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夕暮れ密室
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夕暮れ密室の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.43pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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2015年に出た単行本の文庫化。 見所の多い作品だ。とくにメンタリティの部分が出色。動機に意外性があるし、心性の描き方が印象に残る。ただ、構成に難があるし、語り口が上手くないため説得力がない。ミステリとしては、かなり不満の残る出来だ。 今後に期待。 | ||||
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正統派学園ミステリー。探偵役と思われた女子高生が早々に姿を消し、それぞれに立場を異にするクラスメイトの視点から物語が語られ、推理合戦が繰り広げられる。 登場人物もほぼ生徒たちに限定され、高校生らしい悩みや楽しさ、そして切なさ等が上手く表現されており、青春ものとして楽しめます。但し、学園ミステリーとしては良いかもしれませんが、密室のトリックは別として、警察捜査の前ではそんなに犯人の思惑通りにはならないかな、と若干の不自然さも感じます。 ミステリー好きの方は物語の構成から、真相にはもうひと捻りを期待しますが、それでも程よく伏線も張られ、事件の背景も登場人物たちの心情を十分取り込んでいます。 | ||||
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バレー部のマネージャーを務めていた少女の死を中心に、揺れ動く高校生達の心情を描いた群像劇。 将来への不安と希望を胸に秘めた青臭い日常がリアル。 犯行動機や密室の成立方法にも光るものがあったが、総合的にはなるほど落選作といった印象。 読者の共感を呼ぶ青春風景を描写しておきながら、犯人や一部の登場人物のメンタリティがぶっ飛んでる。 さらに、ドラマより謎解きを優先してしまったため、終盤があまりに淡泊と感じた。 一つの殺人事件を多視点から眺め、それぞれの感慨や答えを導き出すコンセプトかと思ったが、どうも違うらしい。 群像劇である必要性は何? と問い掛けたくなる読後感であった。 | ||||
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