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叛逆航路



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【この小説が収録されている参考書籍】
叛逆航路 (創元SF文庫)

叛逆航路の評価: 3.31/5点 レビュー 62件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.31pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全33件 1~20 1/2ページ
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No.33:
(5pt)

alexaちゃんは仲良く出来なかった

内容は他の方にお任せして。
AIで読めないAIものでした。

AI任せの聴く読書の苦手は漢字の多い物。中華ものなんか意味不明になる。
翻訳ものはほぼセーフなのですが、これはダメでした。

もともとアレクサちゃんは改行、余白を無視して読みまくるので、内容の事前知識なしでは1巻の途中でこれダメっぽいと気づき、真面目に3巻「目で」読みました。
2巻からはたぶんalexaでだいたい読めたと思いますが、まあ念のため。

こういうときはKiddle Scribeがありがたいですね。
叛逆航路 (創元SF文庫)Amazon書評・レビュー:叛逆航路 (創元SF文庫)より
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No.32:
(4pt)

文章から情景を想像する遊び

トリロジーの1巻

"読み返すとか有り得ない"タイプの方にはお勧めしません

"頭の体操"が致命的なダメージになりかねないですし、おそらく、得るものは何も無いです
本に"得るもの"を期待せずに居られるなら読んでも良いのでは?
叛逆航路 (創元SF文庫)Amazon書評・レビュー:叛逆航路 (創元SF文庫)より
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No.31:
(5pt)

もし自分がAIだったら世界はどんな感じなのだろう

もし自分がAIだったら一体どんな生?を生きているのだろう。数十の個体と自我を共有して同時にいくつもの場所にいていくつもの行動ができる存在だとしたら?そして同時に千年や二千年もの時間の記憶を詳細に覚えている宇宙戦艦の中央AIでもあったなら?世界はいったいどんな感じに見えるのだろうか。

そして、ある時突然それら全てを失って唯一人の「個体」の初心者になってしまったら、その状況に、その原因に何を思い、どんな行動を取るのだろうか?

この空想を楽しめる方は本書のターゲットの中心におられる読者である。まず間違いなく本書によって楽しまされてしまうだろう。AIが主人公であるが故、そして主人公視点で語られるが故に、時間、空間、自我をも跨いだ技巧的な描写が可能となり、緻密な舞台装置の設計とも合わさり「これがAIの視点なのかも?」と騙されるようなプロット運びに最初は戸惑うかもしれない。いや間違いなく戸惑う。しかし、「これ面白くない」と読み始めたこのわたしが何の利害もないのに結局ここにこんな駄文を書いてしまっているこの事実、これが少なくともわたし一人だけでも本書から相当のエネルギーを受け取ったことの証拠とはならないだろうか。

他のSFがどうとか、SF読書歴がどうとか、もうどうでもいい。関係無い。何故SFを読むのか?エンターテインメントを欲するからだ。ならば是非とも本書を読んで欲しい。序盤を丁寧に読み進めれば、中盤以降は間違いなくここ最近観たことのないエンターテインメントを味わうことになるはずである。

著者や訳者、出版社と何の利害関係も無いから言える。偏見や先入観に凝り固まった方々はもういいので、素直な読書ができる若い方に是非とも読んでいただきたい。そして楽しんで欲しいと心の底から思う。

あなたが「<トーレンの正義>1エスク19」に萌える日を願って。
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No.30:
(4pt)

表紙これでいいのか?

SF賞総なめ、この表紙ながら女作家、ということで手に取りました。

雪の中によこたわるひん死の人物、氷の建物…
ル・グィンの『闇の左手』を思いました。
アクションがあっても、なにか静かな雰囲気を感じることからも。

家系重視で貴族のような副官たちからは、森岡浩之の描くアーヴのイメージも…
少女まんが育ちの私には、美しいキャラの関係性が気になってしまい。
この表紙、ちょっと違いませんか?いや、鈴木康士氏の絵は美しいのですが、
この方、美しいキャラもかける人では。

萩尾望都さまに表紙を描いていただいた方が…
日本語タイトルのつけ方も、お客を間違えている気がしました。
私はこっち視点で続きを読むつもりです。
叛逆航路 (創元SF文庫)Amazon書評・レビュー:叛逆航路 (創元SF文庫)より
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No.29:
(4pt)

辛抱したら面白くなります。

読み始めは、かなり忍耐が必要です。文体も、なんとなく回りくどくて馴染みにくい。しかし、いきなり別世界に放り込まれたと観念して、流れに身を任せたら、だんだん面白くなってきます。巻末の、親切な用語解説を読んでから本文にとりかかれば、少し楽かも。
宇宙的超大国の統治についてかなり考えさせられました。 
統治の公平性を考えるなら、頭脳は一つ、身体は沢山の統治者がふさわしいのでしょう。
しかし、長年の間にはそれも破綻してくるだろうことが、なんとなく腑に落ちます。社会は、それ自体が有機的生物のようです。
性別無し、黒人優位、多神教、と、欧米人からしたらまるで反対の価値観で書かれていて、こちらまで面食らいます。お茶大好きな文化で、インドとかの香りを感じます。
読後、続巻が読みたくなってしまいます。
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No.28:
(5pt)

わからんか、愛じゃよ愛

「去りなさい、セイヴァーデン」私は無表情で言った。
「すまない」震え声ながらも、なぜか明るく聞こえた。「離れたくても離れられない」
〜〜
物語は二つの異なる時・場所の話として並行して進められていき、本文中盤で種明かしされ一つとなる。
一方は副官との別れ、皇帝の分裂と戦艦からの分裂、もう一方はセイヴァーデンとの再会と絆の芽生え。そしてAI、いわば機械が正義のために主人へ復讐を誓う(Ancilary Justice)。

セイヴァーデンとの冬のニルトにおける小旅行はル・グウィンの闇の左手を彷彿とさせる。(そういえば闇の左手は相手が両性具有だったが本作も性がいまいち分からずに展開する)

本書はスペースバトルが繰り広げられるわけでもなく神と見紛う超種族が登場するわけでもなく、派手さに欠けているかもしれない。支配、虐殺、差別、裏切り、汚職、分断、離別。描かれているのはそんな人類史に常に付き纏う負の側面でありしかしその中で微かに灯る光明、凍てつく冬の果てに現れんとする息吹。SFという切り口を取りつつも描こうとしているのはあくまでも人間である。
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No.27:
(5pt)

斬新にして古風な快作

清潔で残酷で美しい物語。多数の属体を持つAIが個性と意思を持って騎士のように振る舞い如何にして復讐を果たすや。。。ページをめくらせる力は強いのに、自分の読解が浅く何度もページをもどりつ読了。久しぶりにスリリングな読書でした。
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No.26:
(5pt)

癖のある名作

確かにわかりにくい。でも、わかってくると面白さが深くなる。
一見ドライなようで、実は情愛と良心の物語。
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No.25:
(4pt)

面白いと評判だが3部作なのでちょっと躊躇していたが、面白かった。

AI属躰の生き残りのブレクがAI時代の利点もなく自身の目的のために行動しているパートと
過去の事件パートでどうしてこうなったか徐々に理解できて、AI属躰の叛逆がどうなるのか面白かった。
属躰と言うのが冷凍されて解凍された生ける屍とか、AIに接続する方法とか「屍者の帝国」的手順かな?
皇帝自身も年齢も異なる複数の体で分散統治している様で、意識の統一はどうしているのだろう?
AI属躰と同じかな?
予想外の終わり方で残り2部が楽しみだ。
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No.24:
(5pt)

物語は面白い!でも翻訳に不満!

一つの艦船AIが多数の属躰と繋がることで、あたかも一つの人格が多数の場所に同時に存在し、行動できるという設定が面白い。
<翻訳が残念>
和訳文に日本語のセンスが無さすぎる。
「原作の意味を忠実に再現しようと努めました。」みたいな言い訳が聞こえてきそうだが、もうそういうのは止めにしないか。
言葉の選択が古臭く、50年位前に書かれた文章を読んでいる感じがする。
日本語の書籍としては文章の質が低すぎて、物語は面白いのに終始ため息しながら読んでいた。
感動や興奮が薄れるので、もう少しセンス良く大胆に訳せないものか。
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No.23:
(5pt)

ああ、面白かった。

SF読みたいなーと思って手に取りました。久しぶりに大当たりで嬉しい。
内容は年月を超えた壮大な復讐劇なんだけど、すげえ苦労して準備していざ実行というときに雪の街で裸で転がっているかつての上司に出くわす主人公。
いやもうブレクがセイバーデンに振り回されるのがおかしいやらかわいいやら。セイヴァーデンの後半のけなげっぷりなんてでれか?これがでれってやつか?ともう、、え、読み方が違う?
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No.22:
(5pt)

この不安定さを楽しむ(SFファン以外の人にも読んでもらえたら)

3部作最後のを読み終えたところです。

このシリーズでは、主人公を含む登場人物の性別が特定できません。
最初は、そのことに当惑し、最後まで読めるかなと不安になりした。
普通の小説のように、登場人物に自分なりのイメージ(見た目)を想像しようとしたのですが、そのうちあきらめました。
もう、だれがどちらの性別でも良いと割り切ってからは、少し読み方が変わった気がします。
場面毎で、登場人物の性別を変えて想像するようになりました。
時には同じシーンで男女を入れ替えて、1人称の主人公のビジュアルすらどちらでもあり、と。
わからないものをそのまま受け止め、好き勝手に想像する、という読み方を(これまで以上に)鍛えられた気がします。
SFという分類を外して、この表現を読み手として体験してもらえたらと、このレビューを書き始めました。
(読書に「わかる」こと、「すっきり」を求める人には、向かない本かもしれません。)

登場人物の性別など些細なこととする扱い方は、SFというジャンル以外では、実現するのは難しいでしょう。
このような(性別不明とう)表現方法とともに、SFの設定(様々な作り事に満ちていますが)も、不明なままで受け入れるという立場を取ることができるならば、SFファン以外の読み手にも読んでもらえないだろうか、と思うのです。
そうすると、本書は、LGBTを含むジェンダー(SFなので、実際には役割としての性どころか、実際の性別さえ容易に替えられるとしてもおかしくはないですが)のことや、機械と人の関わり(昨今話題のAIと人間の関わり)について考える題材になるでしょう。
本書とその続編は、そういう体験をさせてくれる希有な存在であると思います。
本に、日常(あるいは現実)では得られないような体験を求める読み手であれば、ぜひSFというジャンルは忘れて読めば、得がたい体験を得られると思います。
(所詮ジャンルもわかりやすさのために付けているにすぎません。この本が求めてくる不明なまま受け止めるという態度でのぞめば、本のジャンルも不明で良さそうです。)

以下は、蛇足(主に同好の士、SFファンの方へ)
原題タイトルは Ancillary Justiceですが、これは3部作最終刊の(というか、やはりこのシリーズ全体の)メインテーマという感じがしました。(個人の感想です。)
SFファンだと、ついスペースオペラとして、壮大な艦隊戦とか、主人公の超人的な活躍とかを期待してしまうところで、それをはぐらかされたと言う風に感じる人も多く居るのだと思います。
しかしながら、SFというジャンルはそもそも、事前の思い込みなど消し飛ばすのが持ち味というところもありますので、これは、こういうものとして受け止めてみるのも良いのでは無いかと思います。
最近は現実の(あるいは現代の)設定とは異なる設定の物語が一般にも受け入れられるようになっていると思います。
本書のような表現を受けれる素養があるのは、常に荒唐無稽な設定すらも「あり」だと受け入れることのできるSFファンにこそある、とも思います。
(かつてを、受け入れられなかったのは、読み手として未熟だったという自戒とともに。)
叛逆航路 (創元SF文庫)Amazon書評・レビュー:叛逆航路 (創元SF文庫)より
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No.21:
(5pt)

期待する方向を間違わなければ

表紙の宇宙船がカッコイイので、スターウォーズやスタートレックみたいな戦闘シーンを想像してしまうが、そんな物は全く無い。それがわかっていて読めば、なかなかの面白さだ。アーマーをぶち抜く高性能銃の外観説明があるとより良かったんだが。
叛逆航路 (創元SF文庫)Amazon書評・レビュー:叛逆航路 (創元SF文庫)より
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No.20:
(4pt)

君ははたして男か女か?

まず初めに、主人公が男性か女性かわからない。第三者のことを全て彼女と言う。また、生物学的に年下の男性を弟と言ってみたり、妹と呼んだり、頭の中がごちゃごちゃしてくる。ヒューゴー賞、ネビュラ賞など7冠を獲得したSFであるから面白いのかなー?確かにページをめくる力は持っているようだ。こんなことを書きながら結局次巻を購入してしまった。
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No.19:
(5pt)

文句なく良作

数々の賞を受賞した話題作、読んでみると「それほどか?」と言う感想は否めない。
とはいえそれで作品の評価が下がるかと言うとそうではない。 普通に良作です。
独特の世界観を構築している上にやや説明不足のために読んでて「?」なことも
多いですが許容範囲です。 とりあえず読み進めれば流れでわかってきますし
分からない部分は次作以降で明かされることでしょう。
ひとまずこの作品単体でも一応決着は付いてますので問題ありません。
お薦めの一冊です。
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4488758010
No.18:
(4pt)

ミアナーイは皇帝ではない。

褒めるのは他の人に任せて。

本シリーズはImperial Radch Trilogyとなっているので、それに引っ張られたのか、アナーンダ ミアナーイの称号を皇帝としているが、原文はLord。これは貴族の称号である。「亡霊聖域」p8に「"陛下"を付け加えない」とあるが、原文では"My Lord"。陛下なら"Your Majesty"。

訳者の赤尾秀子さんは良い訳者だと思うが、軍を理解していない。非常事態でもない限り、副官が部隊を指揮することはありえない。
赤尾さんは副長と副官を混同しているのではないか。軍艦では艦長がトップでNo.2が副長。副長は命令伝達系統にいるので命令を出すことができる。艦長には身の回りの世話をする従兵がつく。これは召使いの役割だ。艦長の業務についても秘書役が必要となる。それが、副官。秘書が命令を伝達することはあるかもしれないが、命令を発することはない。

本書における「彼女」の用法についても疑問がある。
本書では「彼女」は無性の第三人称単数を表す代名詞である。英語は性について貧弱(実はこれが言いたかったのだ(笑))なので、日本語の「あの人」に相当する代名詞が無い。なので、レッキーはトリッキーな効果を狙ってsheを使ったのだろう。赤尾は「亡霊聖域」の後書でジェンダーがどうのと書いているが、レッキーはそれにこだわっているとは、私には、思えない。なので「彼人」ぐらいを使ったほうが良い。また、母親も単に親としたほうが良い。
叛逆航路 (創元SF文庫)Amazon書評・レビュー:叛逆航路 (創元SF文庫)より
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No.17:
(5pt)

特異な社会を舞台にしたSFハードボイルド。

三部作の第一部。
訳有って宇宙をさすらう主人公の活躍をアクションも踏まえて描くハードボイルドSF。主人公は性別を分ける単語が無い文明(地球人同様のヒューマノイド。地球人の子孫だと云う確証は無い)を所有する帝国に所属し、その一人称で描かれている為、主人公も含めて性別が判らないのがポイント。代名詞は全て「彼女」。但し、他の文明圏のヒューマノイドは性別を分けて考えており、例えば途中で登場した医者は男女の別で代名詞も使い分けており、その医者が主人公が最初に拾った嘗ての上官を「彼」と呼んでいるので、当該人物は男性と判る。又、その医者の態度から察するに主人公は恐らく女性だろう。
本作の舞台と成る帝国の最大の特徴は三つ。一つは前述の概念としての性別の消滅。それから帝国の民は多神教の信者であり重要な事柄は占いで決めたりしており、端的に云えば迷信が支配している社会。そして三つ目はネットワークに依る知性の存在で、主人公の属する文明の戦艦は人格を持ったAIが搭載されており、人格を抹消された非当該文明圏のヒューマノイドを戦艦AIの端末存在と成った兵士にしている。各兵士は自己判断で行動する一方、ネットワークで繋がっている。この場合、AIを神様とするなら、各兵士は化身とでも云う処だろう。しかしこの場合は、AIが本体であるからまだ良いのだが、厄介なのはこの文明圏を統べる皇帝の存在だ。最初の皇帝のクローンをネットワークで連結させており云わば集合地生体だが、それでも個々に人格が有る為、考えに違いが生じている。それでも連結されている限り互いの思考は共有され合っている訳なのだが、ネットワークは人為的もしくは事故で中断される事も有るのだ。
こうした社会を舞台にあくまでハードボイルドに物語は進む。
叛逆航路 (創元SF文庫)Amazon書評・レビュー:叛逆航路 (創元SF文庫)より
4488758010
No.16:
(5pt)

読み応えのある古典的な作品です

非常に良かったです、情報量や時間関係の複雑さから咀嚼するのに時間が掛かりますが、読後はもっと続きを読みたいと思える作品です。取っ付き難さはギブソンのニューロマンサーを思わせました
叛逆航路 (創元SF文庫)Amazon書評・レビュー:叛逆航路 (創元SF文庫)より
4488758010
No.15:
(5pt)

この小説はすごい

説明的な部分がほとんどなく、最初は訳がわからないのに、読んでいくうちに内容がぐんぐんわかってくる。これほど長い小説なのにプロットは緻密で無駄がない。一個のAIが多数同時存在するのはSFとしてそれほど意外でもないが、AI側が一体に収束するのに、当面の敵が大量に存在し内部対立するというのはとても面白い。読後感も爽やかだ。素晴らしい。
叛逆航路 (創元SF文庫)Amazon書評・レビュー:叛逆航路 (創元SF文庫)より
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No.14:
(5pt)

面白かった!

話が複雑で、わかりくくなりそうなところもありますが、素晴らしい小説だと思います。
続編を読むのが待ち遠しいです!
叛逆航路 (創元SF文庫)Amazon書評・レビュー:叛逆航路 (創元SF文庫)より
4488758010

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