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(短編集)
初恋温泉
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初恋温泉の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.64pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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〇 温泉旅館を舞台に、そこに泊まる男女を描いた短篇が5編。温泉旅館の紹介文としては申し分ないくらいそれぞれの宿の様子や良さは書き込まれている。 〇 問題はそこで展開される男と女の物語だ。各篇ごとに一応は「なるほどね」と思うようなテーマが仕込まれている。たとえば、業務成績が自己目的化すると人を苦しめる、事業が成功しただけでは妻は幸せになれない、不倫をすると配偶者をいっそう意識せざるを得ない・・・などなど。 〇 ただし、わたしが間違っていれば謝るしかないのだが、作者はこうしたテーマを書きたくて小説を書いたわけではなく、小説を書かなくてはならないからその風味付けとしてこれらのテーマを考え出したと思えてならない。文章も限られた時間で書き流したように型にはまったありきたりの表現ばかり。ハッとするような鮮烈な言葉は、残念ながら見当たらない。つまり、この作品集は吉田修一が思いと力を込めて書いた本ではない。 〇 負担にならない軽い読み物を読みたいとき、たとえば空港で待つ時間や車中の時間をつぶしたいときなどには良いと思う。温泉に行く途中の列車の中ならさらに良いかもしれない。それでも最後の高校生カップルの話だけは勘弁してもらいたい。 | ||||
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吉田修一氏の作品は、最後の息子とパークライフを読みましたが、この初恋温泉も含めあまり好きではありません。特にこの初恋温泉は、登場人物のセリフというか言葉が嘘っぽい。読むのが億劫になるぐらいでした。あんまりおススメできません。 | ||||
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幸せなときだけをいくらつないでも、幸せとは限らないのよ。 なるほどなあ〜と思った作中の一文であります。 | ||||
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