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叛逆航路



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【この小説が収録されている参考書籍】
叛逆航路 (創元SF文庫)

叛逆航路の評価: 3.31/5点 レビュー 62件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.31pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全62件 21~40 2/4ページ
No.42:
(4pt)

面白いと評判だが3部作なのでちょっと躊躇していたが、面白かった。

AI属躰の生き残りのブレクがAI時代の利点もなく自身の目的のために行動しているパートと
過去の事件パートでどうしてこうなったか徐々に理解できて、AI属躰の叛逆がどうなるのか面白かった。
属躰と言うのが冷凍されて解凍された生ける屍とか、AIに接続する方法とか「屍者の帝国」的手順かな?
皇帝自身も年齢も異なる複数の体で分散統治している様で、意識の統一はどうしているのだろう?
AI属躰と同じかな?
予想外の終わり方で残り2部が楽しみだ。
叛逆航路 (創元SF文庫)Amazon書評・レビュー:叛逆航路 (創元SF文庫)より
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No.41:
(5pt)

物語は面白い!でも翻訳に不満!

一つの艦船AIが多数の属躰と繋がることで、あたかも一つの人格が多数の場所に同時に存在し、行動できるという設定が面白い。
<翻訳が残念>
和訳文に日本語のセンスが無さすぎる。
「原作の意味を忠実に再現しようと努めました。」みたいな言い訳が聞こえてきそうだが、もうそういうのは止めにしないか。
言葉の選択が古臭く、50年位前に書かれた文章を読んでいる感じがする。
日本語の書籍としては文章の質が低すぎて、物語は面白いのに終始ため息しながら読んでいた。
感動や興奮が薄れるので、もう少しセンス良く大胆に訳せないものか。
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No.40:
(3pt)

登場人物はすべて彼女・娘・お母さん・姉・妹・姪…

作中で一大勢力を築いている星間文明”ラドチ”
彼らの言語ではジェンダーを区別することなく、三人称は誰でも"彼女(she)"
言語だけではなく他者の性別を外見から判断すること自体ができない・苦手・わからないようだ。
他星系のヒューマン型文明人に対してもこうなので、ラドチ人には身体的性差を認識する脳機能がイカれているのか? 他の理由があるのか最後までよくわからなかった。
会話や描写から男性と思っていた2人が夜ベッドをともにしたり、なんとも腐女子的な展開が…。
主人公であるAIも最初は男性を想像して読んでいたのだが、読み終わる頃には女性的に感じた。
SF的内容云々よりも登場人物の性別やラドチ文明がなぜこんなへんてこになったのかが気になってしょうがない。
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No.39:
(5pt)

ああ、面白かった。

SF読みたいなーと思って手に取りました。久しぶりに大当たりで嬉しい。
内容は年月を超えた壮大な復讐劇なんだけど、すげえ苦労して準備していざ実行というときに雪の街で裸で転がっているかつての上司に出くわす主人公。
いやもうブレクがセイバーデンに振り回されるのがおかしいやらかわいいやら。セイヴァーデンの後半のけなげっぷりなんてでれか?これがでれってやつか?ともう、、え、読み方が違う?
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No.38:
(1pt)

レヴューにだまされた

文がこなれていない。よみにくい。過去と現在の行き来が作者の手前勝手。全く読者を置き去りでわからなれれば放置される。どうして賞を総なめしたのか理解不能。米国のSFがつまらなくなっている典型か。
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No.37:
(5pt)

この不安定さを楽しむ(SFファン以外の人にも読んでもらえたら)

3部作最後のを読み終えたところです。

このシリーズでは、主人公を含む登場人物の性別が特定できません。
最初は、そのことに当惑し、最後まで読めるかなと不安になりした。
普通の小説のように、登場人物に自分なりのイメージ(見た目)を想像しようとしたのですが、そのうちあきらめました。
もう、だれがどちらの性別でも良いと割り切ってからは、少し読み方が変わった気がします。
場面毎で、登場人物の性別を変えて想像するようになりました。
時には同じシーンで男女を入れ替えて、1人称の主人公のビジュアルすらどちらでもあり、と。
わからないものをそのまま受け止め、好き勝手に想像する、という読み方を(これまで以上に)鍛えられた気がします。
SFという分類を外して、この表現を読み手として体験してもらえたらと、このレビューを書き始めました。
(読書に「わかる」こと、「すっきり」を求める人には、向かない本かもしれません。)

登場人物の性別など些細なこととする扱い方は、SFというジャンル以外では、実現するのは難しいでしょう。
このような(性別不明とう)表現方法とともに、SFの設定(様々な作り事に満ちていますが)も、不明なままで受け入れるという立場を取ることができるならば、SFファン以外の読み手にも読んでもらえないだろうか、と思うのです。
そうすると、本書は、LGBTを含むジェンダー(SFなので、実際には役割としての性どころか、実際の性別さえ容易に替えられるとしてもおかしくはないですが)のことや、機械と人の関わり(昨今話題のAIと人間の関わり)について考える題材になるでしょう。
本書とその続編は、そういう体験をさせてくれる希有な存在であると思います。
本に、日常(あるいは現実)では得られないような体験を求める読み手であれば、ぜひSFというジャンルは忘れて読めば、得がたい体験を得られると思います。
(所詮ジャンルもわかりやすさのために付けているにすぎません。この本が求めてくる不明なまま受け止めるという態度でのぞめば、本のジャンルも不明で良さそうです。)

以下は、蛇足(主に同好の士、SFファンの方へ)
原題タイトルは Ancillary Justiceですが、これは3部作最終刊の(というか、やはりこのシリーズ全体の)メインテーマという感じがしました。(個人の感想です。)
SFファンだと、ついスペースオペラとして、壮大な艦隊戦とか、主人公の超人的な活躍とかを期待してしまうところで、それをはぐらかされたと言う風に感じる人も多く居るのだと思います。
しかしながら、SFというジャンルはそもそも、事前の思い込みなど消し飛ばすのが持ち味というところもありますので、これは、こういうものとして受け止めてみるのも良いのでは無いかと思います。
最近は現実の(あるいは現代の)設定とは異なる設定の物語が一般にも受け入れられるようになっていると思います。
本書のような表現を受けれる素養があるのは、常に荒唐無稽な設定すらも「あり」だと受け入れることのできるSFファンにこそある、とも思います。
(かつてを、受け入れられなかったのは、読み手として未熟だったという自戒とともに。)
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No.36:
(5pt)

期待する方向を間違わなければ

表紙の宇宙船がカッコイイので、スターウォーズやスタートレックみたいな戦闘シーンを想像してしまうが、そんな物は全く無い。それがわかっていて読めば、なかなかの面白さだ。アーマーをぶち抜く高性能銃の外観説明があるとより良かったんだが。
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No.35:
(4pt)

君ははたして男か女か?

まず初めに、主人公が男性か女性かわからない。第三者のことを全て彼女と言う。また、生物学的に年下の男性を弟と言ってみたり、妹と呼んだり、頭の中がごちゃごちゃしてくる。ヒューゴー賞、ネビュラ賞など7冠を獲得したSFであるから面白いのかなー?確かにページをめくる力は持っているようだ。こんなことを書きながら結局次巻を購入してしまった。
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4488758010
No.34:
(2pt)

いろいろわかりにく

自分の読解力が引くのかもしれませんが、とりあえず専門用語、その世界の常識等の説明がほぼないことが
途中まで読んでいて苦痛でした。
わざわざ人間のことを別の呼び方でしたりなどこんがらがります。
あと、登場人物に感情移入しにくいため、ワクワク感をあまり感じることが出来ませんでした。
ただ、世界観はとてもSFしていて面白かった?です。
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4488758010
No.33:
(5pt)

文句なく良作

数々の賞を受賞した話題作、読んでみると「それほどか?」と言う感想は否めない。
とはいえそれで作品の評価が下がるかと言うとそうではない。 普通に良作です。
独特の世界観を構築している上にやや説明不足のために読んでて「?」なことも
多いですが許容範囲です。 とりあえず読み進めれば流れでわかってきますし
分からない部分は次作以降で明かされることでしょう。
ひとまずこの作品単体でも一応決着は付いてますので問題ありません。
お薦めの一冊です。
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4488758010
No.32:
(4pt)

ミアナーイは皇帝ではない。

褒めるのは他の人に任せて。

本シリーズはImperial Radch Trilogyとなっているので、それに引っ張られたのか、アナーンダ ミアナーイの称号を皇帝としているが、原文はLord。これは貴族の称号である。「亡霊聖域」p8に「"陛下"を付け加えない」とあるが、原文では"My Lord"。陛下なら"Your Majesty"。

訳者の赤尾秀子さんは良い訳者だと思うが、軍を理解していない。非常事態でもない限り、副官が部隊を指揮することはありえない。
赤尾さんは副長と副官を混同しているのではないか。軍艦では艦長がトップでNo.2が副長。副長は命令伝達系統にいるので命令を出すことができる。艦長には身の回りの世話をする従兵がつく。これは召使いの役割だ。艦長の業務についても秘書役が必要となる。それが、副官。秘書が命令を伝達することはあるかもしれないが、命令を発することはない。

本書における「彼女」の用法についても疑問がある。
本書では「彼女」は無性の第三人称単数を表す代名詞である。英語は性について貧弱(実はこれが言いたかったのだ(笑))なので、日本語の「あの人」に相当する代名詞が無い。なので、レッキーはトリッキーな効果を狙ってsheを使ったのだろう。赤尾は「亡霊聖域」の後書でジェンダーがどうのと書いているが、レッキーはそれにこだわっているとは、私には、思えない。なので「彼人」ぐらいを使ったほうが良い。また、母親も単に親としたほうが良い。
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No.31:
(1pt)

アイデアはいいのだろうけどドキドキしないね

一昔前のSFファンとしては、読みにくいし、わかりにくい、辛いの三言。どうしてこんなのが賞をとってるの?と読みながら思ったほど。全く引き込まれない。昔のSF好きはやめたほうがいい。表題から冒険というSFの要素を大きく期待してしまうが、地味な話の連続ばかりで宇宙を駆け巡る的なワクワク感はほぼゼロ。全体像がわかれば面白い本という評価も多いが、わかるまでとても読み続けられない。SFに何を求めているかで大きく評価の分かれる作品だ。
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No.30:
(3pt)

羊頭狗肉

SFの名だたる賞7冠に輝いたという煽りと、裏表紙に書かれた設定に引かれて購入。
珍しくハズレを引いた残念感があった。

まず、壮大な背景に対し「物語」が矮小すぎる。
何よりも、主人公がAIの属躰であるという設定がそれほど活かされていない点に「看板に偽りあり」感が大きく残念だった。

また、現在とは違う文化や、軍の細かい設定を説明せずに書き連ねる手法には功罪があるのではないか。
それを楽しめる読者には魅力の一つと感じるだろうが、読み進めるにあたり引っかかりが多くて何度も遡って読み返す必要が生じるのは苦痛だった。
細かな設定に関しても、現在より数千年の未来であるはずなのに科学技術や社会文化にばらつきがあり過ぎ、しっくりこない。
スターウォーズのようにSF的小道具をまとった冒険ファンタジーであれば違和感がないのであろうが、AIという現在最もホットなモチーフが浮いてしまっている。

情景描写も拙くて画面の脳内補完が難しいく、登場人物の会話でも誰の台詞なのか判断に困る場面が多い。
これは作者のせいなのか、翻訳者が悪いのか・・・

期待し過ぎたため、反動も大きかった。
叛逆航路 (創元SF文庫)Amazon書評・レビュー:叛逆航路 (創元SF文庫)より
4488758010
No.29:
(2pt)

8割ほど読んだところで断念

独特の世界観があり、専門用語があり、は他レビューの通り。後はそれを楽しめるかどうか。
自分は無理だった。
なんとか賞総なめやら前評判、うたい文句、後半面白い等々。大規模艦隊戦、派手なクライマックスをイメージして購入したが、地味な心理戦と遅い展開。
単純におもろない。
表紙エンジンルームとかに変えろや
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4488758010
No.28:
(5pt)

特異な社会を舞台にしたSFハードボイルド。

三部作の第一部。
訳有って宇宙をさすらう主人公の活躍をアクションも踏まえて描くハードボイルドSF。主人公は性別を分ける単語が無い文明(地球人同様のヒューマノイド。地球人の子孫だと云う確証は無い)を所有する帝国に所属し、その一人称で描かれている為、主人公も含めて性別が判らないのがポイント。代名詞は全て「彼女」。但し、他の文明圏のヒューマノイドは性別を分けて考えており、例えば途中で登場した医者は男女の別で代名詞も使い分けており、その医者が主人公が最初に拾った嘗ての上官を「彼」と呼んでいるので、当該人物は男性と判る。又、その医者の態度から察するに主人公は恐らく女性だろう。
本作の舞台と成る帝国の最大の特徴は三つ。一つは前述の概念としての性別の消滅。それから帝国の民は多神教の信者であり重要な事柄は占いで決めたりしており、端的に云えば迷信が支配している社会。そして三つ目はネットワークに依る知性の存在で、主人公の属する文明の戦艦は人格を持ったAIが搭載されており、人格を抹消された非当該文明圏のヒューマノイドを戦艦AIの端末存在と成った兵士にしている。各兵士は自己判断で行動する一方、ネットワークで繋がっている。この場合、AIを神様とするなら、各兵士は化身とでも云う処だろう。しかしこの場合は、AIが本体であるからまだ良いのだが、厄介なのはこの文明圏を統べる皇帝の存在だ。最初の皇帝のクローンをネットワークで連結させており云わば集合地生体だが、それでも個々に人格が有る為、考えに違いが生じている。それでも連結されている限り互いの思考は共有され合っている訳なのだが、ネットワークは人為的もしくは事故で中断される事も有るのだ。
こうした社会を舞台にあくまでハードボイルドに物語は進む。
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No.27:
(5pt)

読み応えのある古典的な作品です

非常に良かったです、情報量や時間関係の複雑さから咀嚼するのに時間が掛かりますが、読後はもっと続きを読みたいと思える作品です。取っ付き難さはギブソンのニューロマンサーを思わせました
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No.26:
(5pt)

この小説はすごい

説明的な部分がほとんどなく、最初は訳がわからないのに、読んでいくうちに内容がぐんぐんわかってくる。これほど長い小説なのにプロットは緻密で無駄がない。一個のAIが多数同時存在するのはSFとしてそれほど意外でもないが、AI側が一体に収束するのに、当面の敵が大量に存在し内部対立するというのはとても面白い。読後感も爽やかだ。素晴らしい。
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4488758010
No.25:
(5pt)

面白かった!

話が複雑で、わかりくくなりそうなところもありますが、素晴らしい小説だと思います。
続編を読むのが待ち遠しいです!
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4488758010
No.24:
(3pt)

読みにくい。ある意味文化の違いを感じる。

他の方の指摘にもありますが、性別区別の無い言語体系の世界で、基本的にアンシラリージャスティスの一人称視点で話が展開されているので、非常に周囲の人間関係が掴みにくい。
話は割と普通のSFなので良いと思います。でも訳のせいなのか、7冠とはとても思え無い。
また邦題が変すぎなので星3つ。

艦船名もクラス名と分けて訳して欲しいなぁと。トーレンの正義=ジャスティス級(戦艦)トーレンとか単にトーレンみたいに。
まあ、ジャスティスという艦船のクラス名以外に自我を持ったアンシラリーの心の正義も掛けているので、こうなったのかも、と思いますが。
叛逆航路 (創元SF文庫)Amazon書評・レビュー:叛逆航路 (創元SF文庫)より
4488758010
No.23:
(1pt)

明らかに過大評価

描写が酷い。文章が素人以下。物語もつまらない。壮大な艦隊戦やアクションなんてない。キャラも別におもしろくもない。敵もつまらない。何もかもが酷い。読み終わるのに1か月かかった。
では、どうしてこんなに高い評価を受けたのか?
ねじまき少女の時もそうだったが、米英のSF賞の審査員にはオリエント的な描写を評価したがるバイアスがあるのかもしれない。
叛逆航路 (創元SF文庫)Amazon書評・レビュー:叛逆航路 (創元SF文庫)より
4488758010

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