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傷だらけのカミーユ
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傷だらけのカミーユの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.30pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全64件 61~64 4/4ページ
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とても悲しい話だった。これでも生きていけるのだろうか…カミーユ。本当に傷だらけですね。フランス人が好きそうなお話です。個人的には楽しめました。勘がいい人は展開が読めるかもしれませんね。私は全く気付きませんでした。 | ||||
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カミーユ・ヴェルーヴェン警部シリーズ3部作の完結編。 前半はできが今ひとつの感があるが、後半は前半の布石が効いた驚きの展開が待ち受けている。前2作の『悲しみのイレーヌ』『その女アレックス』と同様に傑作である。 パリのショッピング・アーケードで、女が宝石店に押し入ろうとする強盗に出くわし暴行を受けた。女を狙って3発の銃弾が発砲されたが、運がいいことにいずれも外れた。強盗は宝石を手に入れ、瀕死の女は病院に運ばれた。 女は、パリ警察殺人課のカミーユ警部が半年前から付き合いはじめたアンヌであった。5年前の妻の死からやっと立ち直ったカミーユにとって、アンヌは心の支えである。 シリーズの第1作『悲しみのイレーヌ』で、シリアル・キラーによって、カミーユの妻イレーヌは臨月に殺された。 カミーユはタレコミ情報をつかんでいて犯人をすぐに逮捕できると、上司に嘘をつき、強引に事件を担当した。カミーユは早期に犯人を逮捕すれば、違反行為がうやむやになるだろうと踏んだ。カミーユにとって運が悪いことに、気心が知れた部長は警視長に昇進して、厳格でキレ者のミシャール女史が新任部長になったばかりだった。 この事件の前に、1日に4件の宝石店強盗事件が起こったが、犯人は逮捕されていなかった。カミーユは、前の事件と手口が似ていたことから、今回の事件も同一犯の仕業とにらんでいた。 アンヌの話では、犯人の1人はセルビア語で話していて、もう1人は訛りのないフランス語で話したとのこと。カミーユはアフネルが主犯であると確信した。アンヌの写真識別の結果も、犯人のひとりはアフネルだった。 カミーユは、共犯のセルビア人からアフネルの居場所を聞き出そうと、署員を総動員してセルビア人の一斉捜査を敢行するが、思惑は外れた。ミシャール部長に人種差別捜査を行ったと指摘され、カミーユは署内で孤立した。 アンヌの命を狙って犯人がアンヌの病室に現れた。カミーユは病院からアンヌのを連れ出し、母親がアトリエとして使っていた家にアンヌを匿った。 カミーユがやっていることは、もはや懲戒処分ではすまされない犯罪行為である。 こうして、カミーユは犯人に追い詰められていった。 | ||||
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やはり3部作をすべて同じクオリティで仕上げるのは、1流の作家にとっても難しい作業なのでしょう。 1、2作目と比べるとやはりだいぶ質が落ちます。 3部目をしっかり書ききって価値のです3部作ですので、非常に残念です。 | ||||
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『その女アレックス』『悲しみのイレーヌ』に続いて読んでみました。 まず序盤からびっくりです。これまでの2作に登場していたメイン登場人物の一人の葬式が行われていたので。。。 主人公カミーユの上司もいつの間にか変わっていて、前作までに愛着のあった読者は戸惑うかもしれません。 妻イレーヌの後に出来た恋人アンヌの命が狙われて、それをカミーユが必死になって救おうとするストーリーなのですが、読んでいるうちに「あれ? カミーユってこんなにダメな奴だったっけ……」などと考えてしまいました。恋人が命を狙われて必死になっている、と言ってしまえばそれまでなのかもしれませんが、それにしてもめちゃくちゃやり過ぎのような。案の定上司たちから総スカンを食らってしまいました。 メインのストーリーに関しては、途中で何となく「おかしい」と思うことがあるので、犯人や共犯者については予想がつくかもしれません。ただ、それで面白くなかったという訳ではありませんので、星4つです。 | ||||
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