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波の塔



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波の塔の評価: 4.18/5点 レビュー 33件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.18pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全3件 1~3 1/1ページ
No.3:
(3pt)

なんだかなぁ…

何の予備知識も無く、久々に大御所の作品を読んだのだが、ミステリーでは無く、単なる不倫恋愛小説であった。『長編ミステリー傑作選』とサブタイトルが付いているのにミステリーの要素は無い。昔で言うところのよろめき小説。なんだかなぁ。
波の塔 (下) (文春文庫)Amazon書評・レビュー:波の塔 (下) (文春文庫)より
416710606X
No.2:
(3pt)

今のところはまあまあ

古き佳き時代の香り漂う大御所の作品。謎の既婚者・結城頼子と逢瀬を重ねる新人検事の小野木喬夫。小野木と偶然出会う田沢輪香子。果たして… 今のところ不倫と新たな出会いという感じで、ミステリーの要素は無し。大御所には悪いが、今のところは、まあまあ。
波の塔〈上〉 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:波の塔〈上〉 (文春文庫)より
416769722X
No.1:
(3pt)

最後まで飽きずに読ませるところはさすがですが

この本のせいで樹海で自殺を図る者が増えて地元が迷惑したなんて逸話もありますが。

 最後まで飽きずに読ませるところはさすがだと思いますが、他の方も書かれているように、それほど内容が優れているとは思えません。

 まず、主人公が高級官僚の娘なのか、若手検事なのか、謎に包まれた美貌の人妻なのか、はっきりしないまま話が進んでいきます。そして、いくらなんでも偶然過ぎるだろうという偶然の出会いが重なっていきます。この「偶然の出会い」が松本清張の作品の重要な要素なのは分かりますが、この作品はさすがに無理があります。

 今では国を食いつぶす白蟻のように言われる高級官僚ですが、まさにそのイメージで書かれていますね。この小説が書かれた1970年代当時は、本当にそういう状態だったのか、それとも作者の想像の部分が多いのか分かりませんが。


波の塔〈上〉 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:波の塔〈上〉 (文春文庫)より
416769722X

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