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砕け散るところを見せてあげる



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【この小説が収録されている参考書籍】
砕け散るところを見せてあげる (新潮文庫nex)

砕け散るところを見せてあげるの評価: 3.66/5点 レビュー 65件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.66pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全14件 1~14 1/1ページ
No.14:
(3pt)

叙述トリックとしては失敗かな

最近じゃ猫も杓子も叙述トリックで、特段ミステリーの根幹に関わるようなものじゃなければ、叙述トリックは使わない方が美しいと思う。これもあまりうまくない。あと、この作品に限らずドラマの展開上なのだが、警察に行けばいいのに警察に行かず(一応理由はつける)、不合理な行動を取りピンチになる作品が多すぎる。かなりイライラする。著者だけの問題じゃなく、「まずは警察だろ!」って作品が多すぎるかな。警察行ったら話終わっちゃうから、しょうがないのかもしれないが、読んでて行動が不合理極まりない。でも、まあ読む価値はあると思う。
砕け散るところを見せてあげる (新潮文庫nex)Amazon書評・レビュー:砕け散るところを見せてあげる (新潮文庫nex)より
4101800650
No.13:
(3pt)

喪失すらも温かく受け入れる家族の物語

最初に読み終えたときは腑に落ちなかったが、改めて冒頭を読み、再び終盤を追いかけてみたら
とんでもない爽快感が待ち受けていた。
本当に最後の瞬間、明らかになった主題を知って、確かに帯のとおり、ちょっとだけ涙ぐんでしまった。
残酷ながら、読んだあとには温かい何かが残る、素敵なストーリー。
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No.12:
(3pt)

一気に読めるライトさが魅力

ストーリーはちょっと読めば想像できるけど2人の気持ちにひっぱられて心臓いたかった…
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No.11:
(3pt)

面白かったけど

終盤に、急に話がコンパクトになり過ぎて、お話がしりつぼみになってしまった感があります。
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No.10:
(3pt)

正確なラインを

面白かったけど、ラストが分かりづらい。
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No.9:
(3pt)

ビターな青春小説

ノン・シリーズの長編小説。
 高校生の男女を主人公とした物語で、いじめや虐待といった重いテーマがとりあげられている。
 ヒーローになりたいという男の子がいい味を出している。そして、脇役たちも魅力的。ただ、ヒロインはあまりにも可哀想だ。
 けっこうビターな展開。
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No.8:
(3pt)
【ネタバレあり!?】 (1件の連絡あり)[]  ネタバレを表示する

もしかしたら、SF小説?

ネタバレあり?

砕け散るところをみせてあげるって、そういことか。
んん?あー。あぁ…。おぉっ!と、序盤と終盤を読み返しながら、唸りました。
読後、連想された作品が『インターステラー』という、SF映画。
砕け散る、というタイトルと作中の表現から、量子論も連想されました。
この作品は、実はSFなのかも。
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No.7:
(3pt)

最後が…

最後がよく意味わからん。
後でネットで調べたけどそれでも意味分かんない⁉︎
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4101800650
No.6:
(3pt)

悪くないのですがラストが…

表紙と宣伝文に惹かれて購入しました。
テンポのいい話で面白かったです。
視点が途中で変わる、仕掛けられているトリックにも見事に引っかかりました。
ただ、個人的には綺麗にまとめようとしすぎてラストが少しすべってしまっているような印象でした。それまでが面白かっただけに少しトーンダウンを感じたというか、なんとも言えない読後感になってしまいました。

またクライマックスへの持っていき方は、登場人物が高校生とはいえ多少無理があるような気はしました。
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No.5:
(3pt)

【ネタバレ】実はカワイ子ちゃんかーい!!

「いじめられっ子が実は可愛かったから惚れました」という展開には苦笑。
特に玻璃ちゃんに見せ場もないのに「いじめかわいそう→助ける→実は可愛い→しかもいい子→そして俺に脈あり→惚れてもうたー!」と駆け足でフォーリンラブはいかがなものか。チェリーボーイの妄想か。

と、以上は批判じゃなくて突っ込みです。
男心としては、深層心理でそんな展開に憧れる気持ちがあることは理解できますし、私の場合は拗らせていることを自覚しています。
玻璃ちゃんには萌えるし、ヴォルビック系男子の清澄君も個性がなくて邪魔にならない。とても感情移入しやすかった。

まぁ、それ以上の感動はなかったのでボチボチという評価です。
「とらどら」の人だけあって、あまじょっぺー気分に浸らせてくれるキャラ作りの技量はすごいと思います。
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No.4:
(3pt)

苦めのラブコメ

クラスのイジメ、親からの虐待を消極的にしか耐えることのできない玻璃と
ヒーローならんと願う青臭い清澄の物語。ヒロインを取り巻く状況は厳しいですが
清澄の行動に勇気をもらった玻璃は、自分のできる精一杯で応えようとします。
そんな彼女の努力が、自身の状況をさらに追い詰めるように感じられる場面も
あり心苦しく感じました。

一方、清澄が絡むやりとりは、軽めの掛け合いとして描かれることが多く
物語のテンポをうまく支えていたと思います。

冒頭の語りは、終盤に意外な形でつながり構成の複雑さ、意地悪さを感じる
かもしれません。が、一通り読めばそれなりに理解できますので、性分に
あわないなら仕掛けは気にせず読みきるのも一つの方法です。自分は読了後に
気になる部分を読み返しましたが、それなりに楽しめました。

さて、ここからはネタばれになります。

UFOに関する自分の印象ですが、罪の意識のようなものと思います。
浮かんで消えずずっとそこにあるもの、それがUFO。UFOを打ち落とすとは
罪の意識に決着をつけること。

玻璃はUFOを打ち落とした。彼女は、抱えていた罪の意識にけじめをつけた。
結果、直接的に起きたことは、彼女が語ったとおりです。
彼女がUFOを打ち落としたときに、また新しいUFOを生み出してしまった。
つまり古い罪に決着をつけるために、新しい罪を犯してしまったと。

清澄も新しいUFOが見えるようになり、これは玻璃がUFOを落としたことと
無関係ではありません。清澄が彼女にUFOを紹介したとき「私にもみえて」いる
といったとおりで、一つの事件を通して二人がそれぞれUFOを見るようになりました。
清澄は、玻璃に罪を犯させてしまったことに負い目を感じています。玻璃の起こした
結果は重大で、清澄はそれを回避する道があったのでないかと後悔している節
があります。清澄が最後に命がけの無茶な行動をとったのも負い目をずっと
抱えていたからだと思います。これが清澄によるUFOの打ち落としです。
次は絶対見捨てないという決意がそうさせたといってもいいかもしれません。

あと清澄が、清澄のことを「生まれ変わる」「死んだ」などと表現していますが
露骨な言い方をすれば、少女Aの名前をすてて少女Bになったということかと。
少女Aの名前は広く世間に伝わり、その名前をだすと非常に肩身の狭い思いを
することになる。そんなところでしょうか。母方の姓を名乗るか、親戚の養子と
なれば、名前を替えることは可能でしょう。原作のあの時点では、露骨な言い方を
控え、遠まわしな表現をとっています。ただ清澄が断定的な言い方をしていたのが
謎です。玻璃と最悪の事態について話あっていたのか、でもそんな時間的余裕は
なかったように思えるのですが。

以上、勝手な想像でした。
重めの話ですが、読後感はそれなりによかったことを申し添えておきます。
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4101800650
No.3:
(3pt)

もやっと・・・

お初の作家さんでした。
電車の広告の伊坂さんや浅野いにおさんのコメントと、
宣伝文句の「最後の一文、その意味を理解したとき、あなたは絶対、涙する。」に
かーなーりー期待が高まってしまったのが、よくなかったのかもしれない。

表現はライトノベル風で、とても読みやすく、
友達との会話みたいなノリが一緒だったので、作家さんの年齢を見て納得。タメでした。
どんどん読み進められて、でも最初からずっともやっとした感じがあり、ちょっと重い・・・
読み進めていくと、もっとどんどん重くなっていって、うわー って思ったけど、
最後の20ページで一気に訳わからなくなりました・・・・・・(;Д;)
自分の読解力の無さ?、と思い、その部分を何度か読み直したけどイマイチ。
お恥ずかしながら、皆さんのレビューで理解を深めようと思いましたが、
けっこう皆さん同じような感覚のようで、ちょっと安心(笑)

で、結局2つ目のUFOって何だったの??
・・・もう一度読み直します。
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No.2:
(3pt)

謳い文句に内容が負けてる。

タイトル通り。
途中まではまだおもしろかったです。
ただ、ちょっと無理矢理すぎない?……という感じはありましたが、おもしろかったです。

だけど。。。謳い文句にもなってる最後の方のストーリーは非常に残念。
ページ数に限界があったんでしょうか?
あれだけ売り込んでるわりに、内容が薄っぺらい。そして最初のストーリーに比べて粗い。え?どういうこと?っていう感覚に陥り、感動もなにも感じませんでした。そして粗いくせに文章がくどい。

ただ玻璃が可愛かった。
なので星3つ。
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No.1:
(3pt)

いいタイトルだよね。

この作品を絶賛している人は、ふだんからたくさんの本を読み、ライトノベルにも通じている人が多いみたいです。
私は、ちょっと時間ができたので、なんか小説を読もうと思い、本屋で選んでいたら浅野いにおの表紙絵を発見し、知らない作者だけど試に読んでみようと思い購入した、新規のライトな客です。
感想は、ところどころ腑に落ちない登場人物の行動や、鼻につくユーモアに少し辟易しつつも、これも何かの伏線かもと期待に変換しながら一気に読みたくなる作品でした。そして、宣伝文句の「最後の一文、その意味を理解したとき、あなたは絶対、涙する。」を楽しみに読み終えましたが、正直「置いてきぼりにされた気分」になりました。
くやしいので、もう一度最初から読み返し、なんとなくトリックはわかったけど、いくつかのメタファーはすっきりしないまま、まあいいや状態です。
でもこの「まあいいや状態」が、案外心地よく、不思議な爽快感となっています。
人付き合いでも、初めて会った時に「この人とは合わないな」と思っても、時間が経つにつれ興味が湧いてきて、「実は面白い人だった」って事があるように、
この作者及び作品も、もしかしたら私の中で熟成された時に、評価が急上昇するかも知れない、そんな作品だと思いました。
砕け散るところを見せてあげる (新潮文庫nex)Amazon書評・レビュー:砕け散るところを見せてあげる (新潮文庫nex)より
4101800650

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