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ミミズクと夜の王
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ミミズクと夜の王の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.95pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全133件 41~60 3/7ページ
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タイトル通り、ただの童話でした。 小学生くらいなら楽しめるかも。 別にこれが「角川つばさ文庫」あたりで出てるなら、そもそも手に取りもしないし文句もないのですが 電撃文庫の「大賞」という触れ込みでこれはダメだと思います。 | ||||
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題名どおり、やりたい放題です 王に対して「あんた」「君」とかため口。しかも聖騎士は若者で、王は老齢。 あろうことか王の胸倉をつかんで反論。 「君とは友達でいたかったよ」 と騎士から王に向かってまさかの友達宣言。 最終的に王の命令に余裕で背いて、しかもため口で謝罪 そして聖騎士は、代々この国に仕える名門。おかしすぎるだろ・・・ 別に王至上主義ではないですが、中世の世界観でこれはダメでしょ 伯爵とかに仕える客将なら理解しましょう しかし名門です。何を以てして名門なのか理解に苦しむ。 いくら腕があっても、命令に背くわ、気に食わなければ胸倉をつかんでくるわの騎士を どうして信用できるのか。徳の将軍と言われる劉備でも切れるだろう、これは しかも老齢に青年が友達って・・同い年の国王ならファンタジーで許すけど、親父ほど年離れててそれはないわ。 一体どういう教育してるんだろう、この名門はと思わずにおれない 部長と社長で考えてもおかしい話。ぶん殴られるでしょ。他の幹部候補に。この国は聖騎士だけなのだろうか まぁ魔術師の団長が、騎士の妻に怯えて仕事を放棄するような国だから、そうなんでしょうけど さすがについていけない 感動以前の問題かと ちなみにミミズクと夜の王の関係もかなりお粗末 泣かせるための下地の作業がすごい退屈でしかも駆け足です まぁこれはページ数的に仕方がないといえば仕方ないですが、 つまらないものは仕方がない 中世好きには呆れること請け合い 評価は☆1つでいいかと | ||||
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どの話も間延びしていて読んでいてあまり楽しさはありません。 登場人物も話が短い割に多く、それぞれの上辺しか見えて来ませんでした。 近年のライトノベルに比べれば内容もましかと思いますが、一般文芸をそこそこ読んでいる方でしたらわざわざ手に取るようなものではないと感じます。 | ||||
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三年前に初めて読んで、号泣しました。 欠点を見つけようと思えばいくらでも見つかるかもしれませんが、 そういう難しいことを考えながら読んではいけない作品だと思います。 読み終わった後にすごくあったかい気持ちになれる物語です。 初めて読んでから年月がたった今でも、好きな本を聞かれたときにぱっと思い浮かぶ本です。 | ||||
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著者の作品初購入。 ラノベにしてはコメントがにぎわっていたので読書してみました。 解説で有川さんも仰っていましたが、非常に平坦で簡単な文章です。 しかし、これは語彙量が少ないとか、描写力がないと非難しているわけではありません。 これだけの言葉で事足りてしまうんです。小難しい比喩や難解な熟語なしでも良作はつくれるんだと証明してくれました。 そして読後には「これだけの表現でよくここまで心をたたく作品が作れるなぁ」と驚嘆してしまいました。 この関心にも似た驚きは喩えるなら「初期ステータスで○○クリア」や「○○縛りでクリア」等の一見不可能なドマゾなゲーム実況動画を達成した時の感情に少し似ています。なんだこの喩え。 ただ、本作品の平易さはもしかしたら原案が著者の高校生時代に生み出されたことも関係しているのかもしれません。 しかしどちらにせよ非常に読みやすくライトの名に恥じない逸品であることに変わりはありませんが。 物語も男女、いや雄雌が出会って雌が積極的でどーたらかーたらといたってシンプルな構造。 bmgではあるもののライトノベルでは珍しくお色気やラッキースケベ、ムフフなシーンは収録されてなく おまけに随所随所に挟まれている挿絵も本作には存在しません。挿絵のないライトノベルは知っている限りですと本作を含んで二冊です。 それでこの判断により本作品は独自の世界観を取得したと思われる。普通、物語に斬新さがなければ有名な絵師を起用してキャラ推し路線に舵をきると思うのだが 本作では適用されなかった。登場するキャラが皆が皆特徴的で嫌悪をもよおすキャラが一人もいなかったのにである。 自分が思うにこれは一体一体のキャラが既存過ぎて今更絵に起こしても大同小異だった為か、容姿説明がたった数行しかないキャラ達を本作の世界観までステージアップできる人がいなかった為でしょう。 そのくらい本作の世界観は敷居が低く、各々の想像力に任せた方が真価を出す無限で自由なものだったのでしょう。 なんの変哲もない話です。あっと驚くトリックや、爽快感を伴う複線回収もありません。 しかし無策とも言える本作はこちらも丸腰にしてしまう不思議な魔力があるようです。 そんなつもりは毛頭なかったのに目の奥が熱くなってしまいました。久々です。 どうぞ期待せず忘れた頃に読んでみてください。 | ||||
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友人から熱心に勧められ読みました。 ライトノベルということで自分の中でかなりハードルを下げたつもりだったのですが、正直うむむ…(笑) 「ライトノベルでは類を見ない」といいますが、色んな物語の切れっぱしをぶちこんだだけの内容だと思ってしまいました。 元奴隷の少女、心優しい魔王、美味しいところ盛りだくさんの騎士、騎士に救われたという設定の元巫女、身体の不自由な王子、暴君のように見えて実は…な王様。 これのどこが新しいことなのか、私にはサッパリ… それともライトノベルだから評価されたのでしょうか。 やっぱり私にはよくわかりませんでした。 それとこれは個人的な好き嫌いになってしまうのかもしれませんが、主人公ミミズクの話し方がとてもイラッとします(笑) 漂うヲタクの心酔と幼稚な文の香りに「これを文学と呼ぶのか」という気持ちにさせられました。 だから「ライト」ノベルなんでしょうけど。 | ||||
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世界観がとても素敵だった。幻想小説のような感じがする。 誰一人、悪い奴が出てこないというのは、あまりにいい子ちゃんすぎる気もするが、それがこの作品の空気にはあっていたのかも知れない。 ミミズクが、夜の王の前だと必要以上に幼いのも、何となくいいな、と思う。こういう女の子の気持ちを描いているタイプの作品を久々に読んだからかもしれない。 童話、という言葉を当てるのがしっくりくる作品だと思う。 ストーリー云々というもの度外視できる、作品の空気をもっているのではと思ってしまった。不覚である。 | ||||
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ラノベの範疇ではないというのが正直な感想です。 舞台設定、読みやすい文章、登場人物の心理描写、素直でまっすぐな気持ちの表現、作風は違うものの安房直子先生の作品に少し近い幻想を見せてくれるような正統派童話ではないでしょうか? 色彩や音の描写を奇をてらわない言葉で丁寧に描いていて、久々に上質な童話に巡り会えた気がします。 ラノベを読みたい方は注意した方がいいです。 | ||||
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今までに何度も何度も読み返しました。 落ち込んでいる時、イライラしている時、そんな時に読み返しています。 何故かと言われれば、読むと自分が救われるからです。 これよりも文章的に高尚な本も知っています。精巧なトリックが仕組まれた本も知っています。 でも何かあった時、読みたいと思う本はこういう本だと、実感を持って確信しています。 そういう本は全ての人にそれぞれあるもので、それはとてもとても希少でなかなか出会うことができません。 自分はこの物語に登場する人物たちのように誠実に生きていられているとは思わないけれど、人生に迷った時、立ち止まった時に、こう生きたいと思えます。つらくても真っ直ぐ歩みたいと思わせてくれます。それを勧められているいるわけではなく、読んだ自分がそう望むようになるのです。 登場人物たちはみなそれぞれに意思を持ち、精一杯に生き、その根源に他者への愛があります。 各登場人物たちが必死に考えた精一杯の愛を為そうと懸命に生きています。それがこの物語を作り上げています。 その美しいこと、切ないこと、温かいことは、とても表せません。 それに触れようと望むのなら、この物語を読む他にないのです。他に代替物はありません。 最後に言いたいことは、この物語をこの世界に生み出してくれた紅玉いづきさんに感謝したいということ。 全ての人にお勧めできるのかと言われればわかりませんが、この物語を愛せる人を、私は大好きになれると思います。 | ||||
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今までライトノベルと言うとよくテレビで見かける可愛い女の子達が描かれているものでどこか避けているところがありました。 ですが本屋の友人に薦められてこの本を読んでみて印象が少し変わりました。 最近はどんな作品を読んでも作品の矛盾点等が目につきどこか冷めてしまっていました。 しかしこの作品の矛盾は目につきませんでした、あったのかもしれませんがそんなことに意識が向かないほど引き込まれてしまいました。 文体は神話風のライトノベルといった感じです。 買って損はありません。 もう少し文章に深みがあるともっと良かったのですが、この読みやすさがライトなところなのでしょうね。 | ||||
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装丁がとてもとても美しかったので、出たときに買いましたが、そのまま読まずにいました。 帯の有川浩さんの「泣きました」という宣伝文句が、「ああ、またか」と今まで読むのを遠ざけていたような気がします。 たまたま(本屋で呼ばれた)、紅玉さんの「毒吐姫と星の石」を読み始めたのですが、この人はもしかしたらとても掘り出し物かもしれないと思いました。そして、「ミミズクと夜の王」が「毒吐姫」の前作だと知り、先に読むことにしたんです。 途中まで電車で読んでいたのですが、これはもっと静かな場所で読むべき作品だと思って、丸善本店4階の薄暗くて静かな場所にあるソファ(私のお気に入りの場所)に腰を落ち着けました。 物語の後半、とても心を震わされ、涙ぼろぼろ鼻をぐしゅぐしゅしながら、読み終えました。どうしてそんな状態になってしまったのか、私の拙い語彙では表現できないのが申し訳ないのですが、ミミズクの気持ちとその変化が痛いほど伝わってくる文体でした。 本を読んでこんなに泣いたのは、初めてでした。 後半を、電車で読まなくて、本当によかったよかった。 でも、帯に書いてある宣伝文句はいらないと思いました。 といいつつ、レビューを書いている私もだれかに伝えたくなる物語でした。 | ||||
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登場人物がみんな優しい! 自分以外の相手を思い合っているのにすれ違ってしまったり、伝わっていなかったり… 読み進めていてそれぞれの優しさが分かった瞬間が!! も〜… 涙が止まらなかったです。 | ||||
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タリーズカフェで読んでいて、クライマックスでついつい泣いてしまった。 他のお客さんにバレそうになって、とても困りました。 ある種、シンプルなストーリーです。 でも、そのシンプル・ストレートな物語が、なんでこんなに心に響くんだろう。 ここ数日ぼんやり沈滞した生活をしてたけど、一気に目が覚めました。 | ||||
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電撃小説大賞受賞作、ということで読んでみました。 (正直に言うと、磯野氏のイラストに惹かれてジャケ買い。スミマセン) 歴代の受賞作の中でも、装丁から内容まで異色なほうかもしれない。 小難しい設定とか世界観が無いし、 はじめの方は主人公がちょっとイっちゃっててビビったけど、 全体的に素直な話の流れで読みやすかった。 要するにシンプルさがウケたんだと思う。 コアなファンタジー好きな読者には物足りないし、ちょっと幼稚な感じな感じもするけど逆にそれが新鮮だった。 こういう素直さはマネしようにも出来ない。泣くほどではないけど後味がいい。 森の場面は幻想的で好き。 でも人間の世界に話が移るところらへんで、国の名前とか出てくると「ぎょえっ」と現実に戻されてちょっと違和感があった。 そこだけ物語の統一感がなかった気がして残念だった。 みんながほめまくってるので、ちょっと厳しめに星四つ。 | ||||
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物語を映像化しながら読んでみると心理状況が分かりやすくていいと思います。 ミミズクと夜の王の気持ちに成りきって読むといいかもしれません。 | ||||
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生まれて初めて、ライトノベルという小説を読みました。 良かった点 ・ミミズクの天真爛漫で天然な性格?は、とても好感を抱き、可愛いと感じた。 ・全体的に見て、ストーリーがシンプル(「こうなるだろう」と最後のシーンを安易の予想できた点) 悪かった点 ・文章の流れが悪い。リズムがバラバラで読みづらい。接続が悪い。(今まで小説を100冊以上読んできたけど、ワースト3に入る) ・話が都合よく飛びすぎ(ケータイ小説に似ているような・・・) ・情景描写が稚拙すぎて、情景がほとんど浮かばなかった(全てではないけど) ライトノベルは初体験でしたが、理解するのにとてもハードルが高かったです。 ただ、人それぞれ好みが違うので、この作品自体はこれで良いのではないかと思います。 | ||||
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文章おかしいですがよろしくおねがいします>< とにかく感動できる話でした! 額に「332」の焼き印、両手両足にははずされることのない鎖をつけ、自らのことをミミズクと呼ぶ一人の女の子と人間嫌いの美しい魔物の王が月の美しい夜に出会うところから始まります。 ミミズクの変わった話し方に面白みがありました。そして気づかない間にひかれあっていくミミズクと夜の王はさまざまなトラブルが起きる中お互いの気持ちに気づくことができるのかどうか!そんな感じの本だと思いました!最後の結末に誰もが感動を覚えるとおもいます。 ぜひ一度読んでみてください。 | ||||
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他の方も書いていますが、良くも悪くも直球。 私は涙するほどぐっとくる、ということはなかったですが 確かにそれなりのカタルシスを感じずにはいられません。 でもこれを素直にいい話ととれないのは、自分に原因があるのかも。。 予定調和ということは決してないけれど、どうしても短いお話を薄く長く延ばしている印象はあって、 文章も巧くはないし、賞をとるほどのものか?というのが正直なところ。 アニメや絵本、それか剣と魔法の世界ではなくて、現代の設定だったらもっと良かったのにと思ってしまいます。 | ||||
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有名なラノベを色々読み漁りましたが、特にこれが好きで何度か読み返しました。 燃えや萌えな『ラノベ』と言うよりメルヘンな『童話』です。 とても丁寧な童話調で、物語の世界にすっと入っていけます。 疲れてしまった大人や、絵本では物足りないけど読書は嫌いという子供達に読んで欲しい本です。 少女が死を望み、魔物に食べられる為、森に向かうところから始まる、多少ダークなんだけど、 暖かいファンタジーに包まれた不思議な感じのするお話です。 電撃大賞、ということで気負って読むと本作のファンタジーの良さが薄まってしまうので、 肩の力を抜いて、子供の頃みたいにワクワクしながら読むと楽しめると思います。 ここで内容を語ってしまうのが勿体ないくらいのお話なので、 ぜひ一度読んでみて下さい。 | ||||
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まず最初にあとがきと解説を見た。 解説で大絶賛してるのを見て、でも大抵こういうのってかなり大袈裟に書いてあるからなぁと 半信半疑で本編を読んだ。 結論、泣けた。 内容は解説の、「奇をてらわない真っ直ぐさ」まさにその通りだった。 久々に良い話を読んだな、と思った。 | ||||
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