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疑惑
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疑惑の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.34pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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ぼんやりと記憶に残っていたのが、いかにも怪しい女が黙秘を貫いていると、女性弁護士が法廷で毅然とした態度を示すという展開だったのですが、これはTVドラマか何かで観たようで、原作の本書では弁護士は男性です。しかも飛び込み自殺の方法に関する謎解きが一致しているだけで、物語はほとんど違っています。正直な所、今回の原作の終盤はただすっきりしない、モヤモヤの残る終わり方をしており、もうちょっとスカッと終わってくれてもよかったんじゃないかと思います。 連載小説だったので、無駄な情報が入っていたり、エピソードが細切れになっている箇所もどうしても散見されます。こういう所も映像化された方のバージョンの方がまとまりが良かったと思います。書いていて思い出しましたが桃井かおりさんが出ているバージョンだったはずですから映画ですかね。でも原作も今では珍しくない社会的な情報、法律に関する知識をうまくパズラー的な推理小説のなかに落とし込み、読ませる仕上がりになっていると思います。 細かいことですが妙に関心をさせられたのが、あの車内に残っていた2つの遺留品、あれらを運転席の某所の下に挟みこんだらどうなるのかというセリフの説明が、文章だけなのに本当に分かりやすい言葉遣いと進行で、ああこういうところが流石名手だなと感じさせられました。実際に法廷なり警察署なりで対面で説明する時には、こんなに文章のみで理解しやすいように喋る必要はないはずですが、そこのところを必要以上に説明口調にすることなく、口語的なセリフの面白味をちゃんと残した上で、分かりやすいセリフにしています。このセリフのおかげで状況が目に浮かびやすくなり、なぜそれら2つの遺留品だったのかも、自然にしっくり来ました。 この本には表題作以外の作品が入っているのですがどちらかと言えばそっちの方がお薦めのように感じました。表題作は長さ的にも中編ですし、小品な感じは否めませんが、光る所も随所にある作品だったと思います。 | ||||
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内容的に 今一つ面白くなかった。 | ||||
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松本清張先生の中では傑作とは言い難い。 主人公は魅力的ではある。悪女の範疇と されるが、そないでもないような…。 女は総体的に恐いからさ〜。知らんけど。 | ||||
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