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(短編集)

探偵倶楽部(依頼人の娘)



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探偵倶楽部(依頼人の娘)の評価: 3.61/5点 レビュー 57件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.61pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全57件 21~40 2/3ページ
No.37:
(5pt)

ボンビーなので雇えません。

探偵に探られると・・・ごめんなさい。何でもします、見なかったことにしてください。てめー脅すのかよ!って感じになりそうで怖いです。
探偵倶楽部 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:探偵倶楽部 (角川文庫)より
4043718020
No.36:
(2pt)

これでいいのかねぇ。

第一篇の偽装の夜を読んで非常に違和感を覚え、第二篇まで読んでパソコンの文章変換の間違いだろうP129の終わりのほうの行で
「一枚目を差した(指したの誤りだろう)」を見てそこから先を読む気が失せた。
偽装の夜の違和感は、最初のあたり営業部長のスピーチに、秘書成田が「まるでダ・ビンチの絵のように完璧でしたよ。」と言うところから
始まって。(普通スピーチにそんな評価のしかたはないだろう)探偵倶楽部の2人の出現に、涼子が依頼していると判断できるが、調査
結果が秘書の成田に「あなたを選んだ理由はとくにありません。強いて言えば、あなたは正木家と関係がないからです。」という理由で
渡される。裕福なオーナーの出資によって運営されていると思われる探偵倶楽部が、涼子に調査報告をせず出資者に関係の無い人物に
調査結果を渡すようなことがあるのなら、オーナーは出資などしないだろうし、正木家と関係のない人物に調査内容が渡されることで
どんな悪用がされるかも知れない結果をもたらす探偵倶楽部なら意味はない。(しかもこの秘書成田は会社の中にいる利害関係者だ。)

作者に都合よく組み立てられた、ただの小話(こばなし)だとしか思えない。彼の作品は初めてだが、この本には失望。
東野さんは会社生活の経験があるのだろうか?一般に会社で秘書の仕事を担う人物は才能はあるが、この成田のように才気を外に出す
ような人間がその役に就くことは非常に稀(TVの世界の戯画的なところではありえても)だし、その点でもこの小説に現実感を持って
没入することができない。
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4043718020
No.35:
(5pt)

これは本物だ!

名探偵シリーズは糞だが、これは凄く良く出来てます。これぞ東野圭吾という表紙は本当です。
この本で東野圭吾作品全部制覇しましたが、これは早めに読むべきだった。最高!
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4043718020
No.34:
(4pt)

読みやすくておすすめ

いかにも東野圭吾らしい巧みな人物描写が印象的な1冊。
とても読みやすいので、自宅だけでなく電車の中など
どこでも読めてしまうような内容です。
ストーリーの顛末は全く予期できないものでした。
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4043718020
No.33:
(3pt)

普通のミステリ

同じ探偵役での短編集です
眼を見張るようなトリックや爽快さはありませんが、安定して楽しめるミステリという感じでしょうか
ミステリ入門にいいかもしれません
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No.32:
(4pt)

一つひとつが程よい長さ

東野圭吾さんによるミステリー短編集。

探偵倶楽部という男女2名の探偵による調査によって意外な結果が分かるという
パターンではある。

しかし描写が精密で読み応えがある。
5つの作品が収められていてどれも程よい長さである。

だらだら長い作品を読まされたことの有る方には本作は爽快に違いない。

ただ偽装の夜、薔薇とナイフの終わり方はちょっとすっくりこないかもしれない。
個人的意見ですのでご参考までに。

もう少し探偵倶楽部側から見た視点での描写もあったら面白かったかな。
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No.31:
(5pt)

近年の名作を読み解くキー

さまざまな奇怪な事件に探偵が絡んでいくという結構、本格ミステリと言った感じの短編集。探偵自身は名前も表されず、ひたすらクールと言った設定。また、探偵が謎を明かしていくというより、探偵は事件の裏も知っているがやはりクールな立ち位置で登場してくるといったストーリー展開。

 近年の「白夜行」や「手紙」と言った人間の愛憎、内面を深く掘り下げている小説を期待すると少し違った感じになっています。また、ガリレオモノなんかのようにキャラクターが確立されていないように感じるところもある。

 ただ、読んでいて、何だか作者の怖いもの知らずと言った感じの勢いとか無謀と言えば言い過ぎだけれど若いストーリー展開には読んでいて非常に心地よいものを感じます。今の東野さんにこのような作品をと言っても書けないのではと思うところもあります。

 この小説自体としてもきちんと成り立っていて十分面白いですが、不思議な事件、一筋縄ではいかない展開、人間関係の複雑さ、見事なキャラクターなどできちんと構成された近年の名作を読み解くキーとしてもはずせない1冊だと思います。
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No.30:
(4pt)

黒子役の探偵倶楽部はどうやって調査しているんだろうか

員制の調査機関である探偵倶楽部が事件を解決する短編小説です。探偵倶楽部の探偵役(美男美女)はあくまで黒子である。彼らがどうやって調査しているかはほとんど出てこなく、結果だけが示されるような感じです。あまり単純な結論はなく、一工夫凝らしているといっていい。


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No.29:
(5pt)

東野圭吾の本領発揮の物語。

偽装の夜
罠の中
依頼人の娘
探偵の使い方
薔薇とナイフ
の5話が入っている。

いずれも,探偵倶楽部という高級な倶楽部制の探偵事務所への依頼からなる。
依頼が中心の物語と,探偵以外の活躍がある物語と、色とりどりで面白い。
能力の高い探偵だが,時として、正確な情報を組み合わせると間違った判断にも役立ってしまうこともある。

東野圭吾の本領発揮の物語。
Non Pochetteには「本格推理小説」と東野圭吾の横に書いてある。
東野圭吾は本当に本格推理小説が好きなんだということが分かる。
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No.28:
(1pt)

最悪

この商品、いったん水に濡れてますね。
膨らんでごわごわ状態です。
読む気がしない。
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No.27:
(3pt)

冷静に、鮮やかに!

VIP専用の探偵倶楽部が事務的にそれでいて鮮やかに事件を解決していく。5つの短編が収録されているのですが、どの作品も平均以上の良作です。『偽装の夜』伏線がしっかりしていて、最後もキレのある終わり方でしっかり決めてくれます。僕はこの短編が1番楽しめました。『罠の中』冒頭で犯罪の計画を描いているのですが、その時の描写が最後の一文に綺麗にはまり、読んでいて気持ち良い作品でした。『依頼人の娘』事件の正しい答えを正確に報告するのが必ずしも正解ではないと思わせてくれます。残された被害者家族の心情を慮り、温かい思いやりを見せてくれます。事務的に依頼をこなしていた探偵倶楽部の人間らしい一面が垣間見えます。
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No.26:
(1pt)

ひどすぎる

文章が下手な上、内容もひどい。本として出したら駄目なレベル。
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No.25:
(3pt)

クールな探偵と助手

富裕層限定会員制探偵倶楽部という秘密のベールにつつまれた探偵。名もなき「探偵」と「助手」が事件を淡々とクールに解決してみせる。短編5作品です。依頼者側の視点から事件をみせる技法が、一風変わっていて面白いです。
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No.24:
(4pt)

空き時間にどうぞ

初めて読んだ東野圭吾の作品でした。『探偵倶楽部』は短編集で読みやすく、分かりやすいのにも関わらず、本格的ミステリーで、最後にどんでん返しが待っています。主人公はあくまでも、探偵二人のはずなのですが、二人の名前は出てきません。そして、主人公であるにも関わらずあくまでも裏方として物語に登場します。そこがまた、二人を怪しげで、賢い探偵にする効果があるのだと思いました。直ぐに気軽に読めるので、電車の移動時間や、半身浴中などにオススメです。
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No.23:
(5pt)

短編なのに複雑、わかりやすい推理小説

展開が読めなかった。完全にだまされてしまった。
とくに2話目の罠の中。
複雑な人間関係、
短編で推理小説でここまでできるんだと感嘆した。
なんか平面的でないというか、三次元的で、
推理についてはとても面白く感じた。
ただ探偵がクールすぎていまいち愛着のわかないキャラクターだった。
でも短編だから仕方ないのかなと思った。
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No.22:
(5pt)

色々な意味合いで東野圭吾の上手さに感心させられる、東野圭吾の短編集の最高傑作の一つ

東野圭吾の短編集は、現在までに17作品が出版されているのだが、これらの中で、私が「犯人のいない殺人の夜」に次ぐ傑作と思っているのが、本書なのである。 
本書は、政財界のVIPのみを会員とする秘密厳守の探偵倶楽部という設定が、何やら面白そうだと、読む前から、読者の興味をそそってくるところがある。また、東野圭吾は、非常に人物造形力に秀でた人で、そんな彼の作り出す探偵役は、加賀、ガリレオ、しのぶセンセなど、どれも個性豊かで、魅力的なキャラなのだが、この探偵倶楽部の男女の探偵については、外見以外は全くといっていいほど、人物像が描かれていないのだ。ところが、調査結果だけを淡々と示して、感情はほとんど顕わにしないというクールなこの探偵が、逆に、強烈な存在感を醸し出すキャラとして、見事に立ち上がっているのだから面白い。東野圭吾は、そうした効果を承知のうえで、意図的にこうしたキャラ作りをしているはずであり、改めて、彼の上手さに感心させられる。 
さて、肝心の中身の方なのだが、「犯人のいない殺人の夜」では人間ドラマを織り込んだ作品が目立っていたのに対して、こちらは、犯人当ての純粋ミステリに徹している。ここに収められている5つの作品は、いずれも、一見、読者の方でも、ある程度、真相が読めそうなものばかりなのだが、それは、東野圭吾の意図的なミスリードのテクニックであり、そんな読者の想定の上を行く、一ひねりも二ひねりも効いた粒揃いの作品が揃っているのだ。 
たしかに、探偵倶楽部の見事な真相の解明振りの裏には、真相を当てられるだけの材料が、事前に読者に提示されていないという、後出しじゃんけん的なところがあるのも事実なのだが、そこは短編集でもあり、見事に読者を騙してくれたという爽快感を、素直に味わいたい。東野圭吾の最新の人気シリーズである「探偵ガリレオ」の短編集よりは、よほどこちらの方が面白いのは確かだ。 
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No.21:
(3pt)

ちょっとおかしな人間模様。。。

 ミステリー小説の短編集です。
 どれも軽い感じでスラスラ読めますが、どれもトリックが一捻り効いています。
 ミステリー小説の入門書としておすすめの一冊です。
探偵倶楽部 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:探偵倶楽部 (角川文庫)より
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No.20:
(5pt)

有名ではないけどかなり掘り出し物の傑作!

今回の短編集はどれも普通の日常生活に端を発する事件ばかりだったが、各ストーリーの終盤その犯罪の真相が明らかになるとき、一見善良な隣人に過ぎないと思えた被害者や犯人といった登場人物達が露呈する裏側、悪意を孕んだ内面部分のギャップには瞬間背筋がゾクっとなるような恐ろしさがあった。このようなある種人間性の持つ底知れぬ(どちらかというと腹黒い意味での)奥深さのような部分を描かせると現在、東野圭吾の右に出る作家はいないようにも思う。逆に探偵コンビの男女二人は美男美女といった造形的な外見部分から、感情も決して見せずほぼ全編を通してほとんど人間性を感じさせない無機質な人物像として描かれている。(東野作品によくある内面を叙述しない今回の作風的都合もあるが)。ただそれだけに毎回、鮮やかかつ的確に依頼案件を処理していくその様は、(依頼人の裏切りに対する、報復といった仕事意識への徹底ぶりも含め)まるでゴルゴ13のようなプロフェッショナルの冷徹さを感じさせた。これら二種類のパーソナリティの鮮やかな対比、対照ぶりもこの作品にひとつの魅力を与えているように感じてならない。あまり有名ではない作品かもしれないが、自身が読んだ東野作品群の中でもレベル的に決して劣るものではなく、むしろ出色の出来ばえと言っていい傑作だった。
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No.19:
(5pt)

クールな短編集

 この短編集の作品では、主役は依頼人です。探偵はあくまで脇役で、名前すら出てきません。巧妙なトリック、事件関係者のさまざまな思惑が魅力的です。どの作品でも、最後に思わぬどんでん返しがあります。
 ぜひ続編を出して欲しいです。
探偵倶楽部 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:探偵倶楽部 (角川文庫)より
4043718020
No.18:
(3pt)

「探偵倶楽部」の二人の素顔は?

個人個人の利害関係が複雑に絡み合った様子を描いた「偽装の夜」、
愛情と憎しみが交錯して犯罪を引き起こした「罠の中」、母の死に
対し父や叔母に疑惑の目を向ける娘を描いた「依頼人の娘」、夫殺しを
計画した妻を描いた「探偵の使い方」、父と娘の悲劇を描いた「薔薇と
ナイフ」、この5編のどれもが、日常生活の中の身近なところにテーマを
置いている。同様の事件が実際に起こってもおかしくないと思うくらいだ。
多種多様の犯罪・・・。だが、どんなに巧妙に計画しても、必ず綻びは
あるものだ。完全犯罪などはあり得ないことを、読んでいて改めて感じ
させられた。それにしても、五つの事件で活躍した「探偵倶楽部」の
二人が気になる。いったい彼らの素顔は?
探偵倶楽部 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:探偵倶楽部 (角川文庫)より
4043718020

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