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モダンタイムス
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【この小説が収録されている参考書籍】
モダンタイムスの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.74pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全203件 101~120 6/11ページ
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これぞ伊坂ワールドでしょうという文体に あれよあれよと言う間に頁が進みます。 どんどん先が読みたくなる面白さ。 後半若干失速気味な感じもしましたが 全体的には伊坂ワールド健在、満足です。 | ||||
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正直、今まで読んだ小説の中でもかなり下ですね・・・。 何もかもが中途半端で終わらせてしまっている。 人気のない漫画が打ち切りが決定し、むりやり終わらせたみたいな感じ・・・。 | ||||
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正直、今まで読んだ小説の中でもかなり下ですね・・・。 何もかもが中途半端で終わらせてしまっている。 人気のない漫画が打ち切りが決定し、むりやり終わらせたみたいな感じ・・・。 | ||||
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上巻にもレビューを書いていますが、私は単行本を読み、そして今回この文庫も読みました。 今作はかなり手を入れているらしい。そのせいか私の記憶力のせいなのかわからないが、非常によく楽しめた。 正直、ハードカバーを読んだ当時はがっかりした。 私は魔王が大好きだったので、本書を読んだ印象として、魔王の世界観、雰囲気、キャラを台無しにされたように感じたのだ。読後もすっきりしなかった。何だよ、システムって。 ところが不思議なことに、今回読み返してみて、そういった不満がまったく消えていた。この変化は、私が成長したからなのか時代が変わったのか、それとも加筆のせいなのか。私はこの作品で語られる“システム”の説明について、いま、非常に腑に落ちている。 ぜひ、ハードカバー既読者にもお勧めしたい。 もちろん、未読者にも薦めたい。 魔王は読まなくても問題なく楽しめる。しかし、読んでいないということは、わさび抜きの握り寿司のようなもの・・・いや、七味唐辛子を入れ忘れて豚汁やうどんを食べてたようなもの・・・あるいは、つゆだくを知らないで牛丼屋に行っている様なもので、それ自体でも美味しいが、入れたほうがより美味い。何が言いたいかというと、つまりは読んでいないと損である。醍醐味である。 それにしても、一度読んだにも関わらず、ラストには普通に驚き感動してしまった。さすが伊坂氏! | ||||
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現代そして未来、人は利便性、効率性を追及していくが、その原動力はどこから来るのか?それと引き換えに何を失っていくのか?盲目と目の前の目的を達成しているだけで狭〜広周囲に影響を引き起こすとすると、結果として現れたものの原因はどこにあるのか? | ||||
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初めはプログラミングに少し特化した話かなぁ〜と思って読んでましたが、 後半に進むにつれ「システム」ってかくなるものぞ、なるほど、って感じでした。 働いて、働いて、年を重ねるほど余計に過去を振り返って考えたくなるかもしれません。 | ||||
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さすがだと思った。普段ラノベとか読むことが多いせいか小難しい話は飽きてしまうんだけど、うまく引き込まれた。 全てが明らかになる、って内容ではないけど、終わり方もよかった。 私は「魔王」はたまたま読んでたけど、読まなくても十分楽しめると思う | ||||
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作家とのファーストコンタクトの作品が、自分好みではなかったため 氏の著書にはしばらく手を付けていなかったのですが レビューを見て興味をそそれらました。 報道されていることが全ての真実とは限らない。 「最近、中学生絡みの事件が多い」「いや、以前からあったが取りざたされていなかっただけだ」 視聴者の興味を惹く事例だけを集中的に報じられることはあるし、でっちあげだってあり得る。 みな社会や組織の歯車の一つに過ぎない。 全体像は個々には分からないこともある。 小気味良い文章で、サクサク読めました。 物語の展開も大変面白かったです。 文庫本のあとがきによると、単行本に少し手を加えられたそうで、そちらも気になります。 | ||||
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『オーデュボンの祈り』の後に読みました。 本書はリアル、『オーデュボン〜』はファンタジー調ですが、いずれも“人間の営み”というものがシステマチックに描かれています。 読者の人生観によって好き嫌いが左右される作品だと思いますが、私と著者の感性が近いのか、非常に共感できました。 我々の営みは所詮「歯車」、されど「歯車」なのです。 本書の「あとがき」は必読です。 若干冗長ぎみなので、マイナス1とします。 | ||||
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「インターネットの検索が監視されている」という設定に惹かれて購入。 約50年後の日本が舞台らしいが、そこまで作者の想像力はないようで、「平成」が漂う。 上巻は引き込まれたが下巻は停滞。 無意味な描写、色々散らかしたままの結末。 残虐な拷問シーンにげんなりしたし、妻や不倫相手や安藤商会については中途半端なまま。 不倫相手いらないんじゃないかな? それに、ヤクザ雇って身体を傷つけようとする妻を愛しているのも、首を傾げたくなる。 女の恐さの描き方はこれじゃないよねって気がする。 半分の分量に削ったほうが引き締まっていいと思う。 もしかして続編があるのだろうか? この作者の本は初めて読んだけど、他のを読もうという気にはなれない。 他の方のレビューを読むと他の作品の方が良さそうではあるが・・・ | ||||
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伊坂先生の作品が好きで今までの文庫本を順番に読んできたんだけど、 今回の作品はいまいち響きません。 面白くて期待通りなんだけど、それ以上越えない感じです。 おいしいラーメン屋さんでおいしいラーメンを当たり前に食べた感じ。 | ||||
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まさかの、“今回も”玉葱の皮を剥かせて剥かせて、結局、皮しかありませんでしたの伊坂ワールド炸裂。真相は明らかになるが突拍子もないゴリ押し感は否めない。収束にあたって、「世の中はそういうことになっている」という言葉が出てくるがそれをいっちゃあおしまいだよ。時間を返して欲しい。あるワードの検索から、周りの人間が不可解な事件に巻き込まれていく過程、経過はテンポもよくおもしろかったが、後半からまさにグダグダになる。主人公の渡辺が安藤商会を訪ねたのも、その先輩の五反田が物語の核心が語られる部分でイチイチ鬱陶しく口を挟むのも(おまえは黙ってろ!読者は早よ先が知りたいんだ)商業主義に則ったページ稼ぎに思える。それらは無くてもストーリーは成り立たつ。残酷なようだが、渡辺の友達の井坂が死に際、死にそうでなかなか死ななかったのもイライラしました。この本は位置付けるならサスペンスであり、必要以上な友情頂戴や妻の佳代子との愛の確認はいらない。ゴールデンスランバーといい、この作家はストーリーに面白くないヒューマンニズムごっこをちょいちょい足しますね。妻の佳代子がピストルの弾にも反応できちゃうぐらい超人的に強いってのもズルくないか?ヒューマンストーリーが欲しかったら江國香織などを読むから口の中がからからになるようなサスペンスを書いてくださいよ。まぁ古本で買って700円しか払ってなくてよかった。「鴨とアヒルとコインロッカー」はおもしろかったが、今のところそれ以外は拍子抜けさせられている。 | ||||
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テンポよく、得たいの知れない力に巻き込まれていきます。上巻はおもしろかったです。おもしろかったが必ず“上巻は”を付けたいです。下巻も読んで低評価付けたんで、フェアーにこちらも評価させて頂きます。ちなみに上下に別れてないなら評価はぐっと下がります。下巻は流し読みしていい部分が多いが、伏線を落とさないように結構真面目に読んでしまいました。 | ||||
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主人公渡辺の安藤商会の訪問、渡辺の友達の作家の井坂(字こそ違うが著者と同名ってギャグのつもりか、反って冷める)が瀕死のわりにベラベラ喋って死ななかったり、妻の佳代子がスーパーマンのようにピストルの弾にも反応できたり、真相が語られる場面で渡辺のガラッパチな先輩の五反田がいちいち口を挟んだり。不要だったり煩わしかったりする部分が多すぎた。上巻はよかった。上巻は。この作家の特徴ともいえるテンポには乗るんだかあと投げ捨ての作品です。例えばなぜ妻の佳代子は冷静に人の指を切り落とせるほど残虐なの?渡辺たちを床に押さえ付けた力が超能力じゃなかったなら、敵方の緒方はなぜ、読者にさもそれを勘違いさせるように手を前につき出してたの?なんでチョイチョイ面白くもないギャグもどきな描写がはいるの?知りたいことがたくさん。おせーて先生?世知辛い現実から束の間逃避したいかもしれない現代人にはよいお伽噺です。 | ||||
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伊坂作品で一番面白かった。魔王を読み返し、またモダンタイムスが読むたくなる。作家の井坂さんがとにかく面白い。 | ||||
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「ゴールデンスランバー」と並んで伊坂作品が新しい段階に入ったことを示すような作品であるように感じました。 これまでも「アヒルと鴨のコインロッカー」の犬殺しや「重力ピエロ」の連続レイプ犯など伊坂作品にはどうしようもない悪が度々登場してきましたが、本作ではこれらこれまで描いてきた、結果として生み出される末端の悪ではなく、それらを生み出しうる仕組みそのもの、世界そのものに焦点を当てています。 それはとんでもない悪を生み出しうる仕組みに私たち自身も加担しうる、もしくは既にそうなってしまっているということも必然的に描き出すことになり、それが可能であれば、真に私たちに迫ってくるメッセージをもった作品足り得るという至極真っ当な作風の変化であると思います。まぁ説教くさいといえばそうなのですが、エンタテインメントとしての展開の妙やキャラクター像はこれまでと変わらず高いクオリティを保っているので、単純に読み物としても面白いです。 読み終えて受け取るものは人それぞれだとは思いますが、私は「言い訳すんな。自分で考えればわかんだろ。」という結構良いメッセージを受け取りました。確かにそりゃそうだ。自己防衛のための言い訳だよなぁ。「しょうがない」は。 以上賛否が分かれうる本作ですが、私は賛でした。次回作にも期待したいです。次回は、じゃあみんながちゃんと自分で考えて社会が変わっていくってどういうことなんですか?どうやったらそうなるんですか?というのをやってみて欲しいなぁ。。 ちなみに「魔王」は読んでからの方が楽しめるとは思いますが、別に読んでなくても問題はないと思います。胡椒がなくてもこのラーメンは美味いです。 | ||||
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資本主義社会は、それが真実かどうかを求めていない。 面白いかどうか、儲かるかどうか、速くて便利かどうか。 作業は分業化され、それそのものの大義や理由は見えなくなり 人は目の前の作業だけに専念し、その達成だけに満足を覚えるようになる。 いつしか世の中は自分が動かしていると錯覚するが、外から見ればただの操り人形である。 ネットはその資本主義の究極の申し子だと言える。 人はまず「検索」し、分かったような気になり、溢れる情報に埋もれ、レッテルを張り、疑心暗鬼になってゆく。 社会を動かすのは真実ではなく、面白さを演出したファシズムであると。 伊坂氏のシュールな演出で、未来社会に名を借りて現代のネット社会と壊れていく人間の怖さをあぶり出していくエンターテイメント。 | ||||
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色々書こうと思ったのですがどうにも陳腐になってしまうのでそこは他の方にお任せして本当に自分の感想を書こうと思います。 凄い面白かった。 | ||||
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本作は、魔王の続編として書かれている。 それを知ってから、早く文庫化されないかずっと期待していて やっと文庫化されました!! 個人的に本作の好きな点は、主人公が私と同じ職種のSEということ。 随所×2にSEならではの共感できる点があり、おもしろかった。 そして、読んでいる最中に、「えっ、真実ってこんなもん?」、 「え〜、そんな落とし方するのぉ??」と残念に思う点があったが、 そこはさすがの伊坂氏!そのままでは終わらなかった。 期待を裏切らない。 また、本作には、井坂という作家が登場するが、 考え方がユニークでおもしろい。 魔王も読んでおけば、なおおもしろいので、 先に魔王を読むことをお奨めします!! | ||||
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伊坂さんの作品は好きなのだが、 この作品は、「魔王」を読んでいても ストーリーに入っていけなかった。 ストーリーも近未来描写も全ていまいち。 週刊誌連載の文庫化ということで しょうがなかったのかもしれないが 上下感というボリュームが必要だっただろうか? 下巻でやっと少し、ワクワク感が出てきたので★二つ | ||||
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