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ウツボカズラの甘い息



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【この小説が収録されている参考書籍】
ウツボカズラの甘い息
ウツボカズラの甘い息 (幻冬舎文庫)

ウツボカズラの甘い息の評価: 3.70/5点 レビュー 67件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.70pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全67件 61~67 4/4ページ
No.7:
(5pt)

文庫化は別タイトルと別デザインで

佐方貞人シリーズが人間ドラマに力点が置かれているとすれば、こちらはトリックとサスペンス満載の王道ミステリー。 解離性障害や詐欺商法のガジェットも効いているし、コンゲームの要素も満載。 登場人物が鬼籍に入っている事実が次々に明らかにされる展開も面白い。 これだけ魅力にあふれた作品にもかかわらず、この妖しくおどろおどろしいタイトルと装丁は明らかな失敗。 文庫化に際してはぜひ改題し新デザインで!
ウツボカズラの甘い息Amazon書評・レビュー:ウツボカズラの甘い息より
434402771X
No.6:
(3pt)

序盤は引き込まれますが。。

作者の作品は全部読んでいます。 序盤のあたりはぐいぐいと引き込まれるように読み進められ ていきました。 文絵に関する衝撃の事実が徐々に明らかになるのには 度肝を抜かれましたが、秦という人物のあり方に物足りなさを 感じました。 作者の佐方貞人シリーズがとっても好きなため、本作品での 秦にも佐方のような深みのある人物であって欲しかったという 印象が拭えませんでした。 決して悪い作品ではないのですが、佐方シリーズを超える 作品、なかなか生まれないなあ。 。 というのが本音なところです。
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No.5:
(5pt)

一気に読める

ネタバレになるかもしれませんが、中心人物の主婦の文絵が精神障害を患っていたりするあたりが、この話はどう転んでいくのだろうか?と思わせてくれます。 基本的に、どうなるんだろう?と思うので、一気に読めます。 女警察官あたりが、もっと深みを持たせてくれたら、もっと面白かったと思いますし、犯人の女のくだりをもっとドロドロ描けば、さらに面白くなったろうな、とは思います。 最後の終わり方はご都合主義のような気がしなくもないですが、基本的に面白いです。
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No.4:
(5pt)

殺人事件です。

新聞の作家紹介コラムで山形出身に親近感が湧きDownloadしました。 本を読み進むうちに、ウツボカズラのタイトルに納得しました。 女流作家が表現する女性像にはリアル感があります。 Kindle版で新作が出ていましたので、もう一冊Downloadして読んでみたいと思います。
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No.3:
(3pt)

甘いマルチ商法小説

人を犠牲にして自分の裕福な幸せを築く

マルチ商法の胡散臭いけどハマっていく儲かる実態を 鎌倉七里ヶ浜を中心に展開します

他人を踏み台にして狡猾なことばで夢を与える営業トークとしなやかな雰囲気でモデルのような身体を武器に営業トークを繰り広げる場面はスリリングです。

夢を見せられてどんどん深みにハマっていく主人公の心理描写は上手い

主人公の壊れていく場面には引き込まれてしまう

マルチ商法の仕掛人の自分たちが裕福になっていく手口(やり方)は知っておきたい。

2020年にむかい増えるでしょう

・センスなおしゃれな服
・痩せたモデル的身体
・高品質な車
・高品質なマンション
・高価な化粧品
・高価な健康サプリメント
・宗教
が登場するだけで複合したチャンスのお話です

ポイントはお金が掛からないってところだろう

現代日本において
希望が見えない閉塞感が蔓延している限り消えないマルチ商法

現代日本は 詐欺小説の中にいるようです

書く側も
日本の未来の希望をイメージできないかもしれない

読後は
どっと疲労感が出ます

しかし知っておきたい手口をハラハラしながら小説で確認できるでしょう
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No.2:
(2pt)

後半の展開に無理がある

461ページもの長編であり、前半は結構ていねいにゆっくり展開される。後半に思いがけないどんでん返しがあり、これは良いが、そこからは物語を終わらせる感が強くかなり展開に無理がある。
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No.1:
(3pt)

後半の急展開には無理があるものの謎解き要素は楽しめます

初読みの作家さんです。

解離性同一性障害を患う高村文絵(たかむら ふみえ)は夫、二人の娘と4人で暮らす平凡な主婦
病名が幻覚妄想型の精神障害と言う事で、その事が物語を更に謎に包んで行きます。

461ページもある長編ですがプロローグからぐっと引き込まれて行きました。

マルチ商法に巻き込まれて行く文絵の物語と同時進行で進んで行く殺人事件が
どこでどう繋がるのか予想が付かないまま読み進めて行くと
思いがけない文絵の家族の過去が判明したり
又ジェットコースターの様に展開して行く犯人像にまんまと作者に転がされながら終盤まで辿り着きました。

殺人と巨額詐欺、この交錯していた2つの事件がラストでは全てのパズルのピースが
収まるべき所に収まりましたが、終盤はやや急展開過ぎた感が残りました。

人間の心の危うさ、脆さが描かれた読み応えのある作品でした。
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