、おそらく作中に頻繁に出てくるアレだと解釈しました。 斜術トリックが使われていて、特に最後の方読みにくかったけど映画だとここら辺どう表現するのかな?とにかく面白いです。 | ||||
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面白かったけど、ラストが分かりづらい。 | ||||
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ストーリーの描かれ方が自然で、それでいてユーモアにも溢れていて、とってもすてきでした。自分のまわりにもこんな人がいたらなあ、と。それでいて、物語の本質部分は豊富な語彙で描かれていました。内容が重くなりそうな話でしたが、所々にちりばめられた面白さが、ページをめくる手を動かします。登場人物も、一人一人のキャラの密度が濃く、物語を盛り上げてくれました。物語の移り変わりが滑らかで、それでいて飽きさせないので、1日で読めてしまうと思います。「終始よくわからなかった」という意見もあります。私も一回目は「えっ、どうゆうこと?」という感じでした(笑) 私は自分で考えることが苦手なので、ネットでこの話のギミックについて解説してくださっている方の文章を読みました。その時点で、一度話は読みおわっているのでそこで作者さんの技巧を学び、そしてもう一度読み直しました。 やはりそこで深きを理解すると、入ってくる情報量も違い、改めてこの物語にのめり込んでしまいました。 読んでいて、途中ゾワゾワと這い上がってくる人間に対しての恐怖や、自分の弱さを感じながらもそれに抗おうと足掻く、ふたりの行動に心を打たれます。作者さんの技術にも、脱帽です。 読んで、決して損はしない本です。 | ||||
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1周目に読んでとても面白く、2周目に読んで色々と気づき驚きます | ||||
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まじで神。 面白かった。 ヒロイン可愛すぎ。 もう少しイチャラブ要素が欲しかった。 二人のラブラブifストーリーとか出してくれたら買うで? 最後の方の展開が少しわかりづらいが、2回くらい読んだらすぐ理解できる。 わざわざ言及するほどのものじゃない。 | ||||
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竹宮ゆゆこの小説は、「わたしたちの田村くん」から前作の「知らない映画のサントラを聴く」まで一通り読んできました。どの作品もユーモアがあり生き生きとした会話劇を交えながらも人間の深い感情に踏み込むような表現があり、それがこの作者の魅力と言えるでしょう。しかし、個人的にはほとんどの作品が「これで終わり?」と思いたくなるような終わり方をするのが引っ掛かっていました。「ここから先は読者の想像に任せる」という意図があったのかもしれませんが、特に、「知らない映画のサントラを聴く」においては、あまりキャラクターの掘り下げが行われないまま終わりを迎えてしまったように感じられ、一冊に上手く内容をまとめ切れていない印象を受けました。(この作者にとっては初の単巻小説のため、慣れていなかったのかもしれませんが) しかし、今回は違います。心のどこかで誰かを助けるヒーローになりたがっている少年・清澄とクラスメイトからいじめられている影のある少女・玻璃の出会いから、予想もつかないものでありながらしっかりと納得できる結末までを見事に書き切っており、これまでの作品のような「続編が出るかもしれない」と思わせるような要素はありません。(実際に出たことは無いのですが)前半は、玻璃がいじめを受けている描写はありますがそこまで暗い雰囲気ではなく、この作者らしいユーモラスな表現もあって比較的軽い感じで読み進めることができます。(特に、156ページの「あいつらがおはぎを!」のくだりはつい笑ってしまいました)しかし、清澄が玻璃の家庭環境に気付き始める後半からは徐々にシリアスな雰囲気になり、残虐で生々しい描写や詩的で抽象的な描写を交えながら怒涛の展開を見せ、前半とはまた違った意味で読み進められる、というよりも読み進めずにはいられないようになっています。 私がこの作品を最初に読んだ時は、あまりにも抽象的な描写や矛盾しているともとれる展開(私がそう思っただけで、実際にはそうではなかったのですが)に混乱しながらもページをめくる手が止められず、読み終えた後は帯に書かれている通り「ひき逃げにあったよう」な気分になってしまいました。しかし、落ち着いてからもう一度読んでみると、この小説の複雑で奥深い構成に気付くことができ、その手腕に舌を巻かざるを得ませんでした。 個人的には、この作品のテーマは「人の思いは親から子へと受け継がれていく」と思っていますが、それはあくまでも「個人的」であり、実際には他にも一言で表せないような深いテーマが表現されているのかもしれません。(タイトルの意味もいまだによく分かりませんし)そういう意味では、今作は「読者の想像に任せる」というよりも「読者の想像を掻き立てる」作品になっているのではないでしょうか。 今作を読むまでは竹宮ゆゆこの最高傑作は「とらドラ!」だと思っていたのですが、個人的にはそれを軽々と飛び越えてしまった印象があります。元から実力のある作家だと思っていたのですが、ここに来てさらに進化するのかと驚きを隠せない一冊でした。 | ||||
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