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夏への扉



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夏への扉の評価: 4.32/5点 レビュー 493件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.32pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全399件 41~60 3/20ページ
No.359:
(5pt)

福島正実訳は原文の最も大事な部分を意図的に飛ばしている

福島正実訳は原文でももっとも重要な箇所をごっそり削除しています。小尾芙佐氏の新訳版は読んでいません。思い切りネタバレになります。最後のほうですが

とすれば――昔ながらの"曲折する時間の流れ"とか、"多元宇宙"とかいう観念は、ついに正しかったのであろうか!とすれば――ぼくは、現在、次元の異なった宇宙のひとつに飛び込んでしまったのだろうか?リッキーがいても、ピートがいても、この世界は、以前の世界ではない別の世界なのだろうか?そしてどこか(あるいはいつか)に、ピートが、永遠に見捨てられて置き去られて、野良猫になってしまった世界が――そしてリッキーがついに祖母と一緒になれず、ベルの悪魔の爪にいまだにかけられつづけている世界があるのだろうか?
いや、きっとそうではあるまい。おそらくぼくは、新聞を読みながら眠ってしまって、ぼくの名前を見落としたまま、翌日その新聞を屑籠の中にほうりこんでしまったのだ。ぼくは朝ぼんやりすることが多い。とくに、頭の中に、新しい発明のことでもあると、なんでも忘れてしまうことがあるのだから。
A) だが――そうだ、もしぼくがそれを見つけていたとしたらどうだったろう?そこへ行き、ぼく自身に会って、そして――気がくるってしまったろうか?いや、そうじゃない。もしぼくがそれを見つけていたら、ぼくはその後したようなことをしなかっただろうから。したがって、ぼくがあの時の自分の名をそこに見ることは、本来あり得ないことだったのだ。ぼくがそれを読まなかったからこそ、それが新聞に掲載されることになったのだ。
C) 時間旅行をしたのは、なにもぼく一人とはかぎらない。フォートは時間旅行以外に説明のつけようのないさまざまのケースをいくつも挙げている。アンブローズ・ビアースまた然り。さらにぼくは、かのトウィッチェル博士が、おそらく彼の認めた以上の回数、あのスイッチを押したにちがいないという気がしてならない。(kindle 4399/4705)

A) But what would I have done if I had seen it? Gone there, met myself—and gone stark mad? No, for if I had seen it, I wouldn’t have done the things I did afterward—“afterward” for me—which led up to it. Therefore it could never have happened that way. The control is a negative feedback type, with a built-in “fail safe,” because the very existence of that line of print depended on my not seeing it; the apparent possibility that I might have seen it is one of the excluded “not possibles” of the basic circuit design.
B) “There’s a divinity that shapes our ends, rough-hew them how we will.” Free will and predestination in one sentence and both true. There is only one real world, with one past and one future. “As it was in the beginning, is now and ever shall be, amen.” Just one…but big enough and complicated enough to include free will and time travel and everything else in its linkages and feedbacks and guard circuits. You’re allowed to do anything inside the rules…but you come back to your own door.
C) I’m not the only person who has time-traveled. Fort listed too many cases not explainable otherwise and so did Ambrose Bierce. And there were those two ladies in the gardens of the Trianon. I have a hunch, too, that old Doc Twitchell closed that switch oftener than he admitted…to say nothing of others who may have learned how in the past or future. But I doubt if much ever comes of it. In my case only three people know and two don’t believe me. You can’t do much if you do time-travel. As Fort said, you railroad only when it comes time to railroad.

削除されたのは、Aからは
> The control is a negative feedback type, with a built-in “fail safe,”

> of the basic circuit design
Bはごっそり全部、Cからは
> And there were those two ladies in the gardens of the Trianon.

> to say nothing of others
以降です。Aから削除されたのは「世界の仕組み」です。circuitは全部で24回出てくる重要単語です。Cの後半を削ったのでDoc Twitchell closed that switch oftener than he admittedの意味がわからなくなりました(博士が白状した以外にも人をタイムマシンに乗せたということ)。
> In my case only three people know and two don’t believe me.
「リッキィはタイムトラベルを信じた」が、サットン夫妻は信じなかったということです。ここも大事なんですが…。「トリアノンの幽霊」は二人の女性がタイムスリップしてマリー・アントワネットなどを見かけたとされる有名なオカルト事件です。twoをサットン夫妻ではなくladiesと誤解させるための「ひっかけ」のようです。困ったのはBで、直訳すると

「我々の終わりを形作り、我々が望むように粗削りする神意がある。」自由意志と運命予定説はひとつの宣告にあり、いずれも真実だ。あるのはただひとつのリアルな世界であり、ひとつの過去とひとつの未来しかない。「それははじめにあって、今であるように、永遠にあるだろう。アーメン(誠にかくあれかし)。」ただ一つの――しかし十分に大きく十分に複雑で、そのつながりとフィードバックと保護回路に、自由意志や時間旅行やその他すべてを含みうる。きみはルールの範囲でなんでもできる――しかしきみはきみ自身の扉に戻って来る。

こんな感じで、最後にちゃんと「扉」が使われています。
> As it was in the beginning,
は新約聖書の「ヨハネによる福音書」
> 1:1 In the beginning was the Word, and the Word was with God, and the Word was God.
であり、wordとworldのダジャレは定番です。

「われ、ダニエルは、ここになんじフレデリカを妻としてめとる……死がわれらを別つその日まで……」(4342/4705)

He gave us eyes, two hands, a brain; anything we do with them can’t be a paradox. He doesn’t need busybodies to “enforce” His laws; they enforce themselves. There are no miracles and the word “anachronism” is a semantic blank.
造物主は、われわれに目を、二本の腕を、そして頭脳を与え給もうた。その目と、手と、頭脳とでわれわれのやることに、"パラドックス"などあり得ない。造物主は、その法則を施行するのに、お節介な人間など必要としないのだ。法則は、自らそれ自体を施行する。この世には奇跡などないのだし、"時代錯誤"ということは、語義学的には、なんの意味も持っていないのである。(4439/4705)

busybodiesはeyesもhandsもbrainも使わない人、つまりintellectuals=mass manです。They enforce themselvesは「busybodiesは自らを服従させる」です。thereは「この世」ではなくbusybodiesで、the word "anachronism"はit=the Word結婚の誓いの言葉のことです。Free will and predestination in one sentenceをsemanticで受けています。busybodiesなのはセックスしかしないということです。

AとBは作者の生い立ちに照らすとキリスト教プロテスタント派の教義「確証の教理」の「良心の確証」と「聖霊の確証」だと思われます。

ローマ人への手紙 8:15, 16には、2重の「信仰の確証」が述べられている。
・第一の証しは「良心の確証」と言われるもので、「私たちの霊とともに」が、それを示唆している。ここに良心の証しとは、聖書の示す救いの条件を果たしたか、また、救いの前後で明らかな変化が認められるのか、などを理性的に、冷静に判断する時に、納得される類の証左である。
・それに対して、もう一つの信仰の確証は、聖霊によって信じる者の内心にもたらされる直接的な証しであって「聖霊の確証」と言われるものである。(ウィキペディア「確証の教理」)

もっともこの二つの区別はキリスト教にかぎらず普遍的に見られるものですが。Bのonly one real worldが"多元宇宙"を受け、不幸なリッキィや野良猫のピートがいる世界は存在しないことが示されるのですが、Bがまるごとなくなったため、福島訳には受けるものがなくなりました。英文小説には地の文にyouがでてくることがあり、普通は訳されないか適当に処理されるのですが、Bはあきらかに読み手への語りかけになっています。またBの
> You’re allowed to do anything inside the rules…but you come back to your own door.
をCで
> You can’t do much if you do time-travel. As Fort said, you railroad only when it comes time to railroad.
と言い換えています。タイムトラベルは万能ではないということで、これがないと「なんでもあり」になってしまいます。また神様を技術者にたとえているので"fail safe"であることは本質です。

最後は主人公はリッキィに21歳(自分の意志だけでものごとを決められる年齢)になったらコールドスリープするよう伝えます。なんの保証もない未来に行くコールドスリープは、リッキィにとっても主人公にとっても賭けでしたが、主人公はリッキィと結婚してからdivinityだと気づくという、ロマンチックなお話です。

この小説は自由意志、偶然や賭けをテーマにしており、チャンスに賭けることをよしとしています。古典的な神話のフォーマットをなぞっていますが、最後に偶然が「科学的な推論」で必然にひっくり返るのがおもしろみです。また「夏への扉The Door into Summer」はyour own doorですが、「sum-mer総取りする人」とのダジャレで、賭けに勝った人が総取りするということです。主人公はリッキィ、猫、仕事、名声、富とあらゆるものを手に入れました。たまたまBが欠落したのではなく前後からも削っているところを見ると、福島氏は宗教的な話を嫌ったのか意図的に削除したようです。

夏への扉 [新版] (ハヤカワ文庫SF)Amazon書評・レビュー:夏への扉 [新版] (ハヤカワ文庫SF)より
4150123098
No.358:
(5pt)

名作

文庫はまだ手元にあるけど、電子版で欲しかったのでkIndle購入。
古典SFの名作は、やはり面白い。今の感覚で読むと、タブレットみたいなものがあったり、いろいろ思うところはあると思うが、逆にこの作品が1956年に書かれたものだと思ったら、ハインラインは未来が見えてたのか?と思うところも多々ある。
あと新訳版も読んだが、やはり福島訳の方が面白い。1963年に翻訳されたものなので、まだ日本で知られていないことなどもあったと思うし、欠陥扱いは如何かと。(参考にはさせて頂きます)

あと、初めて読むなら、この作品が65年前に書かれたものだということ忘れないで欲しい。
まだ人類が月に降り立つかなり前なのだから、その発想力に驚かされるはず。
夏への扉 [新版] (ハヤカワ文庫SF)Amazon書評・レビュー:夏への扉 [新版] (ハヤカワ文庫SF)より
4150123098
No.357:
(5pt)

懐かしい

30年以上前に購入した文庫本の代わりに日常使いするために購入
夏への扉 [新版] (ハヤカワ文庫SF)Amazon書評・レビュー:夏への扉 [新版] (ハヤカワ文庫SF)より
4150123098
No.356:
(5pt)

幸せな物語

映画化そして上映を機に、60年振りに新訳本が出版されていたのを発見しました。
SF・ファンタジー・理化学・恋愛・・・盛りだくさんの内容で、読後の爽快感が素晴らしく、何十年にも渡って度々読み返した1冊でした。新訳本書はどのように変化しているのでしょうか?楽しみでなりません。
夏への扉[新訳版]Amazon書評・レビュー:夏への扉[新訳版]より
4152090596
No.355:
(5pt)

不屈の名作と呼ばれる作品の力を思い知った。

名作の魅力をあなどっていた。
深く反省している。

この作品は、いつか読みたいと思いながらも、なかなか読み始められなかった。
いかに不屈の名作と言われようとも、半世紀以上も時を経た作品が読みやすいわけがなかろう。そう思いこんで、ためらっていたのだ。

映画化を機に読み始めたところ、もう途中では止められない!
ぐいぐいと惹きつけられて、半日で読み終えてしまった。

主人公の機転、現代でも通用するエンタメ性、現実に起こりうるのではと思わせる描写……。
全てが相まっての名作だが、なにより翻訳の素晴らしさを実感した。
いまこの2021年に拝読しても、古さを感じさせない。
登場する彼ら・彼女らの姿を映像としてイメージさせ、主人公に共感してはらはらし…。
翻訳前の作品の素晴らしさはもちろんだが、この没入感は翻訳された文章の読みやすさあってこそだと思う。

なお作中で登場するアイテムは、姿は違えどロボット掃除機やAI、ペッパー君に連なる具体的なアイデアだった。
未来を切り取ってみせた、その先見性にも、ひたすら脱帽するほかない。
夏への扉 (ハヤカワ文庫 SF (345))Amazon書評・レビュー:夏への扉 (ハヤカワ文庫 SF (345))より
4150103453
No.354:
(5pt)

猫とSF好きな方にお勧めの逸品です。

歴代のSF小説の中でNO1と言う人が大勢いる程の定番の名作です。小説についていた帯、爆笑問題がどうのこうの、のせいで、久々に読み返そうと思っていたのに読む気を削がれ、未だ再読はしていませんが(苦笑)、猫とSFが好きな方に特にお勧めの逸品です。
夏への扉 (ハヤカワ文庫 SF (345))Amazon書評・レビュー:夏への扉 (ハヤカワ文庫 SF (345))より
4150103453
No.353:
(5pt)

傑作SF

もうすぐ映画が公開されるので読んでおきました。
映画は面白いかどうかわからないけど、小説は傑作。やっぱりSFは良いなあと思わされる。
夏への扉[新訳版]Amazon書評・レビュー:夏への扉[新訳版]より
4152090596
No.352:
(5pt)

作品としては間違いない

内容は今更述べてもというくらい有名な作品ですね。
いつかハリウッドが映像化してくるかなとずっと思ってましたが、まさかの邦画になるとはです。
日本の人はハインラインが好きなんだなぁって改めて思いました。
記憶をたどると、小説を読んで初めて涙したのが本作だったと思います。
夏への扉 (ハヤカワ文庫 SF (345))Amazon書評・レビュー:夏への扉 (ハヤカワ文庫 SF (345))より
4150103453
No.351:
(4pt)

古い酒を新しい革袋にいれるとどうなるんだろうか

SFの古典にして名作中の名作です。まさか日本で映画化されるとは思いませんでしたが、それに合わせての新版投入ということでしょうか。とてもよいデザインだなと思います。デザインの変更に合わせて新訳投入か買ってみようかなと勝手に勘違いしていましたが訳は昔のままなんですね。新訳版もすでに出ているのでこちらもそうかと思い込んでいました。福島訳はとても良いけど古臭い部分もあったのでこの大きな変更に合わせて新訳を投入してくれてもよかったのではと思います。すでにキンドル版をもっているので買いませんが、新訳だったら絶対買ってたと思います。
夏への扉 [新版] (ハヤカワ文庫SF)Amazon書評・レビュー:夏への扉 [新版] (ハヤカワ文庫SF)より
4150123098
No.350:
(5pt)

面白かった

6月に公開される映画が楽しみです。
夏への扉 [新版] (ハヤカワ文庫SF)Amazon書評・レビュー:夏への扉 [新版] (ハヤカワ文庫SF)より
4150123098
No.349:
(5pt)

人と猫の不屈の魂

最初は、冷凍睡眠から覚めた後の主人公の行動の意味が分かりませんでした。断片的なヒントから驚くべきストーリーを導き出す洞察力と、そのストーリーに恐れず立ち向かう行動力。人と猫の不屈の魂。二度読み必須本です。二度目は伏線回収を楽しみながら。
夏への扉 (ハヤカワ文庫 SF (345))Amazon書評・レビュー:夏への扉 (ハヤカワ文庫 SF (345))より
4150103453
No.348:
(4pt)

古典として。

タイトルは知ってました。内容はタイムトラベルもの?ということぐらいは。

今読むと、まあいろんな穴が空いているんですけど(笑)、ちゃんと楽しめますよ。
この時代はタイムパラドックスとか、あまり気にしなかったのかな?。
お気軽に読んでください。ドラマや映画の原案としてはとてもいい素材です。
夏への扉 [新版] (ハヤカワ文庫SF)Amazon書評・レビュー:夏への扉 [新版] (ハヤカワ文庫SF)より
4150123098
No.347:
(5pt)

タイムトラベル作品の古典

本書は1956年発表の有名なSF小説であり、この話の核はタイムトラベルである。

タイムトラベル作品などに一度でもハマった事がある人がこの作品を読めば、正直感動する事はないかもしれない。

ただのタイムトラベルものじゃん。
という感想だけかもしれない。

タイムトラベルはいくつもの物語の設定として、擦りに擦られてますから。

しかし、教養として読んでも損はないと思います。

もし自分がこの作品が発表された、その時代辺りで読んでいたら、凄いワクワク感があったなと想像しました。
そんな事を考えながら読むとまたいいかも。
夏への扉 [新版] (ハヤカワ文庫SF)Amazon書評・レビュー:夏への扉 [新版] (ハヤカワ文庫SF)より
4150123098
No.346:
(5pt)

古くて新しい近未来SF、いかがですか?

18歳頃勧められたロバート・A・ハインライン。当時を思い出すと共にあらためて引き込まれていくストーリーの流れに、ココロが揺れました。 設定はタイムトラベルの話ですが、時間を超える方法は、古くて新しい感覚を覚えました。  ピートが飲むジンジャエールに興味を持ってそればかり飲んでいたなぁ
夏への扉 (ハヤカワ文庫 SF (345))Amazon書評・レビュー:夏への扉 (ハヤカワ文庫 SF (345))より
4150103453
No.345:
(5pt)

「そして幸せに暮しました」が好きな方へ

古典的SFの名著として昔読んだはず、映画もやるというし、この機会に再読を……と思って手に取ったのですが、初読と確信。こんなステキな物語を読んで忘れるわけがない! ご都合主義でつまらんとのご意見は至極ご尤も。しかし個人的には、艱難辛苦を乗り越えてついにハッピーエンド、最高かよ! と声を大にして言いたい(笑)根っからの技術者で、ちょっと残念なところもある愛すべき主人公と、相棒の猫のピート(そのチャーミングなこと!)の時を超えた大冒険に、ページを繰る手が止まりませんでした。かつて予想された未来の生活と現在の我々の実生活を比較できるのも、本作を今読む楽しみのひとつかと思います。生活は変わっても人間そのものはそうそう変わらないんだよな、などとも思いつつ……まずはめでたし、めでたし。
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4150123098
No.344:
(5pt)

懐かしい

学生の頃、SF研で必須と言われて読んで以来の再読です。
電子書籍になっていなかったら実家の倉庫に押し込んだままの
本を発掘してまで読む事はなかったでしょうが…
便利な時代になりました。
まだ文化女中器は発売されていませんけれどね♪
夏への扉 (ハヤカワ文庫 SF (345))Amazon書評・レビュー:夏への扉 (ハヤカワ文庫 SF (345))より
4150103453
No.343:
(5pt)

何回読んでも素晴らしい。

映画化されると聞いて、新装版を読み直しましたが、何回読んでもとても感銘をうけます。
今が主人公がコールドスリープしてやってきた未来と同じという事に驚きを隠せない。
また読む機会ができて良かった。
映画は、延期になってしまいましたが、必ず見たいと思います。
夏への扉 [新版] (ハヤカワ文庫SF)Amazon書評・レビュー:夏への扉 [新版] (ハヤカワ文庫SF)より
4150123098
No.342:
(4pt)

最終章は蛇足か

久しぶりに読書が楽しかった。途中でオチは読めてしまうのだけど、どのようにオチに辿りつくのかという謎がエンジンになり、ぐいぐい読めた。ご都合主義という意見も散見されるが、私はそこまでの傷とは思わなかった。ただ最終章はいらなかったかな。主人公が二度目の冷凍睡眠に就いたところで、未来への予感を残して終われば綺麗だったと思う。
作中、ピートの柄や猫種には一切言及がないが、私は勝手にサバンナかなと思いながら読んだ。まあ、サバンナの創出は1986年なのであり得ないが、このような猫種の創出を念頭に置いて、あえてピートを詳しく描写しなかったのであれば、この人の先見の明は本当に素晴らしい。ピートのモデルは、ハインライン自身の飼い猫ピクシーだったそうだ。
夏への扉 (ハヤカワ文庫 SF (345))Amazon書評・レビュー:夏への扉 (ハヤカワ文庫 SF (345))より
4150103453
No.341:
(4pt)

一読に値する

まだ読んでいなかった名作であったが、その理由が分かった。
単なるSFではない。
夏への扉 (ハヤカワ文庫 SF (345))Amazon書評・レビュー:夏への扉 (ハヤカワ文庫 SF (345))より
4150103453
No.340:
(5pt)

SF好きのきっかけとなった本です

この作品を読んでSFというジャンルにのめり込みました。
読みやすさと一度読み始めたら止まらないワクワク感がたまりません。
数年ぶりに読み返しましたが、読んだ頃の懐かしい気持ちと今でもワクワクします。
是非一度読んで欲しいと強く思う1冊です。
夏への扉 (ハヤカワ文庫 SF (345))Amazon書評・レビュー:夏への扉 (ハヤカワ文庫 SF (345))より
4150103453

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