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その可能性はすでに考えた
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その可能性はすでに考えたの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.90pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全62件 21~40 2/4ページ
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小説の中身よりも、出てくるキャラクターを描きたかったのかな?という印象でした。 スタイル抜群の裏社会設定の中国美女やら、 とにかく格好良けど変わり者の探偵などなど ステレオタイプの漫画のキャラクターが詰め込まれています。 他の方が書いておられるように、 オシャレ気取りの言い回しに本当に読み疲れました。 奇蹟にこだわる理由とか諸々、後半出てきますが それまでに世界観でヘトヘトなので 「あぁ、そうなの・・・」程度の感想しか出ず、無理矢理読み切った感じです。 | ||||
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初めの設定は、一体どのように解き明かされるのか興味を引くものでした。 しかし、話の展開としては強引で雑な印象です。一つ一つの推理も急ぎ足で、すぐに新しい登場人物が現れ、その繋がり方もいきなり感が強く、話の運びが上手でないと感じました。初めの設定を見たときには緻密な論理展開が楽しめるのではと期待したのですが、ライトノベルのようなキャラ設定、話の運びとなっていき、主眼が散らばっています。 無意味な中国語(相槌や日本語でも代替可能な故事成語など)や衒学的な知識披露も、話を散らばらせる原因になっています。「是的」「原来如此」なんて()で日本語訳を付けるくらいなら、「はい」「なるほど」で済ませればいい。片言の中国人設定ならともかく、推理合戦をできるほど流暢に日本語を話せる登場人物たちの会話に無駄に中国語が使われているのは不自然です。キャラもぶれているし衒学に終始し話が散らばっています。主眼が定まらないとこちらも没入できなくて、気になりました。 その他の知識も、なるほど、これが効果的に繋がっていくのかなと最後まで読み進めても特に意味を持つものではなく、衒学に過ぎなかったのだと思うと、期待した分、残念でした。布石になっていたといえるのはカプレカ数くらいですね。 肝心の論理部分も、探偵の能力の高さを示したいというのが前面に出すぎていて、駆け足でした。普通に反論の余地があるのに、なぜか相手はぐうの音も出なくなって、次の対戦相手がすぐに現れます。 また、物語としても、新しい登場人物の行動理由が幼稚というか単純で、掘り下げがなく、慌ただしく進んでいく印象でした。全部はネタバレになるので割愛しますが、例えば、検事の老人、フーリンの元仕事仲間、探偵の元助手がどのような経緯で黒幕と繋がったのか。黒幕に関しても、どうしてそこまで一探偵の行動を気にするのか。探偵の目標を挫かないといけない理由は何なのか。こんな大掛かりな事までするなら、説明は必須でしょう。あまりにも話が強引で、ご都合主義の説明不足です。説明が足りなすぎて、実はシリーズの何作目かを読んでいるのだろうかと思うほどでした。 | ||||
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・キャラが濃いくて、全然話が入ってこない(あと無駄な中国語が多い) ・若干ミステリーを解いたと思ったら、突然の敵乱入(ストリートファイターより酷い) ・しかも乱入してきた敵が、わけも分からずディベート対決を始めるが、探偵とではなく、中国人とバトルし始める なんとか頑張って4章まで読み進めたけど、もうこれ以上は無理。時間無駄。 | ||||
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40ページほど読み進めればだいたいの話の筋と真相は分かりますので、その後は無駄な時間を過ごすことになります。 作者はとにかく人間を書けない方のようで人物のキャラクターも言動もみな幼稚で、読むに耐えません。お子さまが読まれるのにはよいかも知れません。 講談社はこのような売り方はやめて、表紙をアニメ絵にするなど間違いが起こらないように工夫していただきたい。 | ||||
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セリフ回しも地の文も、やたらと比喩やオシャレ気取りな言い回しが多い。 小むづかしい言い回しやルビ付きの中国語も頻出し、読みくたびれます。 キャラが立っているというよりも、すべての登場人物がステレオタイプの古臭い漫画キャラそのものです。キャラ設定に関しては、はっきり言って稚拙です。 全体的に、一生懸命頭がいいふりをして背伸びして書かれた文章、という印象を受けます。 中国の裏社会のことを何も知らないのに、とりあえず語尾に「ね」をつけて理屈っぽいこと喋らせておきましたというノリです。 肝心の矛盾指摘部分にも無理がありすぎます。主人公側、相手側ともに、まだまだいくらでも反論できましょう。この作品の本質は、風変わりな設定をうまいこと考えたというところでしょう。しかしエンターテイメントとして完成させることには成功しておらず、出落ち感が半端ないです。 読了後にここまでつまらない気持ちになる可能性は、まったく考えませんでした。 | ||||
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面白い構成のミステリだとは思ったが、可能性があれば推理の根拠になりえるという構造上、それは流石に無理があるのでは?というツッコミどころが目についてしまった。 | ||||
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前作は数学、今回は中国語をスパイスにした推理勝負合戦。 ライトノベル風味を添えて。 前作にいたキャラがまだいない。次から出るのだろうか | ||||
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ノベルのような雰囲気ですがミステリーです。 因縁キャラが次々と… 個性的でちょと不思議な感じがするのは私だけかな? 結末がモヤモヤしてしまい消化不良ぎみに… 全体的には好きなので再読します(*^ー^)ノ♪ | ||||
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はじめてミステリー小説を読んだが、人物像、ストーリー、おしゃれな表現、奇跡というキーワードに対する思想、こうも多くの学びがあるものなのか。良かった。 | ||||
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ドラマ原作を小説にしたような逆輸入感。登場人物が全員自分の吐き出す言葉に酔っているような台詞回しなので左心房に胸騒ぎを覚えながら救心片手に恐る恐るしかし早く進めと右心房をさすりながらページをめくっていくが章が変わる毎にまた新しい酔いどれキャラが出てきて主人公達と対決していくという展開はストリートファイターを文字で読んでるような歯がゆさを感じる謎の不快感があり物語が脳を通過していくので低評価にさせていただいたがその可能性もすでに考えられていたのだろうか。 | ||||
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タイトルがまず良い。ラノベっぽいような作風でもあるが、ロジックはしっかりしているから読み応えもあって良い。キャラクターも立っているし私は好き。 | ||||
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最近の若手ミステリ作家にありがちな、探偵というものにこだわりが強すぎたり、ラノベ的にキャラを立てようとしすぎていたりといった点は鼻につく。 特に、キャラの面では探偵と中国人女性二人は立っているものの他は不要であり、奇跡とか枢機卿がどうとかも話を無駄にややこしくしてしまっている。探偵・依頼者・助手の三人で成立する話なのでもう少し刈り込めなかったものか。また衒学趣味もただひけらかしたいだけなのが見え見えの記述が大量にあり、京極夏彦や森博嗣がいかに自然に博識ぶりを物語の流れに沿って生かしているかが比べてみるとよくわかる。 が、これらのマイナス点もあの作家やあの作家に比べれば微々たるもの。文章もくどくなくすっきりしており、視点となるフーリンのキャラもとがったところはありつつ嫌みではないので読むのに支障はない。 そして肝心要の、馬鹿馬鹿しいほどに凝ったトリックを披露して「その可能性はすでに考えた」と探偵が薙ぎ倒していく展開はお見事。ここまでよく考え抜いたものである。 続刊はさらに評判が良いみたいなので期待して読み進めたい。 | ||||
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結末がすっきりせず、消化不良ぎみだった。 登場人物のキャラ設定は不思議。今後のシリーズの伏線なのかと思うとそこは楽しみ。 | ||||
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これがシリーズ1作目だと思いますが主要キャラクターに因縁のある人が次々と出てきて読みにくいです。 | ||||
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最初から最後まで読み終えました。 奇蹟が証明できるかできないかを知りたい方は以下ネタばれになるので読まないようにお願いします。 感動的な奇蹟に対して、探偵が最後に導き出したストーリーは、描写にもありましたが、奇蹟を否定できるだけの満足感のある内容で楽しめました。 途中の推理バトルもあれくらい端的な反証の方が凄みを感じられてよかったです。 ただ、最初の仮説の反証の豚は、目の前に21の札をつけている豚がいたら違和感ないと思ってしまい、読み込みが足りてないのかも知れませんがちょっともやもやしてます。 ただし、総合的には、はらはらドキドキする展開を演出する文調や、今までの論拠として証明してきた内容に矛盾しない最後のストーリーは、奇蹟を証明するという趣を題材にした推理小説として非常に楽しめる作品だと思います。 | ||||
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タイトルからミステリーとしてロジックに重点を置いた作品と窺い知れる一冊。その判断にほぼ間違いはありません。 「この世に奇蹟が存在する」という妄執に憑りつかれた探偵・上苙丞が、元検事や中国マフィアの女、小学生ら論客と推理合戦を繰り広げる展開。閉ざされた山村での宗教団体でおきる首切り事件も謎としては申し分ないところ。 但し、その論理の筋道を追うことが大変で、時折出てくる様々な蘊蓄も読み進めていく上では骨が折れます。 衝撃の事件の真相というよりも、ラストは救いのある物語という終わり方でした。 | ||||
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理論的な考え方をする人には楽しめると思いますが、何々なら何の連発なので訳がわかずに読むのは辛いかも。 | ||||
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正統派のロジックものとして楽しく読めました。 地味になりがちなロジックものですが、華やかな登場人物や世界観が彩りを付けています。 いくらなんでも無理だろ…という推論でも可能性がある時点で負けという前提の議論。 可能性の否定という圧倒的に不利な条件で探偵はどう立ち向かうのかというテーマに惹き付けられました。 普通の推理小説では使えない大胆な奇想。3つの推理合戦が終わってからの切れ味鋭い展開。見どころ充分です。 | ||||
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真相が解けきらない物語。 1つの事件に対して探偵の他に3(4)人現れて1人1人が真相を推理します。 その3(4)人の表れ方も唐突で少年漫画に出てくる 主人公の昔からのライバル。が複数出てくる様な感じです。 (唐突すぎて前作があったのかと調べました。)なんと言っても文章が読みにくいです。1人目から「」以外程々に読み飛ばして進めました。人物が出てくる度にいつになったら真相が分かるんだろう…とだんだんめんどくさくなります。読み進めないと真相が分からないのは当たり前なのですが、すべての推理人が「可能性はあるよね?」「矛盾はあるけどあくまで可能性だから!」の様な事を口々に言うし、無茶苦茶な推理なので読んでて苦しい。当たっていない前提で推理読み進めるのがきつい。ラストも「可能性の話」「そうかもしれないなぁ」位で終わるので、スッキリしません。買うんじゃなかった。 | ||||
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ちょっと難しいかも。 | ||||
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