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叛逆航路
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叛逆航路の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.31pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全62件 1~20 1/4ページ
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英米7冠という文句に惹かれて読んでみたのですが、なんで?という感想です。ネビュラ賞だけなら順当だと思います。この小説のおかげで賞に対する信頼がなくなりましたよ。 まともな戦闘シーンなんかないですし、だらだらと会話やどうでもいい描写が続いていくだけです。 読んだ印象は純文学の小説に近いです。これをスペースオペラやエンタメSFといったら羊頭狗肉でしょう。 ミリタリーSFという評価もありましたが、軍人や軍艦を登場させているだけで軍艦同士の戦闘などありません。戦闘どころか小競り合いといってもいい程度の内容ですし、戦闘シーンの描写も稚拙です。 立ち読みしてたら買わなかったですね。もう賞には騙されません。 | ||||
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内容は他の方にお任せして。 AIで読めないAIものでした。 AI任せの聴く読書の苦手は漢字の多い物。中華ものなんか意味不明になる。 翻訳ものはほぼセーフなのですが、これはダメでした。 もともとアレクサちゃんは改行、余白を無視して読みまくるので、内容の事前知識なしでは1巻の途中でこれダメっぽいと気づき、真面目に3巻「目で」読みました。 2巻からはたぶんalexaでだいたい読めたと思いますが、まあ念のため。 こういうときはKiddle Scribeがありがたいですね。 | ||||
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トリロジーの1巻 "読み返すとか有り得ない"タイプの方にはお勧めしません "頭の体操"が致命的なダメージになりかねないですし、おそらく、得るものは何も無いです 本に"得るもの"を期待せずに居られるなら読んでも良いのでは? | ||||
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もし自分がAIだったら一体どんな生?を生きているのだろう。数十の個体と自我を共有して同時にいくつもの場所にいていくつもの行動ができる存在だとしたら?そして同時に千年や二千年もの時間の記憶を詳細に覚えている宇宙戦艦の中央AIでもあったなら?世界はいったいどんな感じに見えるのだろうか。 そして、ある時突然それら全てを失って唯一人の「個体」の初心者になってしまったら、その状況に、その原因に何を思い、どんな行動を取るのだろうか? この空想を楽しめる方は本書のターゲットの中心におられる読者である。まず間違いなく本書によって楽しまされてしまうだろう。AIが主人公であるが故、そして主人公視点で語られるが故に、時間、空間、自我をも跨いだ技巧的な描写が可能となり、緻密な舞台装置の設計とも合わさり「これがAIの視点なのかも?」と騙されるようなプロット運びに最初は戸惑うかもしれない。いや間違いなく戸惑う。しかし、「これ面白くない」と読み始めたこのわたしが何の利害もないのに結局ここにこんな駄文を書いてしまっているこの事実、これが少なくともわたし一人だけでも本書から相当のエネルギーを受け取ったことの証拠とはならないだろうか。 他のSFがどうとか、SF読書歴がどうとか、もうどうでもいい。関係無い。何故SFを読むのか?エンターテインメントを欲するからだ。ならば是非とも本書を読んで欲しい。序盤を丁寧に読み進めれば、中盤以降は間違いなくここ最近観たことのないエンターテインメントを味わうことになるはずである。 著者や訳者、出版社と何の利害関係も無いから言える。偏見や先入観に凝り固まった方々はもういいので、素直な読書ができる若い方に是非とも読んでいただきたい。そして楽しんで欲しいと心の底から思う。 あなたが「<トーレンの正義>1エスク19」に萌える日を願って。 | ||||
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設定が良くて、世界観の作り込みが完璧だ。が、テンポが遅くて読み疲れる。この内容なら、3冊も必要なくて、1冊にまとめても良かったのではないか。 | ||||
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SF賞総なめ、この表紙ながら女作家、ということで手に取りました。 雪の中によこたわるひん死の人物、氷の建物… ル・グィンの『闇の左手』を思いました。 アクションがあっても、なにか静かな雰囲気を感じることからも。 家系重視で貴族のような副官たちからは、森岡浩之の描くアーヴのイメージも… 少女まんが育ちの私には、美しいキャラの関係性が気になってしまい。 この表紙、ちょっと違いませんか?いや、鈴木康士氏の絵は美しいのですが、 この方、美しいキャラもかける人では。 萩尾望都さまに表紙を描いていただいた方が… 日本語タイトルのつけ方も、お客を間違えている気がしました。 私はこっち視点で続きを読むつもりです。 | ||||
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複数の身体に同時に一つの人格を持ち、複数の場所に同時に存在できるAI人格のアイデンティティーの獲得と、 対称的に、分裂したヒト人格(黒幕)の、巨大帝国内での覇権争いが混ざっていく物語、というのが一応大きな話の中心になるのだろうが、 その筋で起承転結が展開するというよりは、その流れ自体は案外あっさりめで進み、そこに絡むような要素が適宜取り上げられる感じ。 ただ、ハードSFで扱われるような題材だが、話が停滞するほど深くは掘り下げず、 かといってスペースオペラが展開するわけではなく、バランスを取った基本は登場人物たちの感傷的な物語。 そこに軽く政治体制要素、文明差、宗教、ジェンダーと、社会的なトピックが投げ込まれている。 銀河中に広がった広大すぎる人類の世界が舞台だが、辺縁部ではエイリアンも微妙に干渉してきているらしく、 だから世界観自体はかなり壮大。いくらでも派生作品が書けそう。 AI人格の一人称がクドいくらいAIなので、嵌まる人には良いのだろうが合わなければ斜め読みでもいいのでは。 個人的には離れた場所で同時進行で同一主観の描写の割合をもっと増やしてエンタメ性を増してほしかった。 | ||||
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ここまで読みづらいSF小説は初めて。 過去と現在の時間軸が、時間軸の移行を示すような描写(章を区切るとか過去の回想云々の記述とか)もなくシームレスに切り替わるので混乱する。その上読者置いてけぼりの設定をあたかも熟知しているような文章。彼女と記述されたキャラクターがすぐ後で男だと描写されたり、なんていうか日本語訳が酷いのか原作はもうちょっとわかりやすいのか、とにかく日本語に適していない気がした。 | ||||
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読み始めは、かなり忍耐が必要です。文体も、なんとなく回りくどくて馴染みにくい。しかし、いきなり別世界に放り込まれたと観念して、流れに身を任せたら、だんだん面白くなってきます。巻末の、親切な用語解説を読んでから本文にとりかかれば、少し楽かも。 宇宙的超大国の統治についてかなり考えさせられました。 統治の公平性を考えるなら、頭脳は一つ、身体は沢山の統治者がふさわしいのでしょう。 しかし、長年の間にはそれも破綻してくるだろうことが、なんとなく腑に落ちます。社会は、それ自体が有機的生物のようです。 性別無し、黒人優位、多神教、と、欧米人からしたらまるで反対の価値観で書かれていて、こちらまで面食らいます。お茶大好きな文化で、インドとかの香りを感じます。 読後、続巻が読みたくなってしまいます。 | ||||
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数々の賞を受賞したとのことで楽しみにしていたのだが、序盤は眠くなり、中盤はやっと読める程度、伏線もつまらなく、驚きもない。 正直なにが面白いのか理解できない。 クラークが好きなS Fファンは手を出さないほうがいいだろう | ||||
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このタイプの小説は純文学が好きな人には受けるが、スリラー、ミリタリー、冒険小説を好む人には向かないと思う。そういう私も後者だ。 1巻の途中で放り出したので、感想を書くのは気がひけるが、要するにテンポよく、アクションがあり明快な展開ではない。 冗長で展開が遅い、説明なしに出てくる単語が意味不明で話がよくわからない。性別がごちゃごちゃで男か女かわからない。わからせる必要はないとしても少なくとも混乱させないで欲しい。世界の背景がよくわからない。 なんとか賞受賞という作品には、いわゆるよくわからないひねくったものが多いが、これもその一つだと思う。 まあ、我慢して3巻読んでみないことには最終的に評価できないとは思うが、その気力はない。 | ||||
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「去りなさい、セイヴァーデン」私は無表情で言った。 「すまない」震え声ながらも、なぜか明るく聞こえた。「離れたくても離れられない」 〜〜 物語は二つの異なる時・場所の話として並行して進められていき、本文中盤で種明かしされ一つとなる。 一方は副官との別れ、皇帝の分裂と戦艦からの分裂、もう一方はセイヴァーデンとの再会と絆の芽生え。そしてAI、いわば機械が正義のために主人へ復讐を誓う(Ancilary Justice)。 セイヴァーデンとの冬のニルトにおける小旅行はル・グウィンの闇の左手を彷彿とさせる。(そういえば闇の左手は相手が両性具有だったが本作も性がいまいち分からずに展開する) 本書はスペースバトルが繰り広げられるわけでもなく神と見紛う超種族が登場するわけでもなく、派手さに欠けているかもしれない。支配、虐殺、差別、裏切り、汚職、分断、離別。描かれているのはそんな人類史に常に付き纏う負の側面でありしかしその中で微かに灯る光明、凍てつく冬の果てに現れんとする息吹。SFという切り口を取りつつも描こうとしているのはあくまでも人間である。 | ||||
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いわゆる海外SFをたぶん50作以上は読んでいます。個人の好みの問題もあるが、これは自分的にワースト3に入るものでした。 他の人も書いてるかと思いますが、とにかく読みにくい。意味不明の単語や状況が、読者にはわからないままどんどん出てくる。それが読みながら解明されていく、という手法はわかるけど、解明されるのが遅く、しかも、意味不明の言葉や状況がますます増えていく。 だんだん頭に来て読むの辞めようかと何度も思いながら、がんばって読了(笑) 後半で少しずつ解明されていきますが、我慢して読んでいったほどのおもしろさは、それほど感じられませんでした。 英語圏の人は、単語のニュアンスその他で、もうちょっと読みやすく感じるのでしょうか? たくさんの賞をとってるのは、日本誤訳を読む限り理解できません。 好みの問題もあるので、それでも読みたいひとは、巻末の用語解説を先に読んでから読むことを、強くお勧めします。 読了後に用語解説の存在を知って、最初にこれを読んでれば、多少不快感が減ったかもと思います。 | ||||
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状態:途中でギブアップ 英語と日本語の性別表現の違いから来る部分もあると思いますが、人物への三人称が「彼女」で統一されているため情景を脳内再現して読み進めるタイプとは相性最悪の作品です。 特に描写と三人称が一致しないため読み進める度に混乱し非常にイライラしてしまうため途中で放棄しました。 文化的に性別を分けない文化圏だからという言い訳がされますが、それならば語彙として「彼/彼女」は存在しないはずですのでそれに替わる語句を充てるのが妥当だと思います。 それを「彼女/she」で統一しているのは近年のポリコレに迎合した部分が評価加点になっているのでしょうね。 | ||||
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清潔で残酷で美しい物語。多数の属体を持つAIが個性と意思を持って騎士のように振る舞い如何にして復讐を果たすや。。。ページをめくらせる力は強いのに、自分の読解が浅く何度もページをもどりつ読了。久しぶりにスリリングな読書でした。 | ||||
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SF小説は若いころ、子供のころ好きでよく読んでいた。SFマガジンを毎月購読していた時期もかなりあったよ。ただ、ある頃から興味が別の方向に行って、また、小説自体をほとんど読まない時期もあって、一時期は今までの惰性でグインサーガの本編だけを読んでいたような時もありました。 栗本薫の死去とともに、ちょっと本の読み方を変えてみようと思って、グインサーガのほかの作家の続編に手を出すのはやめて、いろいろなジャンルの本、小説を少しずつ、広く読んでいく様にしていました。 その中にはSF小説も含まれるのですが、高名なSF賞を受賞した本から読む本を選んで、ジョンスコルジーとか、伊藤計劃とか読んでみたんだけど、正直全然面白くなかった。 結局思ったんだけど、SF作家とか、SFファンとか、オタクとか、こういう人たちは理だけが肥大して、知性として、主体としては偏向して、物事を根本的に見誤ってるんじゃないかと思う。 今あげた作者とかも、社会や人間の病理や矛盾を鋭く描いているなんて褒められているけど、結局この人たちが得々と描いて批判している病理や矛盾はこの人たち自身の中にもあるものだし、仮にその負の状況からこの作者たちが離れていたとして、実際には自分たちはもっとひどい悪徳に、囚われて生きている、生きていたように見えるんだけど…。 そこでこの小説なんだけど、結局はそういう感じの、そういう発想の人が書いた小説だなーという印象。所々でばかげた、理だけを突出させた考え方、世界観が表れてきて、読んでいてほとんどの時間は不快で、違和感だらけだった。 最後のほうの展開はちょっとエキサイティングで興奮したけど、結局エンディングの畳み込み方は凡庸で、やたらカッコつけたい物語作者が作るような表現…。 …と、批判ばかり書きましたが、続編の2巻は購入済みなので、もうちょっとこの作者に付き合ってみます。 SF小説って何でしょうね。娯楽ではあるんだろうけど、それでも、その中でも何か突出した人間や世界の見方を提示してくれないと、魅力や価値を見出せないんだけど…。 | ||||
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もう数十年SFファンをやっている。 だからこそあらゆるSFの賞を総なめしたこの作品には期待した。 あまりの詰まらなさに途中で放置し、そのまま二年経過し、ようやく残りすべてを読み終えた。 できればSF初心者はこの作品を読まないで欲しい。二度とSFには手を出したくなくなるから。 ストーリーは中途半端、文体は面白くなく、ユーモアもまともな伏線も人物描写も無い。設定にアラこそ無いが、ただそれだけ。例えるならばでっかい味の無いコッペパン。 このようなものに賞を与えること自体、昨今のSF界が終わりを迎えていることの証明であろう。 | ||||
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文体が単調で、描写が説明的なので、まず小説として出来が悪いと感じます。 これは作者が意図したものなのか、翻訳者が悪いのか…。主人公がAIだから? 登場人物の心情の描写にも違和感を覚えます。いちいちAIである主人公が相手の動作から類推し説明してしまうのです。これでは共感するのが難しい。 情景描写も稚拙で、まったく想像力をかきたてられません。 SF賞7冠と聞いて、期待して読んだのにガッカリです。SF的なガジェット、世界設定が評価されたのでしょうか? ですが、まずは読み物として面白いものでなければ楽しめません。 ニューロマンサーなんかは本当に翻訳者に恵まれてたんだなぁ…と思いました。 | ||||
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途中で読むのをやめました。 性別の区別を無くすために人称を変えているのかもしれません。 しかし未来はそうなるのかもしれませんが、わたくし現代人ですのでついていけません。 イマイチ登場人物の風体を想像できなくってしまい、ちょっと艶っぽい話になると え?ホモだったの?とかそっち方面に想像力を割かれてどうもいただけませんw | ||||
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確かにわかりにくい。でも、わかってくると面白さが深くなる。 一見ドライなようで、実は情愛と良心の物語。 | ||||
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