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ウツボカズラの甘い息
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ウツボカズラの甘い息の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.70pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全17件 1~17 1/1ページ
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| プレゼント用で不明 | ||||
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| ”白昼夢”っぽいな?とか思いながら、そこそこ楽しく読んでました。 終盤、残りページ少ないけど風呂敷畳めるの?と思ったら・・・ まさかその手法で話まとめちゃうとはw。 | ||||
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| 二つの視点でドラマが進行し、なかなか交差しない前半は悠々とした感じで読ませるが、後半の仕上げが雑。福井から岐阜へ引っ越した人間が二人になってオッと思わされるが、結局偶然の一致とも何とも説明がないまま。こんなんは編集者がチェックしなきゃいかんだろう。やっぱ幻冬舎クオリティだなあ。 | ||||
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| 初めて柚月さんの作品を読みました。冒頭から興味を持たせる設定で、過去と現在が同時に進行して、読み手はそこから矛盾や綻びに気付けて、謎解きがすぐに始まる様な流れにすぐに引き込まれました。2日で読み終わりました。が、高村薫を意識?オマージュした人物名や団体名が出てくる割に、高村作品の様な1人1人の人生を掘り下げた深い人物描写はなく、刑事の妻の設定や文絵の病状などに必要性はありません。 実際には物語をなんとなく刺激的にする為に付け加えられのかもしれないと思いました。 古めの作品ですし、後の作品ではもっと緻密で深い物語を書かれているのかもと他の作品に期待しています。 | ||||
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| 期待して読んだが、もうひとつだった。2時間ドラマの脚本のようなストーリー。 そして長過ぎる。前半は物語の伏線が仕掛けられているのかと思い慎重に読んだが、後半から一気に話が進みだし、犯人が急に登場して来て、前半の話が無駄に終わっている。 これはミステリーとは、呼べない。 明らかにルール違反。 次作に期待したい。 | ||||
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| 文章が読みやすく最後まで一気に読めます。 しかし、面白いと感じるのは途中までです。 都合がよすぎるなと感じる部分が所々あり、すんなりと内容を呑み込むことができませんでした。 読み終わってもスッキリすることはなく、もやっと感が残りました。 | ||||
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| 途中までは面白かったです。コンプレックスを持ってるからこそはまっていく様子はハラハラしました。結局コンプレックスだけではないかなりシビアな過去があったことがわかったあたりから、何となく入り込めなくなり、最後の1人語りは 無理やりそこに落としこんだ感がありました。 あまりにかけ離れた過去より、等身大の主婦同士の話だったらもっと引き込まれたでしょう。、 | ||||
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| 本書の初版発行は2015年で、文庫本の発行が2018年となっています。つまり少し前の作品なのですが、最近また話題になっているようなので、読んでみました。 この種の犯罪小説(orミステリー)の書評ではネタバレは反則なのですが、この小説の場合、ある程度踏み込まないと感想が書けないので、一部のネタバレはご勘弁いただき、それが嫌な方はまたの機会に以下はお読みになって下さい。 とにかく一気に読ませてしまう作者の筆力には感心しつつも、こういった謎解きを主題とした犯罪小説には暗黙のうちの約束事があって、そのうちの2つにこの作品は違反してしまっているのではないかと気になりました。その第一は主人公・準主人公が現実認識に障害を来すような類の精神疾患を患っていることです。都合よく利用すると幻想・幻覚の名の下に何でもありになってしまうからです。もう一つは(ここが暴力などを主題とした犯罪小説とミステリーの違いでもあるのですが)真犯人が一連の物語の外側から突然登場するのは反則だというルールです。この小説では真犯人の真野知世について大変よく書き込んではいますが、それは後付けであって、それまでの小説の流れからみると外側から突然登場したということには変わりありませんよね。 幾つかの自殺者をともなう詐欺事件が起こる。調べていくと主犯と考えられる人物が特定されるのですが、もう少し調べて見ると何とみんな事件当時には死亡している。では一体誰が、どうやって?と物語は進行していきます。これで本当に意外な犯人を提示することができたら、この小説は神がかった名作になっていたと思います。しかし小説家として難しいのはそうした小説にするためには、伏線、伏々線を張り巡らす必要があり、今度は大変読みにくい小説になってしまいます。そこが悩みという訳です。そう考えると、ジャンルは違いますが、何故チャンドラーの『The long good-bye』が名作なのかがわかると思います。(比べる相手が悪いなんて言いっこなしですよ。同じ小説なんですから。) ともあれ、すこし長い小説ですがどんどん読み進めます。変なドラマを見るより小説を読む方が好きという方にはお勧めの一冊です。 | ||||
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| 読み物としては面白く、まるでTVの「サスペンス劇場」を見ているかの様な感じで(笑)それなりに楽しめ、また犯人にたどり着く迄のプロセスもなかなか興味深く「先が読めない」面白さもあった。 勿論、感動とか、心に残るとかちょっと欲張りたい気持ちもあったが、この手の作品にその様なものを期待する方がおかしく、純粋に楽しめば良いジャンルだとあらためて感じている。 しかし、この作家は本当に巧い。ストーリーに薄っぺらなところが無くまた、登場人物のキャラクターもしっかり描かれており違和感なく受け入れる事ができ読み易さは文句無しだろう・・この作家の作品は時間・場所を選ばず読めそうだ・・。 | ||||
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| 途中まではまあまあおもしろかったのだが、読み進むにつれてご都合主義な部分が出てきた。 以下、ネタバレを含みます。 文絵を陥れて自分は逃げられると思うには甘い。 田崎殺害に関しては、文絵と田崎の男女関係のもつれだとするには証拠がない。 事務的なメールしかしてないし、仕事以外で頻繁に会っていた証拠もない。 田崎に文絵と肉体関係を持たせるぐらいの事をさせないと、陥れられないよ、と思う。 株式上場の詐欺については尚更、被害額と文絵の貰っていた報酬とはえらい違いで、田崎が持って死んだ訳でもないのだから、他の者がいて、そいつが持って逃げてると考えるのが自然。 だいたい、文絵が仕事について旦那さんに話さないという確証がない。 結果的に話さなかったというだけの話で、最初からそれを当てにしているのはおかしい。 独身の女性を騙すのと同じようにはいかない。 あと、文絵が子供が生きているという妄想を持っている事は別にいらなかったのではないだろうか。 解離性障害があり、情緒不安定な女性だというだけで十分なような。 物語をショッキングなものにする為に入れたのかな?と思う。 最後のほうが犯人の回顧ばかりで、結局刑事の内面について掘り下げないなら、刑事の奥さんが植物状態なのも別にいらないような。 どこに力点を置いているのかよく分からなかった。 文絵なのか、真犯人なのか、刑事なのか。 | ||||
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| 中盤までは面白かったが、最後が急ぎ足で過ぎて雑な感じがした。 | ||||
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| 【ネタバレあり!?】 (1件の連絡あり)[?] ネタバレを表示する | ||||
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| 当作家はときどき読ませて貰っているが、私の思いの内容とちょっと違う感じだった。でも内容はいいです。 | ||||
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| 主婦の日常から胡散臭い旧友との出会い、警察サイドでは人間味のある刑事コンビの捜査と、緊張感のある展開で一気に読みました。確かに最後は説明色が強いものの、読みごたえのある作品です。 ただ、正体のわからない犯人の追跡や犯人の手口に、どうしても宮部みゆきの名作「火車」が重なりました。比べてしまうと犯人の心理、哀しさの描かれ方が、本作はどこか足りない気がしてしまいます。単独で読んだら十分満足したと思うのですが…。 | ||||
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| 作者の作品は全部読んでいます。 序盤のあたりはぐいぐいと引き込まれるように読み進められ ていきました。 文絵に関する衝撃の事実が徐々に明らかになるのには 度肝を抜かれましたが、秦という人物のあり方に物足りなさを 感じました。 作者の佐方貞人シリーズがとっても好きなため、本作品での 秦にも佐方のような深みのある人物であって欲しかったという 印象が拭えませんでした。 決して悪い作品ではないのですが、佐方シリーズを超える 作品、なかなか生まれないなあ。 。 というのが本音なところです。 | ||||
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| 人を犠牲にして自分の裕福な幸せを築く マルチ商法の胡散臭いけどハマっていく儲かる実態を 鎌倉七里ヶ浜を中心に展開します 他人を踏み台にして狡猾なことばで夢を与える営業トークとしなやかな雰囲気でモデルのような身体を武器に営業トークを繰り広げる場面はスリリングです。 夢を見せられてどんどん深みにハマっていく主人公の心理描写は上手い 主人公の壊れていく場面には引き込まれてしまう マルチ商法の仕掛人の自分たちが裕福になっていく手口(やり方)は知っておきたい。 2020年にむかい増えるでしょう ・センスなおしゃれな服 ・痩せたモデル的身体 ・高品質な車 ・高品質なマンション ・高価な化粧品 ・高価な健康サプリメント ・宗教 が登場するだけで複合したチャンスのお話です ポイントはお金が掛からないってところだろう 現代日本において 希望が見えない閉塞感が蔓延している限り消えないマルチ商法 現代日本は 詐欺小説の中にいるようです 書く側も 日本の未来の希望をイメージできないかもしれない 読後は どっと疲労感が出ます しかし知っておきたい手口をハラハラしながら小説で確認できるでしょう | ||||
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| 初読みの作家さんです。 解離性同一性障害を患う高村文絵(たかむら ふみえ)は夫、二人の娘と4人で暮らす平凡な主婦 病名が幻覚妄想型の精神障害と言う事で、その事が物語を更に謎に包んで行きます。 461ページもある長編ですがプロローグからぐっと引き込まれて行きました。 マルチ商法に巻き込まれて行く文絵の物語と同時進行で進んで行く殺人事件が どこでどう繋がるのか予想が付かないまま読み進めて行くと 思いがけない文絵の家族の過去が判明したり 又ジェットコースターの様に展開して行く犯人像にまんまと作者に転がされながら終盤まで辿り着きました。 殺人と巨額詐欺、この交錯していた2つの事件がラストでは全てのパズルのピースが 収まるべき所に収まりましたが、終盤はやや急展開過ぎた感が残りました。 人間の心の危うさ、脆さが描かれた読み応えのある作品でした。 | ||||
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