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仮面山荘殺人事件
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仮面山荘殺人事件の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.73pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全182件 161~180 9/10ページ
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あまりに軽く読める文章なので、油断してました。 文庫についてる帯文句通りスカッと騙されました。 題名に殺人事件とついているのに、読後爽やかなのも なんだか悔しい・・・。 東野ファンは必見の1冊です! | ||||
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まぁ騙されましたね。スリル感あり、緊張感たっぷりで手に汗握る展開が続きます。主人公含む人質たちと強盗犯の心理戦が我々読者を惹きつけます。非常に上手くできた作品だと思います。が、ラストが悲しいというのはやはり否めない | ||||
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いやー、騙されました。 読んでいる間、ずっと「なんか、かなり無理のある舞台設定だし、現実感ないよなぁ。(山荘での殺人の)犯人もすぐに分かってしまうレベルだし。東野圭吾も昔はこんなものか・・・」などと考えていましたが・・・すみません。僕が間違えていました!東野さんはやっぱりすごいです。 なるほど、そういう眼で見直してみると、設定も、文章も会話も良くできています。謎解きのヒントもたくさん散りばめられていました(詳しくは言えませんが、そのものずばりが分かりやすく書いてあります)。さすがです。見事騙されました。 『白夜行』に代表される、影のある女と、彼女を無償の愛で支える男、という最近の作品も良いですが、東野さんの真骨頂は本格物ですかね。90年と昔の作品ですが、今読んでも十分楽しめます。おすすめです。 | ||||
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人間というものの心理を上手く利用した傑作です。 この世の中には、未だ解決しない事件がたくさんあるだろう。 その中には、大体の犯人は絞れているのに証拠がなくて逮捕までは至っていないものもある。 しかし、この作品では、その犯人を炙り出すために考えられた見事な戦略が功を奏す。 読後感は後味すっきりというところだろうか。 お芝居とは思えないような白熱したシーンには目を見張るものがある。 正直、ぐんぐんとストーリーの中に引っ張られていきました。 よく出来た話だと思う。 さすが東野圭吾、話の展開がとても上手だなぁと感心しました。 全てがお芝居だったなんて想像がつくはずもなく私も婚約者の高之と犯人を追っていたくらいでしたから・・・ 最後は思わず苦笑をしてしまいました。 | ||||
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そりゃないだろ!!って突っ込みたくなるオチです。 途中まで、なぜこんな不可解なことが次々起こるの?!トリックは?!とワクワクしたし、どんどん引き込まれていきました。 なのに、結局オチはこれかよ!って言いたくなります。 婚約者の女性、なぜ睡眠薬と分かっていて飲んだんだ?!と思います。 普通の女性なら、しませんって。 女性を儚げに書きすぎです。 東野圭吾は「雪」とか「美」という漢字が名前に入っている、魔性の美女を書くのが好きですねぇ。 何か由縁があるのかしら?と思いました(笑) | ||||
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おもしろくなくは、なかったけれど。 東野作品の中で初めて、期待を下回りました。 「スカッとだまされてみませんか」 そんな帯にわくわくしながら読んだし、途中まではどう解決するんだろう、と思ってたんですが…… 推理小説慣れしてる人は雰囲気で犯人わかるんじゃないかな…… うーん……その犯人に異議はないしむしろおもしろかったけど、その舞台が微妙だなあ、と。 いくらなんでもありえないだろそれ。 「エーっ」と驚かせて欲しかったから、ちょっと拍子抜けしました。 殺人と強盗との掛け合いとを、もうちょっとミックスさせておもしろい要素を作って欲しかった。 | ||||
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作者自身"あとがき"で述べているように、NHKで放送された米TVドラマのアイデアを頂いた作品。私はそれに該当する作品を2つ観ているのだが、作者はどちらを観たのだろう? 少なくとも1つは「刑事コロンボ」の企画・製作者の人が担当していた。そんな訳で私には意外性がなかったが、無垢な状態で読めば騙されていたかもしれない。近年、作者はミステリ以外でも活躍し、その描写力には定評があるが、本作では緊迫感が足らないように思える。特に、強盗が乱入した後は本来緊迫感が増す筈なのに、逆に間延びしてしまっている。上述のTVでもそうだったが、異様な程に緊張感が高まることで、最後のカタルシスが生きるという仕掛けのアイデアなのだ。後半の緊迫感を増せば、更に傑作になったと思う。 | ||||
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出版からだいぶ時間が経過した直木賞受賞作品ですが 色褪せる事がないですね〜すっかり騙されました! 高之の婚約者朋美が打ち合わせの為教会に赴いた帰路 居眠り運転と見られる事故で死んでしまう・・・ 「だっていままで随分待ったんだもの」と朋美は結婚に胸を膨らませていた・・・ それが・・・ それから半年後 舞台は朋美の父親の山荘に。 8人の朋美の親戚などが集るなか高之も招待される。 が・・・ 思わぬ侵入者!なんと銀行強盗が山荘に忍び込んできてしまった。 さらに 思わぬ殺人事件が・・・ 徐々に解き明かされる朋美の死の真相は如何に・・・ 東野氏の本格的ミステリー! 山荘内部の背景描写も克明で 参加者の思惑、疑心などの心情描写、緊迫した状況が手にとるように分る。 どんどん読者を惹きつけて離さない。 構図もきめ細かに仕立て上げられいて二重三重とトリックされた見事な作品。 東野ワールドに拍手喝采です。 今度こそ最後までだまされないぞ〜と思いながらも またしてもすっかり騙されてしまいました。 | ||||
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良質のミステリーとして読める。 主人公のフィアンセの設定が見事で、すばらしい存在感がある。 途中で展開が読めないこともないが、おそらくラストでは裏切られるだろう。 最近正統なミステリーが少なくなった作者の、過去の良作。 | ||||
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本格物の典型的な東野作品。少なくとも今まで読んだ東野作品は◯◯と◯◯が途中ないし ラストで入れ替わる、そんな作品ばかりでした。例えば犯人と被害者であったり、仕掛け ている者と仕掛けられた者だったり、母親と娘だったり(笑。これは違うか)。この作品 もそんな作品で、気持ち良い驚きの引っくり返しと、嫌〜な気分が後を引っ張るラストで 東野節全開です。作者は人間が嫌いだとしか思えない。舞台装置として、玄関に飾られた 仮面が非常に良い効果を出していて、この視覚効果が読者を主人公の視線で建物の中に 導いて行き、そして去って行かせる。ここが非常に素晴らしい。どちらかというとメタミ ス寄りな作品な気もしますが、現代本格を語るのに外せない作品として星5つ。 | ||||
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この著者の特徴でもあるのですが、最後の最後で出てくる発言(内容)で 大ドンデン返しがあり、それを今更出されても… と思ってしまうのは 私だけでしょうか? 同著者の作品はいつも楽しませてもらっていますが、 この作風にはちょっと飽きてきた感が出てきてしまいました。 | ||||
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面白かった・・・。これまでこのようなトリックものを読んだことが無いおかげで見事に騙された。 途中もしかしたら・・と思ったことが無い訳ではないが。 ここまで手の混んだ設定には素直に驚いた。緊迫感もリアルに伝わり、手に汗握る展開である。 読後の切なさは著者のお約束で、しみじみ余韻に浸りたい隠れた名作といえよう。このタイトルの意味も読後解決。 | ||||
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ミステリー小説をあまり読まない僕としては そのトリックに驚き 夏目漱石の『それから』のような切なさを感じ 終盤の説明不足ゆえに、疑問の残る作品でした。 どんでん返しがすべてのため、推理小説ではありえないその疑問も物語の妨げになってはいないのですが・・・。 アクション映画を観るように、あまり深く考えず読むのが一番だと思います。 | ||||
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面白いです。 ひねりがとてもきいていて、かなりトリッキーな本格ものになっていると思う。今まで読んだ東野作品の中では一番だ。 ネタバレになるので言わないが、とりあえず解説は最後に読んだほうがいい。てゆうか、かなり駄文な解説なので読まなくていい。別作品のネタバレもしてるし。 | ||||
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樫間高之は結婚間近にして最愛の人、森崎朋美を交通事故で失ってしまう。一瞬にして天国から地獄に突き落とされてしまう。 朋美が死んだあとも、高之と森崎家の親交は続いていた。ある日、高之は森崎家の別荘に招待される。別荘に集まったのは高之を含め8人。彼らは思い思いに山荘での生活を過ごす。朋美の話も自然に出てくる。 ところが2章に入るところで話が一気に展開する。この山荘に強盗が逃げ込んで来るのだ。いつ死ぬかもしれない恐怖の中、彼らはさまざまな方法で脱出を試みる。何日か経ち、監禁生活にも慣れが生じてきたその時、ついに一人が殺されてしまう。果たして殺されたのは?そして犯人は強盗たちなのか、内部犯なのか? 初め、自分たちの敵は強盗犯たちだけだたのが、ひとつの殺人事件後、自分以外の者がすべて信じられなくなってしまうという、なかなかスリルのある内容となっていました。解説で折原さんは、「1章の途中で犯人が分ってしまった」と述べています。それならばと自分も「犯人あて」を試みてみましたが、考えれば考えるほど分らなくなってしまい、最後を迎えてしまいました。まさかこんな結果になってしまうなんて・・・ちょっとセコい気がしますが思わぬどんでん返しを楽しむことができました。 とまあそんな作品だったため、全員が容疑者の可能性があるよう、うまく構成された作品だったように感じます。「こいつは犯人じゃない!」っていう登場人物がおらず、より犯人あてを難しくしている。良い作品だったと思います。 | ||||
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~『殺意の集う夜』じゃないですが、西澤保彦が書きそうな話だと思いました。(考えてみると、本格としての系統は似ているかも…)読んでいる途中で違和感を感じる部分が、ラストではしっかりと伏線として氷塊・解明されるのはすっきりするのですが、アンフェアすれすれの部分も…。真相を知ってから遡って見てみると、本作がひとひねりもふ~~たひねりもある手練れの作品であることが分かります。~ | ||||
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途中で仕掛けが見え隠れする部分もあるけれど、展開のおもしろさで十分最後までひきつけられる、軽く読んで楽しめる一冊。名作ミステリー小説xxxのパロディもの(?)ということで、作者のチャレンジ精神が見受けられる。 | ||||
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食べやすく体にいい。もちろん美味しくてちゃんと具もある。そんなさすがの東野ミステリーです。ネタバレするので内容には全く言及できませんが、完全なオリジナルネタではないので、結末に気付いてしまう人は結構いるかもしれません。多少アンフェアな部分もある気がしますが、それでも、予想以上の話の展開の巧さに、納得することができました。読んで損はありません。 | ||||
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途中まで、いや、10分の9までは星三つでした。たぶんミステリ慣れした人には途中で犯人が分かると思いますが、大丈夫です。途中のそんなはずはないだろと言う雰囲気も最後には納得します。同著者の悪意がお気に入りの方には特にお奨め。著者の新しいミステリ、新しい推理小説を模索する姿勢には脱帽です。 | ||||
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同じ作者の「ある閉ざされた雪の山荘で」とは、舞台設定が似ているだけではない。山荘に来なかった者と登場人物との関係がどことなく似ている。まあそれはよい。許せないのは、肝心のトリックがそっくりなことである。東野圭吾のミステリーに最近ハマっているだけに、こういうネタの使い方はとても残念だ。 とはいうものの二転三転する展開は、それが現実的かどうかはともかく、めちゃくちゃ面白い。結末は予想だにしなかった。「ある閉ざされたーー」とどっちを選ぶかと問われたら、文句なくこっちだ。 | ||||
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