おまえのすべてが燃え上がる
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テンポのいい軽快な文章。気が付けば読み終えていました。 実は、最初は主人公の信濃という女性にあまり共感できませんでした。愛人になってるし、何だかダメ女だなぁと。でも、彼女の過去を知るうちに、感情移入していく自分がいました。 若い女性の物語かと思いきや、最後は結構な年数が経っています。もう少し、そのあたりをじっくり書いてもよかったのかなぁとは思いますが、本一冊だと仕方がないのかもしれませんね。 最後は少し泣きそうになりました。よかったです。 | ||||
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機能不全家族で育ち、自己同一性が拡散してしまった主人公の半生。その中でも、最も修羅場と思われる時期を描いた小説。とても良い作品だと思いました。本来なら深刻で悲惨な話になってしまうところを、作者独特の語り口が「読ませる物語」に変えています。 親子関係における罪と罰を子供が背負ってしまったのは悲劇。社会的な罪と罰は当然加害者が背負うべき。そういう事もきちんと描かれている点に好感が持てました。 ただ一つ気になったのは、こういう物語に神秘主義的な要素を持ち込む必要があったのかという点です。幻影を見せるところまでは良いと思うのですが。 物語の主要部分は現代ですから、結末部分は未来ということになります。その頃には医療技術もさらに進歩しているに違いありません。おそらくその後、主人公は幸せな人生を送ったはず。そう思いながら、私は本を閉じました。 | ||||
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読み始め、いつも通りの竹宮ゆゆこのテンションに安心しつつページを捲り、読んでいるうちに信濃が自分と重なり、まるで自分の心の中を書き写されたような感覚に陥り、ボロボロ泣いてしまった。小説で涙を流したのは初めてだ。 よくある感動もの泣けるもの、と言われる作品よりももっと切実で、生きることの苦しい部分を抉り取っているだけあって、ずしんと臓器に響いて来る。 独りは怖い辛い。でも誰かに頼るような勇気もなく、また自分が誰かに頼って良いような、そんな権利があるとも思っていない。クズで愚かな自分。どうぞ笑ってくれと信濃は言います。そうしてくれた方が自分自身に諦めがつくからでしょう。 しかしながら、作者は竹宮ゆゆこである。お届けするのは苦い感情の吐露だけではないし、簡単に大円団にもさせてくれない。信濃には最後まではらはらさせられました。 | ||||
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最初の場面でライトノベルかな?買ったのを失敗したかな?と思うくらい、彼女の話し方や流行ネタでついていけるか不安になりました。 ただ読み進めていくうちに、信濃という女性がどう生きていくのか、辛い境遇からどう這い上がれるのか、と一気読みしました。 個人的には醍醐がどういう人間なのかわかりづらかったかな…と。 読んでて、ボクシングとかジムとかに通いたくなるそんな作品です。 | ||||
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表紙に惹かれて購入しました。 話の内容自体王道的なものを感じましたし、人生と語るには少々の現実味の無さもあるように思います。 勿論小説は物語ですし現実味の無さは当然ですが、良くも悪くもありきたりな印象を受けました。 個人的に見出しや帯の表記程に爆発、衝撃、生きるエネルギー等の熱を感じることはありませんでした。 一人の女の人生と考えると生い立ち境遇が割と特殊な部分もありますし、共感しにくい所が多く正直あまり面白いとは思いませんでした。 | ||||
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