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勁草
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勁草の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.81pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全36件 21~36 2/2ページ
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カンボジア旅行中に、夜ホテルで読もうと持ってきたが、既に読み終わってしまった。残りの夜はどうやってカンボジアの夜を過ごそうか!スピード感溢れる小説とは、これなんだと感じました。 | ||||
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久しぶりの黒川作品、相変わらず面白い、今回は、振り込め詐欺の犯罪グループが、悪の主役で、大阪府警の刑事2人が、追いかける。相変わらず、面白い、著者の出版のペースが、少し落ちてきたかな?どんどん描いてほしい、作家だ。 | ||||
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黒川作品はほとんど、拝読しております。絶妙な作風とエンターテイメントで一気読み致しました。毎回、楽しみに待っております。 | ||||
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詐欺グループの実態がよくわかる面白い作品です。高齢者の方は詐欺にあわないように是非読んで見て下さい。 | ||||
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黒川氏が雑誌の対談で 「オレオレ詐欺の被害者は圧倒的に女性が多い」 「母親は息子に弱い」 と語っていたので興味が湧いて購入した。 残念ながら作品中では、その母親のサガにはあまり触れていなかったが、 本の値段分は十分楽しめた。 なぜか最後は主人公の橋岡(オレ詐欺師)に感情移入してしまい、 何とか逃げぬいて沖縄でのんびり暮らして欲しいっ、と願ってしまった。 彼の生い立ちや人となりを、もう少し詳しく描いて欲しかったなぁ。 彼は中盤に他人名義の銀行口座から大金を引き出すのに非常に苦労するが、 それが銀行のオレ詐欺対策のせいだという皮肉。 黒川作品をもっと読みたくなった。 | ||||
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流行りのオレオレ詐欺を題材にした、犯罪サスペンス 犯人グループと、刑事のいきつまる攻防。 一気読みしてしましました。 | ||||
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説明通りで、配達もちゃんと予定通りに来ました。 良かったですよ。 | ||||
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自信を持ってお勧めします。 作者は渾身の作家活動を関西で過ごしています。 今後も黒川さん注目します。 | ||||
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疫病神コンビシリーズほどの切れの良さはないけど それでもやっぱり面白かったよ おれおれ詐欺を 騙す側の歯車たちから詳細に描いてます 貧困ビジネスとともに 今の日本の底辺というか モラルハザードというか 勁草 ケイソウ とは 風などに負けない強い草。 また,節操・思想の堅固な人のたとえ。 とのことです まったく救いの無い話でしたが その分リアルではありました | ||||
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オレオレ詐欺もまだまだ続きそうな勢いですね。スピード感があり、あっという間に読み終わった感じです | ||||
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オレオレ詐欺でお年寄りからなけなしの金を奪う人間のクズどもの話。さらに無計画に犯罪に手を染めていくのだが、それが信じられないくらい自分勝手な都合なので、フィクションだとわかっているのに、読んでいると胸くそ悪くなった。それくらい夢中になって読むほど、おもしろかった。 | ||||
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疫病神シリーズや堀内・伊達シリーズといった独特のユーモアを取り入れたハードボイルドと同様、世の中の裏側を関西ローカル路線で展開していくユニークな作品です。 本書は、実に巧妙な”オレオレ詐欺”というトレンディな事件を取り上げ、社会問題として、その手口を広く世に知らしめる一石を投じた作品に仕上がっています。 事件を起こしている側と、事件を追っていく側の両軸から描き、そこでいろんな相関関係が判明し、やがて真相が解明されていきます。 金銭にまつわる欲望がぐるぐると渦を巻いている展開が続きます。 ハードボイルの描写の仕方は、疫病神シリーズや堀内・伊達シリーズより格段にエスカレーションしています。 ただ、ユーモアたっぷりで、残虐さを比較的オブラートに包みこんでいます。 つねにがさがさと動いている状態、機動力とその臨場感を持ち味にし、軽快なテンポでシーンが移り変わっていき、ついページをめくるスピードが速くなってしまいます。 単なるハードボイルドな描写だけではなく、事件を起こしている側の心理と、事件を追っていく側の心理が、コテコテの現場思考で絡まり合っていく、おもしろさがあります。 | ||||
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携帯電話で騙した相手から現金を受け取る手口、 金をもっていそうな上客ををリサーチするための訪問とトーク。 犯罪者の目を通して、書き進められていく。 主人公は、ご多分にもれず知恵のまわる「悪い奴ら」だ。 まっとうな職をもたずに、市井の人たちから金を巻き上げる悪い奴らは 何重にも重なったピラミッドの階層のどこかに所属している。 下々にいる悪たちは、巻き上げた金を上位にいる悪たちに巻き上げられ またその金を上の悪たちが巻き上げる。 ゲームに勝ち続けて這い上がらなければ、 どん底に落ちる。救われることはない。 黒川氏の小説を読んでいつも頭に浮かぶのは 「金が敵(かたき)の世の中」、「地獄の沙汰も金次第」という言葉だ。 悪い奴らの行く末は、 金次第なら、多少の痛い目だけで済んでラッキー。 金が敵で終われば、わずかな夢を見るだけの超アンラッキー。 さらに思い浮かべる言葉は「天網恢恢、疎にして漏らさず」である。 | ||||
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『勁草 』と言うのは、風雪にも負けない強くてしなやかな草の謂いだそうで、それから転じて、しぶとく生きている犯罪者を『勁草 』としているらしいのだが、それなら、犯罪者のしぶとさを、打たれても負けない庶民のしたたかさと同列に扱っている事になるのではないか? 法の目をかいくぐり犯罪をおかすモノと、額に汗して生きている庶民を同列にあつかう繊維さにかけるネーミングにやや、疑問を抱いてしまった俺だ。 そのてんをのぞけば、後はいつもの黒川節が、炸裂しており、一気に最後まで読ませてくれた。 ただ、よくを言えば、人物の内面にもう少しせまっても良かったのではないか? 俺詐欺のシュミレーションを描いているゲーム感覚のような感じがしないでもなかった。 追う刑事と追われる詐欺師。 この二面を、もう少し内面から描いていたら、案外、タイトルの「勁草 」も、納得できるものになっていたかもしれないのだが、、、 タイトルが不満ゆえ、今回は、星、マイナス1とさせていただく。 | ||||
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流石です。殺しの場面、ヤクザ、乱闘シーンはマジでリアルで、自分はこんな風になりたくないと思わせます。 あの二人はすぐこんな感じって浮かびましたが、刑事さんはその分他のエピソード入れてましたね。 初めて出会ったのはサンデー毎日でした。これはアサヒ芸能だったのですね、知ってたらアサヒ買ってましたよ | ||||
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黒川博行氏の描くオレオレ詐欺という事で楽しみにしてました。 こういう犯罪の手口を詳しく描いてリアリティを出すいつもながらの手法。 そこに生活保護費搾取など、弱者を食い物にする貧困ビジネスも交えて、 救われない社会を描いてます。 そこで駆けずり回る悪党の醜さ、哀れさを書くことで、 弱者を食い物にする悪党も、食いものにされる弱者という救われなさが見えてきます。 ただ、残念だったのはあっけない終末。 もっと長くすることで、本当に食い物にしている連中をもう少し書いてほしかったなあというのが正直な感想。 でも、十分面白かったです。 | ||||
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