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その可能性はすでに考えた



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その可能性はすでに考えたの評価: 2.90/5点 レビュー 62件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点2.90pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全62件 1~20 1/4ページ
No.62:
(5pt)

キャラクターも秀逸。

ミステリとしての面白さはもちろんのこと、キャラクター造形も秀逸。
語り部のキャラクターゆえに、知的でありながら嫌味を感じることなく何のてらいもなく引き込まれた。
サスペンスも加わり、グイグイと読み進められる良作。
その可能性はすでに考えた (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:その可能性はすでに考えた (講談社文庫)より
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No.61:
(5pt)

素晴らしい

最高!
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No.60:
(3pt)

楽しく読めるが、真相がややあっけない

一つの不可能犯罪(事件)に対し、トリック推理が複数提示され、探偵がひっくり返していくという多重解決もの。探偵による反証の矛盾点が指摘される場面などさすがと感じる部分もあるが、それぞれのトリック推理がかなり突飛なものでリアリティに欠ける。過去有名作品のオマージュとも思えるが…。
一方で、最後にあかされる真相がややあっけなく、同著者の前作「恋と禁忌の述語論理」が最高に面白かったのと比較すると、少し残念な出来栄えに感じた。ただ登場人物のキャラは皆魅力的だし、トリックも笑えるので読んでいて退屈するようなことはない。
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No.59:
(2pt)

私にはちょっと・・

レビューを見て購入したのですが、どうも合わなかったようです。そして、動物好きな私には読み飛ばしたい部分もあって。せっかく買ったし、他の方も面白いと書いてるし・・と思ったのですが、どうしても先に進めず途中で読むのを止めてしまいました。もうちょっと頑張って先まで読んだら面白くなるのかもしれないけれど、いつか気が向いたらまた読んでみます。
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No.58:
(4pt)

その可能性はすでに考えた

ミステリーは謎を可能性を肯定しながら解いていくものがほとんどの中、本作は可能性を否定していくというスタイルをとっていて面白かった。
続編の『聖者の毒杯』も楽しみ。
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No.57:
(2pt)

キャラクターに魅力を感じない

とにかく文がくどい。登場人物が皆やたらめったら豆知識を披露するので個性のようなものを感じづらい。屁理屈を使おうと全員様々な専門的な分野から引用して喋るためごてごてと雑に作者の書きたいものを盛り込んだ印象を受けた。詳細は伏せるがトリックに縁のある場所にわざわざ招待するなどとにかく知識を披露したいという思いが文のあちこちから感じ取られ、自分には合わなかった。
主要人物に因縁があるキャラも多すぎる。シリーズ物で因縁などの説明を省いているのかと思いきやこれが一作目というのも不満点として挙げられる。
あらすじは面白そうだっただけに残念である。
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No.56:
(1pt)

漫画みたい、がっかり。

漫画のようで本格ミステリが好きな私には合いませんでした。
漫画好きな中高生向きではないでしょうか。
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No.55:
(2pt)

ラノベです

仮説提示するまでの会話もだるいし、可能性があるなら何でもokなのに「〜だと考えられる」みたいな反証で完全に否定できてないし、オチも普通だし。
ミステリーでもないです。
ラノベみたいな登場人物がわちゃわちゃやってるだけ。
良かったのはこの「可能性があるなら何でもok」という設定がそもそもつまらないということを教えてくれたので星2つです。
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No.54:
(1pt)

発想のみ秀逸な出落ち茶番劇(ネタばれあり)

某有名漫画のセリフを借りれば、真実はいつもひとつ。
その真実を導き出すためにあらゆる可能性を考え、矛盾がないか考察し、たったひとつの「これしかない」という結論を導き出す。どんなに不可能に見える犯罪にも穴があり、その穴を見つけ出して真実にたどり着く。それがこれまでの探偵の役回りだ。
しかし本作はすべての可能性を否定し、不可能に見える犯罪が「本当に不可能であった」、つまり奇跡が起きたとしか思えない、ということを証明してみせるという。斬新な発想で興味をそそられた。

しかし良かったのはここまでで、いざページをめくるととんでもない茶番劇が待っていた。
まず鼻につくのが古臭いキャラ設定と世界観、そして筆者の知識マウント。筆者は年齢性別不詳だそうだが、まぁ年配の男性が書きそうな文章だ。オタク感満載のこれらのせいで全くテンポよく読み進めることができない。肝心の謎解き部分はこの本の半分にも満たず、残りの半分はこれらのオタク要素でできているといってもいい。唐突にさしはさまれる中国語や難解な四字熟語、意味不明なバトルや唐突に表れるクセの強い(しかし既視感のある)キャラ達。こういったものに耐えられる者だけが、この本を読み進めることを許される。

そして肝心の謎解きだが、まったくもって期待を裏切られた。敵は探偵が見落としそうな珍妙な可能性を提示してくるわけだが、それはすでに探偵が論破済みで、報告書に記載してあるという。だが、仮説も否定もすべて記憶があいまいな証言者の言葉尻を捉えただけの机上の空論で、誰一人として現場を訪れるとか過去の情報を調べるといったリアリティのある検証を行っていない。「証言」というお題の推理ゲームに挑む推理オタク達の揚げ足取り合戦だ。その内容も、さらっと読んだだけの素人読者でもいくつも反論が浮かんでしまうような杜撰な推理でがっかりとしか言いようがない。
例えば最初の豚足のくだりひとつをとっても、「成功した干し肉または塩漬けのストックがあった可能性」「干し肉や塩漬けを外部から調達してストックしていた可能性」「停電から数日なのでストックがまだ腐敗していなかった可能性」「後のトリックで出てくる発電方法などを利用して冷蔵保存していた可能性」「番号がもっとあった可能性(例えば1~10の10匹の豚がいて、1~3を食べ、減った3頭を補填して購入してきた場合、新しい豚を1~3にすると、次に食べるのが4だとわかりにくくなる。なので新しい豚は11~13にする。例えば50まで札があり、50まで行ったらまた1からループする。このほうが豚の増減に対応しやすいし食べる順もわかりやすく合理的だ。このような場合でも「1番から順にナンバリングされていた」と表現されて不思議ではない。だとすれば豚の数に関する仮説が意味をなさなくなる)」などなど。もっと突拍子もないことを言えば、「外部の人が食料を崖上から差し入れてくれた」「妊娠に気づいていなかった豚が子供を産んだ」「崖の上から野良豚が落ちてきた」「奇形で足が6本の豚がいた」…。奇抜な発想でも可能性がゼロではないならなんでもありというなら、なんとでも言える。こういった素人が5分で思いつくような可能性はすべて論破し、ぐうの音も出ないようにする天才の話を期待していたが、敵も探偵も「豚は20匹以下だった」であっさり納得してしまい拍子抜けした。

それでも、「読後のすっきり」を求めて歯を食いしばって読み進めたが、ラストにはすっきりどころか本を投げ捨てたくなるほどがっかりした。ミステリの基本の基本ともいえる「意外な共犯者(協力者)」と「施錠トリック」。しかも散々こすられ尽くしたこの2つを何のひねりもなくぶち込んできた。紐を使って閂を下ろして…って、は?こんな結論を見るために何時間かを費やしたのかと思うと腹立たしい。「報告書」で言えば、第1章第1節に書いてあってほしいくらいの内容だ。しかも結果、「まぁ、本当にそうだったかはわからんけどね(テヘ」的な感じで終わる。読者を馬鹿にするにもほどがある。

ミステリ好きにはお勧めできない書籍。
昭和っぽいノスタルジックな世界観がお好きな方、ドタバタ喜劇がお好きな方、中国オタクの方なら楽しめるかもしれません。
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No.53:
(2pt)

ラノベです

「奇蹟を証明しようとする探偵」という設定に惹かれて読みましたが、登場人物のキャラ設定、セリフの言い回し、語り部の言い回し等がごちゃごちゃしてて読み辛いです。本筋に関係ない情報を無理やり詰め込んで「俺かっけえ」のような厨二感を感じました。ミステリ小説としてではなくラノベとして読むなら問題ないのかもしれません。
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No.52:
(4pt)

名探偵お墨付きの不可能犯罪と挑戦者達の戦い

多重推理ものの名作らしいので気になって購入しました。

まず話の設定が面白かったですね。
優秀な探偵があらゆる可能性を考えた上で「奇跡」つまり不可能であると認めた事件に対して次々と挑戦者達が現れ自前の推理で挑むものの、タイトル通り「その推理はすでに考えた」と返されてしまう。

肝心の謎自体はかなりシンプルなものであり、特に推理が得意でない読者目線でもあれこれ想像しやすかったので、新説が出てくるたびに「ああなるほど」と思わせてその上で覆してくれるので読んでて楽しかったですね。

ただ、途中からすごく漫画っぽい展開になるのがやや気になりました。
出だしはそうでもないのですが、途中から新キャラも展開も少年漫画というか児童小説というか、意外なくらい子供向けな感じの雰囲気になっていくんですね。
それがつまらないかといえばそんなことはなく、そういう話としてちゃんと面白いのですが、「あ、そういう感じなんだ」という意外性は感じました。

続編があるので続いて読む予定です。
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No.51:
(2pt)

読後のモヤモヤ

そんな落とし所!? と、モヤモヤが残る。
他の方も書いてらっしゃるが、普段使わない小難しい言い回しなど多用しているが、よくある誤用集などに載ってそうな誤用が見られ講談社でももう校閲入れないのね……
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No.50:
(1pt)

つまらない ともかく駄作

ミステリマニアがミステリマニアに向けて書いた自己満足のための駄作。世界観も気持ち悪く不快。キャラクターも気味が悪い。読んでて全く先が知りたいとは思えなくなり、飛ばし読みで捨てた。
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No.49:
(2pt)

期待はずれ

キャラクターのセリフが読んでて恥ずかしくなる。
本格ミステリというより安っぽいラノベって感じ。
ミステリが誤解されそうなので講談社ラノベ文庫で出すべき。
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No.48:
(4pt)

人工的な中華空間

2015年に講談社ノベルスとして出たものの文庫化。
 アクロバティックな推理対決が魅力の探偵小説だ。奇怪な状況下で起きた過去の事件の謎を解き明かそう(あるいは、解き明かすまい)と、次々と刺客が送られてくる。
 論理の跳躍がおもしろい。
 中華風の要素がふんだんにもりこまれ、残虐味や衒学っぷりも、これでもかというくらいにぎっしり。
 登場人物たちがみな奇矯なところも楽しい。
 なんとなくゲームじみた世界観だが、受け入れられればファンになれるだろう。
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No.47:
(2pt)

すっきりしない論理・・

少しネタバレになりますが・・

序盤の、家畜は全て処理して食べたから、家畜を使って水車を回すことはできない、という点に違和感が残ります。
可能性が残れば(探偵側が)負け、という状況ですが、豚足を外部から調達し少数の家畜は残したという可能性は依然残っていて、証言者もそれは立証も反証もできないと思うのですが・・
これを無視して話が進められるので、いまいち納得できません。
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No.46:
(4pt)

疲れるけど面白い

頭いい人が書いたんだな。。。と言うようなロジカルな味わいの作品。ただ、感情的な部分の描写も悪くなく、読後の満足感はあり。
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No.45:
(5pt)

キャラクターが好き

最初は「なんだこの現実離れしたキャラクターたちは」と思ったが、濃いだけに現実のものではなく漫画やアニメのような感覚でストーリーを楽しめるし、色々な方向からの事件の可能性を語るシーンがおもしろい。
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No.44:
(5pt)

[奇跡]の存在を証明する為に、全ての可能性を検証し排除する

論理学の証明だな。

【恋と禁忌の・・】の続編のような気持ちで手に取ったが、
辛辣なレビューにあるように、なかなか読みにくい。

おそらく執筆者は2名ではないかな。
そのため言い回しと論理展開が時々微妙にズレていて、読みにくい。
その点を頭に入れて読めば、難なく読める。
その可能性はすでに考えた (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:その可能性はすでに考えた (講談社文庫)より
4062938537
No.43:
(1pt)

展開も遅く、テンポも悪い

30%くらいで読み飽きた。
とにかくテンポが悪い、展開も遅い。
言い回しが回りくどくて、とても読みにくい。
レベルが低いライトノベルという印象。

我慢して読んでいたが、苦痛の方が勝って読のをあきらめた。
その可能性はすでに考えた (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:その可能性はすでに考えた (講談社文庫)より
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