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宇宙の戦士
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宇宙の戦士の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.20pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全70件 21~40 2/4ページ
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初めてこの本を読んだのは30年も前の学生のときでしたか。 書かれているイデオロギーは理解できませんでしたが 詳細でリアルな戦闘描写とスタジオぬえデザインのパワードスーツのかっこよさにしびれました。 最近まで模型が出ていたことも知らなかったのですがアマゾン殿より パワードスーツプラモデル再販通知メールがあり早速購入。 プラモデルとともに懐かしくなった小説もまず電子書籍(ブックライブリーダー)で購入しました。 ところが電子版には挿絵が無く大いにがっかり・・・ならばと文庫を再度購入した次第です。 表紙こそ変わりましたが懐かしい挿絵があり「これだよこれ!」と思いました。 50歳になった今読み返してもその戦闘描写にはわくわくさせられます。 ハインラインが提唱したかったイデオロギーもなんとなく理解できるようになりはしました。 ただ登場人物の口から語られる長々とした「講話」はちょっとうんざりかな。 叶わぬ願いですが成長し佐官級になった主人公の話も読みたいと切に思いました。 | ||||
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高校生の頃、SF好きの友人に勧められて読んだ。宇宙の戦士はパワードスーツが良いんだ。特にスタジオぬえがデザインしたパワードスーツが最高なんだ。だから日本で発売された宇宙の戦士が最高なんだと力説された。 | ||||
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何回か読み返した作品ですが、時代の経過のせいでしょうか、私以外のみなさんの評価も変わってきていますね。 かつての右翼、戦争礼讃、ファシスト(?)という凝り固まったような評価は最近はほぼ影を潜めた感があります。 最近はむしろ、危機に直面した組織における個人、その関係論、さらに組織論としてどうかという評が増えたように見受けられます。 私自身はこの作品はたいそう抒情的と思います。コンパクトにまとまった叙事詩です。ハインラインも西欧文明のなかの人間ですので 勇ましい物語で自分の思いのたけを丁度ギリシャローマの詩人たちのように語りたくなったんだと思います。 その語りたいこととは、やはり20世紀の人らしく、現代組織の中で意志と自由を貫く、それは組織の為に自己犠牲を課すことと矛盾しないと いうことなんでしょう。 | ||||
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「夏への扉」の爽快感と違い、戦争論が組み込まれている。 時代背景を考えさせられた。 | ||||
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今となっては古臭い話だと思うが、定番なのでkindleで読むにはちょうどいい。 ただしkindle版は挿絵がないのがまったくいただけない。 挿絵の無い宇宙の戦士なんか宇宙の戦死って感じにがっかりだ。 | ||||
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30年以上前に挿絵目当てで買いましたが、改めて購入。 当時は理解出来たとは言えず改めてkindle版で読んでみました。 しかし、挿絵が無くなってるんですね。何故省略なのでしょうか? という本との違いが商品説明に無いのでご注意。話は大変面白いのにガッカリです。 | ||||
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モビルスーツのアイディアを出したという歴史的価値しかない本。ハインラインは消える作家。 | ||||
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幾度読み返したのか分からない不朽の名作。 パワードスーツのカッコよさばかり取りざたされる感もありますが 小説としての骨太さ、面白さもまた別格だと思います。 一人の青年が深い思い入れもないまま軍隊に志願し、それまでの常識を全て破壊されるような 厳しい訓練を乗り越え、一人の戦士になっていく物語。 親鳥のように強く愛情深い上官に守られ、いつしか自身も部下を守り統率する立場になっていく― この物語は未来の星間戦争を舞台にしながら戦闘シーンはほとんどありません。 メインになるのはひたすら訓練と非戦闘時の生活です。その中で示されるのは理想の上司と部下の姿であり 読んでいて「こんな上司の元で働きたい」「自分の部下にとってこのような上司になりたい」と強く思ってしまいます。 巻末のさまざまな批評はこの作品がファシズムに傾倒した作者の駄作だという意見やそれに対する意見などが 書かれていますが、正直私にはファシズムが何か、この本の何がそれほど問題なのかはよく分かりません。 しかし、本当に信頼すべき仲間たちと本当のプロの仕事を行う事のカッコよさや、どんなに大変な時でも自分を含め 部下全ての行動や心理状態を把握し、適格にフォローしてくれる有能で魅力的な上官の有難さ、その上官と共に 苦楽を共にする悦びや失った時の悲しみなど、今現在生きている自分が望んでもなかなか手に入らない世界が この作品の中に広がっており、読むたびに胸が高鳴ります。 上官、上司とは何か?本当の仲間とは何か?組織のあるべき姿とは何か? その答えのひとつがここに描かれていると思います。 | ||||
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過去に映画化されたときはこけました。 日本でアニメ化されたこともあります。 しかし、やはり原作を読んでほしい。 ただの戦争賛美でも忌避でもなく、リアルな戦争と軍人の関係、 また、戦場から離れている民間人の温度差、 主人公ジョニーが学生から軍人への、そして戦場と軍隊生活などを経験する視点を通して ハードSFを基調として生々しく描かれています。 また、内面に限らず本作品は数々の映画や小説のオマージュ元となっている作品でもあり、 一度読んでみることで「このシーン、台詞はみたことがある」と感じることも多いかと思います。 SF読者層には定番の作品であるわけなんですが、 軍隊を主題に据えた作品はどうにも、右翼的だとか戦争賛美だとか つまらない政治的色眼鏡で評価されることが多いのが残念です。 | ||||
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大量の作品を残したハインラインですが、 右翼的なものから、リベラルなヒッピーまがいの考え、 究極のプラグマティズムまで これは最右翼な思想を持つハインラインの佳作 この話と、「愛に時間を」を楽しめたら ハインラインにはまれます。 | ||||
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有名古典なのに読んだことがなかったので、今回、kindle版が出たのを機に読んでみました。 ジョンスコルジーの「老人と宇宙」「遠すぎた星」が好きだったので、同じ傾向のこの本も楽しめました。 kindle版の唯一残念な点は、あとがきが無いこと。 それ以外はかさばらず、快適に読めました。 | ||||
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この金額で文庫本には入っている、『スタジオぬえ』の挿絵が入ってない!それだけが残念です。 | ||||
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なんかふと読みたくなる本ってありませんか? 私には「宇宙の戦士」がそうなのです。 仕事に疲れた時とか、逆にうまく行っている時とか、読みたくなって本屋で買い求めます。 もう何冊買い直したことでしょう。 本を開くと、ワクワクドキドキの大活劇です。 同時に、人間とは何かを考えさせられます。 私は、戦争や争いは好みませんが、戦う者達の純粋さ、社会道徳をいつでも考えさせてくれる1冊です。 「宇宙の戦士」は、私のkindleの「お気に入り」グループ、定番本棚に入れました。 海で、山で、都会で、田舎で、いつでもどこでも、この本を読めると思うと、心から幸せです。 Amazonさん、早川書房さん、どうもありがとうございました。 感謝します。 できれば加藤 直之画伯のイラストも欲しかったのですが、贅沢すぎる悩みなのかもしれませんね。 加藤さんイラスト入りだったら、そのkindle版もポチッと押すと思います。 | ||||
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この訳者だと違和感を感じて楽しさが減ってしまうことが多いのですが、この作品はそれを吹き飛ばす面白さです。 もう訳がどうとか完全に忘れてストーリーに夢中になれました。 古臭いといえば、古臭いです。 でも、この作品は古臭さとは関係ないところに面白さがあります。 出版当時に見たヒトはきっと僕の5倍は面白かったでしょうね。羨ましい。 | ||||
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後書きで少々イデオロギーを含んだ熱い論争が行われているあたり、日本の戦後のあり方を強く感じさせる。 ただ、本編を楽しむのにそんな議論は関係ない。 SFの形式を取りながらも、心身共に鍛えられた一人の歩兵が誕生する様子を描く。 訓練や戦闘の描写はまさに、戦争モノの王道だ。 全員が戦う兵士であるために従軍神父やコックまでもが基本は同じ歩兵である描写、士官の数を出来るだけ少ない組織であるために士官は5%とするのが理想だとする説明文など、なかなか楽しめる仕掛けが満載。 国を守るために戦うことや子供教育で体罰を不可としない思想を堂々と述べるあたりが物議を醸したのだろう。 SFや戦争描写が好きであれば、それはスパイスとして楽しめるだろう。 そもそも、その表現に注意を向けるにしても、特に問題とするような内容でもあるまいに。 | ||||
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ということを実感させてくれる作品です。 組織的な行動に個人の思想は不要でしかなく、割り当てられた任務をこなすことが全て。 生活でも会社という形で密接に感じる部分ではないでしょうか。 思想の概念を取っ払い、頭を真っ白にしてSFとして読んでも楽しめるあたりは さすがに名作だと思います。私は何回も読み返しました。 | ||||
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20数年前に読み、文庫本も処理してしまっていたのですが、先日、TVで「スターシップトゥルーパーズ」を見て、無性に読み返してみたくなり注文しました。学生時代から30代にかけてSFにどっぷり漬かっていた私にとっては、ハインラインやヴォークトやクラークは何度読んでも、読み飽きることのない小説です。「宇宙の戦士」のあとがきには、当時の大論争について書かれていましたが、たかが小説に血道をあげていた同年輩の人々の勢いを感じるとともに、SFを単なるエンターテインメントととらえていた自分を思い出して「結構、大人だったんだ!」と納得している自分を見つけることができました。私のように深く考えない人なら楽しめる作品です。 | ||||
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両親の反対を押し切って地球連邦軍宇宙陸軍に入隊した18歳の主人公が 軍隊のしごきと、異星人との攻防を通して 人間として、また兵士として成長していくさまが 描かれているSF作品。 普通のSF作品と違い 筆者の戦争に対する哲学が織り込まれており、 戦争に対して考えさせられる作品となっている。 また、巻末に「訳者後記」があり、 本作品に対する評価(肯定意見、否定意見)が紹介されている。 これは、ぜひ、読んでほしい。 | ||||
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普段あまり小説は読まないのですがそれが原因かそれとも古い作品だからでしょうか。 私的には難解な描写があり、かなり読むのが辛いのを感じました。しかしそれだけでこの作品を読まないのは勿体無いと思いますし、一般市民から軍人になっていく過程は読んでいて凄く興味深いなと感じました。 | ||||
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もう古典なんですねぇ、最初に読んだのは高校の時なんで、もうん十年になります。 ハヤカワのライトノベル化するような大きさの変更と再販、値段の上昇はあまり好きではないんですが、 加藤直之先生のこだわりのカバー絵(ブログで読んだんですけどね(^−^;)は 、かなり欲しくなってしまいます。 とにかく手に取ってみよう。 | ||||
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