校庭には誰もいない
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点7.00pt |
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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横溝正史ミステリ大賞受賞の受賞第1作として書かれたミステリで、そのときのタイトルは「たゆたいサニーデイズ」でした。文庫化に際して、このタイトルになったと言うことですが、こちらの方が良いタイトルだと思います。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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2006年に出た単行本『たゆたいサニーデイズ』の改題・文庫化。 著者の第2長編である。デビュー作とはだいぶ感じが違う。 高校で起こる小さな事件を積み上げていき、意外な真相に至るというタイプのミステリだ。学園小説と少女小説の混じったような読みごたえで、どことなく違和感を感じていくのだが、それがちゃんと結末につながっており、感心させられた。 ただ、なんとなくモヤモヤしたものが残る。キャラクターの一貫性という点で、どうなのだろうか。 | ||||
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合唱部の女子生徒が春、夏、秋、冬と移り行く学校生活や行事を過ごし、 その時々で起こった日常の謎を、先輩と追う青春ミステリ。 うーん、青春部分がつまらない。ミステリ目線で読み始めたのに 思ったより青春部分にさかれてる量が多かったせいもあるものの、 クラス合唱で男女が対立とか、部活に汗水たらす姿に淡い恋心とか。 実態をありのままに書かれても、学生時代の思い出であって、 甘酸っぱいとか、キラキラする青春ではないと思う。 他方、ミステリ部分は構成が面白かった。構成上、 答が先延ばしになり、完全追求しない点、他にも細部には もやもやしたが、全体で見れば印象に残る面白さだった。 | ||||
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