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死刑にいたる病(チェインドッグ)
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死刑にいたる病(チェインドッグ)の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.67pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全95件 21~40 2/5ページ
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中身はこれから読みますのでわかりません。 普段文庫専用の布製のカバーを使ってるのですが通常の文庫よりも縦が8mmほど長くカバーに収まりませんでした! | ||||
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"サイコパスのシリアルキラー"というテーマは日本の小説には少なく、興味を持ったが…。 著者が、語彙が豊富なのはわかるが、必要のない修辞や情景描写が多く、また、面会・証言してくれる人たちが、みなさん饒舌かつステロタイプな価値観を持っているという、ストーリーの進行上都合のいい人物ばかり登場する。(順番も) まるで、高校の演劇部の台本か、日本語学校のテキストような(これをテキストにするのは勇気がいるが)…。 いずれにしても、筆力をセリフでカバーしている、という印象だ。 | ||||
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面白くてイッキ読みすると思っていましたが 全然そんな事にならず1週間かけて 読み終わりました。もう一度読もうとは 絶対にならない小説でした。残念。 | ||||
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途上人物、誰にも感情移入ができない また、見せ場も無く基本的に誰かに話しを聞きに行くだけ 内容もただ単に胸糞悪いだけで爽快感もなし 好きな人には良いんだろうけれど私には全然合わなかった作品 | ||||
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すごく好みの作品でした。 タイトルで食わず嫌いしてました。 どうしても、殺戮に至る病のダブり、エログロ系か…?と敬遠してしまってました。 思いの外グロテスクな描写は少なく、テンポが良く読みやすかったです。 主人公の様子がおかしくなっていく様子、ラストまでちょうど良い重さとハラハラ感です。 | ||||
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僻み根性丸出しの三流大学生が急に弁護士ばりの聞き取り調査を始めたり、初対面のその大学生にプライベートな事を赤裸々にペラペラと話す犯人の関係者だったりと、なんだか無理な展開に興醒めして読むの諦めた。 | ||||
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前半は非常にドキドキしました。けれど母親の気持ちを筆頭に他の登場人物もそんなことするか!考えるか!言うか!のオンパレード。気持ちの辻褄が合わないので読み終えてモヤっとします^^; | ||||
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さくさく読めてよかった。 時としてサイコパスに対して魅力を感じることがあると思うが、まさにそんな一般人の気持ちを代弁してくれる作品である。ゆえに、「残虐な殺人や連続殺人についてネットで調べるのが好きな人の妄想」感が出てしまっている側面もある。 | ||||
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【読書のきっかけ】 著者の名前は知らなかったが、映画化されてそれなりにヒットしていたようだし、小説としての売れ行きも好調。 そんなところから、興味を引かれて、読書してみました。 【率直な感想】 理想とかけ離れた大学で、充実感のない学生生活を送る、主人公の筧井雅也。 彼の元に、1通の封書が届く。 その差し出し人は、24人の少年少女を惨殺し、死刑判決の下った、稀代の連続殺人鬼、榛村大和が刑務所から発出したものであった。 面会した雅也に、榛村は訴える。 自分が犯したとされる殺人のうち、最後の一人は私が犯したものでない。冤罪だ。調べてほしい、と。 <ミステリとして> ミステリとして読んだ場合、提示される謎としては、 ・本当に最後の一件は、冤罪なのか?冤罪ならば、誰が犯人か? ・弁護士がしっかりついているのに、何故、一介の大学生である雅也に調査を依頼したのか? というところなのですが、明かされる真相には、あまり驚きはなかったと思います。 <ホラーとして> 読後、著者の略歴を調べてみると、日本ホラー小説大賞読者賞がデビューのきっかけでした。 そこで、ホラーとして読んだ場合ですが、確かに、こんな殺人鬼がいたら、怖いなという感じはあるものの、何かひとつ物足りないものがあります。 <「死に至る病」と比較して> 本作品の題名が、キェルケゴールの「死に至る病」から来ていることは間違いないでしょう。 「死に至る病」とは、絶望のこと、とキェルケゴールは論じています。 榛村は、過酷な家庭環境で育ったことが、描かれているので、絶望を感じていたと思われます。 彼は、「死に至る病」に罹っていた。 本来なら、この病から立ち直り、真っ当な人生を歩むこともできたはず。 ところが、彼は、「死刑に至る病」に罹ってしまった。 こう捉えると、本作品は、もちろん彼が行ったことは許されることではないけれど、人生を誤った方向に舵を切ってしまった、悲劇的な人物と言えるかもしれません。 【全体評価】 「ミステリ」や「ホラー」として読むと満足度は低かったと思います。 しかし、最後の「死に至る病」との比較で考察してみると、「死刑に至る病」という題名がずしりと重みを持って、胸に迫る作品であったと感じています。 | ||||
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残忍な描写は緊張感があり読み応えがあった。 主人公の想いや行動もまた未熟さをうまく表しており、迫力あるストーリーです。 | ||||
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おもしろかった。残虐と思われる犯罪にも、犯罪者本人のバックボーンを知ると見方考え方も変わってくる。犯罪者に同情する訳ではないが、人間は弱くて脆くて繊細なんだ…と思わせる作品。最後が怖くてゾクゾクが止まらない。 | ||||
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主人公の性格や生い立ち、家族設定など、序盤なかなか面白かった。 父親が息子の性質を見抜いて、自分と同じような人格に成長させていく物語かと思ったが、 最後は、自分の獲物ならだれでもよかった。といったような流れで、「殺人にいたる病」へのフォーカスがぼやけたように感じた。 まあ、シリアルキラーが自らの欲求を満たすだけでなく、他人にも影響を与えていく。といった展開にしすぎると羊たちの沈黙のパクリになっちゃうから、避けたかな? | ||||
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人の心を操るのが得意な犯人。それに翻弄される周りの人々。 ここまで、人を操作できるなんて…と、人間の恐ろしさを感じました。 | ||||
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著者の作品は初めてでしたが、とても読みやすくサラッと読了しました。 未決囚のシリアルキラー、榛村大和が拘置所の中から外部の人間をコントロールしていく話です。 数あるサイコパス作品の中でも、榛村は狡猾さ、異常性は申し分ないキャラクターだと思いました。しかし、グロいグロいと言われている犯行の描写が、かなりぬるいと感じました。一件の殺人の描写をコピペのように何度か引用しているのも、なんだかなぁ・・・といった感想です。 榛村の生い立ちを淡々と説明するより、もっと掘り下げてくれれば、より魅力的なキャラになると思いました。 主人公の大学生は終始好きになれませんでした。 | ||||
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歳だけはとっていても、世の中には知らないことばかり。 神様のいたずらなのか、生まれ持ってなのか?後天性が強いのか?こんなの様な人も居るのかと思うと | ||||
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主人公の性格は、卑屈でネガティブ、就職面接もまともにできない、コミニュケーション能力が低いという設定なのに、序盤からよくもまああんなに、がつがつ知らない人と面会して、事情聴取できるなと思いました。インタビューされた側の人たちも、次から次へと、知らない人によくもまああんなに、聞かれたこと以上のことを細かく説明できるなぁと関心します。主人公はただの学生さんなのに口調なども、なんかことば選びとかが専門的というか場馴れした刑事さんみたいでなんか興醒めしてしまいます。 内容もそこまでグロくない程度の残酷な自見を題材にしてて中途半端なオチでした。 | ||||
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映画で阿部サダヲが主演の作品と知り、興味がわいて読んでみたが、まず、犯罪の描写が詳細すぎて読んでいて気分が良くなかった。そうした描写を生々しくこと細かに伝えることがリアルということ、なのかなと読み進めた。 途中、やや違和感があったのは、雅也の母と雅也の電話での会話。大学生という20歳やそこらの息子に、しかもその息子はいろいろと失意の中でこじらせ中なのに殺人犯と親密に交流をしている、という事情の中、ああまであけすけに自らの「半生」を語ってしまうものだろうかと。母親の物語がもっと詳しく述べられていればそれを読んでみたかったなと思った。あと、違和感といえば、雅也の父親がそもそもなぜそんな有名な(?)連続殺人犯からの手紙をなにも言わずに息子に転送してしまったのかな、と。そこは謎でした。 結局雅也は榛村にいいように振り回されて、ここまで言うのもアレだけど、いい面の皮というか、そういうことですが、それをきっかけにいろいろ吹っ切れて前向きになれたんなら良かったね、と思いたい。思いたかったが不穏なエピローグがついてあった(笑)。 ともあれ、雅也は終盤「覚醒」したけども、榛村に関わった人はみんな榛村の物語に振り回されてしまう、本人はそうとは気がつかないままに、という怖さは伝わった。 | ||||
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全てはサイコパスの愉快のため。サイコパスの関わるもの、関わっていないと思っているもの、何もかも信用してはいけない。 | ||||
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サイコパスはこんな事も考え得るのかとフィクションながら感嘆しました。 著者の知的感、調べた感がリアルに伝わってきました。 恐ろしい小説(現実ではあってはならない的)に 怖気を覚えました。 グロテスクな部分を除き(苦手なので)うまく結までで終わり、その後を匂わす。 頭がいいですね。 | ||||
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レビューでたくさんの方が書いていますが、わたしも「殺戮にいたる病」を意識してるのかなと思って購入しました。あと、阿部サダヲさんも気になったし。 これは「殺戮にいたる病」とは全く別物です。 以下ネタバレ含みます ミステリでもサスペンスでもなくて、モラトリアム大学生の自分探しの旅だと思うとちょうどいい気がします。 大学を休んで色んな人に会って、自分とは何かを考えていくので、謎解きとかカタルシスとか起伏とか「ない」です。 「そういうもの」だと思って読むと十分面白いと思います。ていうか「ミステリだと思ったら自分探しだった」という設計なのかもしれません。 もともとは別のタイトルだったと後書きに記載がありました。 「死刑にいたる病」に変えよう、と思いついた人はセンスがあると思いますが、残念なのは、このタイトルに惹かれて買ったわたしは「殺戮に‥」とどうしても比較してしまいます。 アレと比べるとどうしてもこれは全体的に軽い。 結局わたしはタイトルに惹かれて買って売上に貢献しましたが、読んだものの「殺戮に‥」には及ばないというかそもそもジャンルが違うので比較対象ではないという感想です。これ自信がつまらないわけではないので評価は4にしました。 小説のタイトルって難しいですね。 | ||||
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